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0126 雑談26 Aさんキャリアデザイン系タスク@3年目の岐路

【1on1雑談】 
to 1on1雑談からえられることを考えていただける方

2021/12/15師走。少し仕事でからんでいた男性社員のAさんから話を聞いてほしいと、ありがたいお誘い。入社3年目くらいのリアルな意見を聞けるのはよい機会。

要約の苦悩

少し毛色の違う書き出しに。なぜだか、1on1の感想を書くときは、筆が重い。あんなに充実した時間なのに、いざまとめようと思うと、文章が進まない時がある。2つ理由がある。

ひとつは、相手のバックボーンやファクトを正確につかむのに時間がかかることが少し面倒を感じてしまうこと。もうひとつは、内容への責任。会話をつうじて、適切な気づきをえて、相手への適切でポジティブな影響をあたえたい。そう考えすぎている。無意識のプレッシャー。

筆が重いことは悪だ。楽しんで書けていない。無駄に時間ばかりかかっている。今回から、1on1の感想noteは、長さにこだわらず、構成にこだわりすぎず、思うがままに筆を走らせてみようと思う。

粒子をそろえることにこだわらない。文章の違和感を気にしない。不完全だが手触り感のある文章。スピードをあげる。走りながら修正するような感覚で。

Aさんのバックボーン

上海生まれ。2〜3歳で日本に移住したそう。中国での幼い頃の記憶はほぼないとのこと。大学はアメリカはオレゴン。商社マンの父への憧れからとのこと。流暢に英語を話している姿への羨望と、そうなれていない自分への悔しさが彼の背中を押したてきたよう。

生誕した上海の地にも、いつか行ってみたいとAさん。こんな話をして盛り上がる。”記憶はなくても、自分のルーツを探す旅をしてみたい”。昔の記憶の糸を手繰り寄せ、大脳皮質に刺激を与える作業。記憶の扉が開く瞬間を想像するとわくわくする。そんな話。

この雑談から去ること半月前、京都は真言宗智山派の総本山智積院を訪れていた。実家で檀家だったお寺の源流である。仏教。伝来から、全国への浸透、分派。地域に思想を拡げ、先祖に影響。それが脈々と自分にもひきつがれている。ルーツのたどる旅は、心の琴線にふれる。

白いキャンバス

本題にもどる。いろいろ話してくれた。正直な感想がまた2つ。ひとつは、今の自分の視点からみると、意見・考え・事象に対し、もうひとつ掘り下げる視点を導入するとよいと思った。もつひとつは、賞賛。26歳という時期、自分はそこまで、人生を考えて生きていなかった—ということ。

前者について。いろんなチャレンジをしているAさん。デジタルアート、サプリ販売の起業チャレンジなど。ひとつひとつの行動力はすばらしい。ただし、通底する思いがまだ弱いと思った。棚に上げて言う。世の中の課題解決、誰かの幸せを増幅するには?無理にでも、掘り下げてみてほしい。何か自分の中のマグマみたいなものにぶつかるかもしれない。

白いキャンバスのような純粋さを感じる。行動力がある。だからこそ、なんとなく動くというところから脱して、ひとつ人生の指針をじっくり決めてみる時間づくり。それをすすめたいと思った。迷いなく”北”に向かえることは、とても人生にとってある意味、楽。苦しい時期を超えてほしい。

まとめ-見守りつつよい影響ももらう

ビルの屋上で1時間話した。寒空のなかの日差しとコーヒーの湯気が心を穏やかにする。冬の晴れた日は比較的好きだ。Aさんは、お互いよい影響を与え合える人物だ。まだまだこれからかなり成長する。そう思わせてくれる目をしている。

自分の強みをいかに知り、どんな貢献が世の中にできるか。また定期的に話したい。

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