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0145 貿易実務検定”経済の大動脈の今を知る”-資格試験の3ヶ月❹

【学習記録】
to 貿易実務検定を受けた感想を聞きたい方

3/13、”貿易実務検定B級”受験。所感をまとめる。受かるためのHow to的な内容にはなってません。

なぜ受けてみたのか?- パーパスステートメントにつながるもの

自分がありたい”海外との架け橋”というパーパスステートメントの一句。これからのキャリアの中で、専門知識があることで、判断力の精度があがり、迅速に会社や世の中を良い方向にもっていける一助にという期待からになる。

海外勤務7年弱。なんとなく中途半端にかじっていた貿易業務。その歯抜けになった知識を系統立てて覚え使える知識にする。貿易とは、現代においては、経済そのもの。政治、社会情勢や政治、あらゆる産業にとって抑えなければならない経済活動の大動脈。

簿記2級で学んだ工業簿記。チェーンストア理論で学んだ商品ライン、価格ラインとフォーマット。そして、その間の原価構造をひもとくにあたって、貿易知識は必須となる。それは、世の中の構造を理解することにつながる。

受けてみてどうだったか?- 概要と感想まとめ

概要

現在はオンライン実施のこの検定。貿易実務、マーケティング、貿易英語の3科目から構成され、合計2時間45分の長丁場。 300点中70%にあたる210点が合格ライン。

画面をみながら、それぞれの設問ごとに制限時間がもうけられている。時間内に、マルバツや、選択肢をえらんで、次々回答していく。カンニングできないかといえば嘘になるが、勉強しないと受からないし、絵に描いた餅の資格は何の意味もない。ということで、一定の学習をしてのぞんだ。

参考書: “基礎がわかるテキスト”と”過去問集”
学習時間: 合計約15時間。事前にテキスト一読を2時間。直前に過去問と不足知識補填で集中13時間。空いた時間に貿易実務関連動画で知識補填。※個人の経歴としては、貿易業務への従事はなし。しかし、海外に7年弱勤務し、そこで少しかじっているアドバンテージあり。

感想まとめ

合格発表は4月8日。所感としては70%はこえたとは思う。感想は大きく3つ。
・しくみを知ることで、適切な方法を選ぶことによるコスト削減などの貢献につながる期待がもてた。
・世の中の動きを追い続けること、概念の定石をおさえることの重要性をあらためて感じた。
・世界共通のしくみを英語で覚え、操れることは、世界で仕事ができることにつながると思った。
ひとつずつ書きます。

感想1.しくみを知り知恵となり貢献へ

モノと紙(情報)とお金の流れ。なんとなく点と点が細い線になって、ときどきトラブルが起きた時、絡まって少しほどく。今まではそんな関わり方。それを、複数の視点から知識を補完していく。

このしくみは今の会社で活かせているのか?サプライチェーンに関わる会社ではあるが、専門的な知識を持ち、実務に関わっているメンバーはごく一部。変化のある貿易ルールを、有効に活用しきれていない可能性がある。

これは、鉱脈かもしれない。いくつか目ぼしい仕組みやコスト体系をピックアップ。知識を定着させ、貢献利益につながるしくみの変革に、ぜひ手をつけたいと思った。自社や自分という範疇だけではなく、日本や世の中を俯瞰して考えたい。

感想2.世の中を知り、定石を知ること

マーケティングの概念や世の中の動きに関する問題が一定数でる。いかに、貿易業務がこの世界の流れに連動してるかということ。なかでも、定石となっている経営学や経済学の世界的権威の概念がいくつか出題された。これまで知らなかった考え方が腹落ちし、実践と結びつき、血肉になっていく感覚がうれしい。

よく出題されているPコトラー、Mポーター、Hアサエルの理論。なんとなく知っている程度だが、今回、知的好奇心を刺激された。実生活や仕事に活かせそうなところから、少し手を出してみたいと思った。

感想3.世界共通の言葉とルール - 世界で活躍できる可能性につながる

最後に貿易英語。貿易実務の試験に英語読解の問題がある。感覚的には英検2級くらい。

貿易実務において、コミュニケーションする相手は世界中にいる。貿易の基礎知識を英語で身につけ、実務で使いこなせるということは、どういうことか?世界中、ルールはそう大きく違わない貿易業界。世界のあらゆるビジネスパーソンと仕事ができるということにつながる。知識を身に付けることで、世界で働ける優位性も増し、チャンスも広がるだろう。

英語の羅列への苦手意識が完全になくなるよう、資格試験後も、貿易英語はときどき触れていきたい。

最後に - To be contined

簿記、チェーンストア理論、貿易実務とつづけて学習できたことで、つながりが生まれた部分はよかった。

次は来週のQC検定3級。現在の本業に直接つながる資格。もっとも落とせない検定。それが終わったら一度この3ヶ月をふりかえりたい。得られた知識と知恵。その活かし方。そのシナジー。犠牲にしたもの。気づいた足りないもの。

そのあとは、複数回、週末旅に出る。人と会う時間、本を読む時間を増やす。

その後あらためて、次のチャレンジに向かう。簿記2級とTOEICの再チャレンジ、ファイナンシャルプランナー。ノーコードアプリ作成。仕事への世の中への貢献度を測っていきたい。

ネットでログインし、
所定の時間の範囲にこの3つにアクセスし、
問題をといていきます。
環境を重視し、ネットカフェのDICEにて実施

2022/04/08 合格確認

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