0061 雑談13 Kさんキャリアデザイン系@強みを活かしていく
【1on1雑談】
to 1on1ミーティングのよさを少し知りたい人
to 日本生まれアメリカ育ちの感覚に興味ある人
11月某日。 1on1雑談13人目は大手製造小売業のKさん。20代後半。HR系キャリアデザイン部署。神戸生まれカリフォルニア育のアメリカ人(見た目日本人)
10歳以上歳下ですが、仕事の付き合いからなぜかとんとんと仲良くさせていただいている方。ボルダリングの合間に話す。話した内容で印象に残った所。
どんな人間でありたいか?
自分の強みを活かした価値ある人間になりたい。人材育成の現場、キャリアデザインの部署で5年働かせてもらった。たとえば、海外からのスタッフが日本で学ぶプログラム。異文化の方に、自分の英語力を活かして学んでもらうお手伝いができたことは最高に楽しかった。
実は、先生になりたい夢があった。最終的にあらゆる職種が経験できる今の会社を選んでよかった。実際、キャリアデザインの職につけている。自分は海外で働くより、日本からサポートしていくのが合っている。英語を活かすという意味では、TESOLの資格もとった。英語教授法の資格。
人の成長がうれしい。そのルーツは?
アメリカの大学在学中、先輩の姿にならって、日本は熊本の児童養護施設で3ヶ月のボランティア活動の経験が大きい。あらゆる理由で親と住めない子供たちのお世話をし子供たちの楽しい姿をみて、先生のような職種につきたいと強く思った。
これまで日米両方での人生。自分に何をもたらした?
バランス感覚をあたえてくれた。神戸で生まれ5歳で渡米。カリフォルニアで育った。家庭内で日本語も話したが英語のほうが得意だった。 22歳で就職先を日本に決めた。アメリカのオープンマインドな心理と、日本の丁寧さや職人気質(Craftsmanship)。両国で感じた良い部分も悪い部分も知ることができ、批判的にのるのではなく、バランスよく客観的にものごとがみられるようになったと思う。
あわせて、素直に両親に感謝することができる。アメリカの大学では、たとえば友人が銃殺された学生など複雑な人生の人たちと多く出会うことができた。自分のことを考えると両親は愛情をこめて育てくれたと思う。素直に感謝している。
自分の強みを活かして新規事業を立ち上げたい
今の業務はやりがいはある。しかし、いずれもっと自分の力を発揮して介在できる仕事がしたい。社内の新規事業があればチャレンジしたい。そのチャンスがある会社だと思っている。
2021/12/02追記
現在、敷居が高い懐石料理について、価格破壊して大衆に提供したい。というアイディアも。
まとめ
グルメが過ぎて財布のひもが緩く、英語のときだけ急に発音がよくなるKさん。嫌味があるわけではなくむしろ好感がもてて、ピュアな空気感をもっている。経歴をみて”複雑”という言葉を連想したが、むしろ人生の方角がクリアになりつつあることが、シンプルなマインドの持ち主に見えた。一緒にいて居心地がいい。
今後も活躍が期待される。自分が言う立場でもないが、大きな志の解像度をあげながら、他者にない感覚・意見を、今後も積極的に前にだしていってほしいと思いました。今後ともよろしくお願いします。
360度、あらゆる人から学び取れることがある。年齢、国政、性別は関係ない。また余分なドラスティックなストーリーもいらない。事実を知り、過去の自分の知恵、知見と結びつくとき、新たな考えやひらめきが生まれる。続けていく。
____
旅行記 Instagram ken_yama.n
いろいろ FaceBook Yamanobe Kenichi
雑多な旧Blog WordPress India Life
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?