0346 エジプト❶オールドカイロ-コプト教会で書く
思うまま書くエジプト旅1日目のひととき。
図らずもコプト教会エリア
フライトの日付間違いから、図らずも、初日に訪れることになったオールドカイロエリア。古代キリスト教の中心地アレキサンドリアが本流からそれて、異端となったコプト。ルネサンスやバロック絵画の時期以前の古代キリスト教の時代に素朴さをみる。
書いている
今、コプト教のハンギングチャーチにて、書いている。見上げると、古木を組み合わせた天井の梁の下に、丸い装飾のランプ。正面に十字架キリスト像といういつもみる教会とことなり、間に仕切りがあり、正面は平坦なステージ。もちろんパイプオルガンもない。
音
アラビア語の会話と、空調の音。休みにみんなで訪れている子供達のはしゃぐ声。匂いはない。背中とお尻に直角にあたる装飾性の高いベンチは、いつのものか。観察がすすむ。
好きな想像
5000年前のピラミッドの世界に入り込む前に、紀元後1、2世紀の世界に。考えてみると、日本はもちろんまだまだ弥生時代。イスラム教もまだなかったころ。今当たり前にあるものが、ある概念が、まったくなかったころを生きていた。そういう想像力の持ち方に好奇心を覚える。
選択の連続
人生も旅も、選択の連続。今、これを書くことで選べなかった旅の流れがある。逆もまたしかり。焦らずに息をする。今を生きる。
2023/07/29 15:16 ハンギングチャーチ
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