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0129 Book Hotel 神保町❷充実のフロア1.みんなの本棚

【街歩き】
to 本好きの方, 本推しホテルに関心ある方

つづき。ここから、各フロアに散りばめられた本との対話。読んだ本もあり、積読本もあり、気になる本もある。受容体の自分に、本の匂いが鼻腔をくすぐり脳に届けられていく。本とむきあう。

フロア1. みんなの本棚

1階はもはや固定テーマはないと思われる。その時期ごとの企画に沿っての品揃えという様相。今は、”みんなの本棚”として、お客さま”イチオシの1冊”が並べてある。みていく。

Twitterで募集してならべられた
お客さまの”イチオシの1冊”
なるほどと思う本が並ぶ。

読書量が、年間20冊程度の自分でもわかる本が多い。今年は100冊目標。

『本日は、お日柄もよく』

2010年浜田マハさんの作品。2017年5月に読んでいる。当時の上司から勧められて読んだ思い出の一冊。小説だけど、スピーチのハウトゥー本としても成立していたような。

当時、読書感想書いていなかった。それでも感覚的に覚えている。温かで丁寧。整えるための気持ちの作り方を学んだのを覚えている。また読み返す。

『科学的な適職』

別フロアで見かけた『やりたいことの見つけ方』は2021年に読んだ。その流れもあって、気になるタイトルだ。自分を納得させる生き方のヒントになるのではという期待。次に出会ったら購入しよう。

『いつでも会える』

なんとなく有名な本だったような気がする。絵が、NHKのリトル・チャロを少し思い出す。1998年の本なんだ。

エレベーター前 本棚1

『八日目の蝉』『罪の声』など自分が積読している本がいくつか。

左下の辻村深月著『噛み合わない会話と、ある過去について』…気になる。”怖い”らしい。”一言が他人の人生を大きく歪めてしまう”とは?これは、買ってしまうかも。

エレベーター 本棚2

読了本が1冊だけ…『マチネの終わりに』。壮大な音楽と愛の物語だったのを覚えている。ハードカバーの黄色とブルーが印象的だった。

カミュの『異邦人』も読もうとしている一冊。2020年に『ペスト』を読んだ。新型コロナの流行りかけで、あの頃の感情を鮮明に覚えている。

濱田マハ、重松清、西加奈子、辻村深月ももっと読みたい。

支配人の本とバレンタイン特集

まだ1階をうろうろしている。

エレベーター前 本棚3
エレベーター前 本棚4
『世界一シンプルな書き方の教室』

このホテルの支配人moonさんの本らしい。ぱらぱら見てみたら、読みやすそう。文章書くための初心者へのやさしいレッスン本のようでした。

受付前のボックス。バレンタイン特集。
『むらさきスカートの女』

バレンタイン特集と一番遠そう。今村夏子『むらさきスカートの女』だ。自身の積読本になっている。今村作品は『木になった亜沙』を読んだ。不思議なパラレルワールドにつれていってくれる唯一無二の方。くせになる物語が多い。

Book 診断

さいごにBook診断なるものが。やってみたところ、TypeBの好奇心旺盛タイプでした。最近リクナビの”グッドポイント診断”を実施した。せっかくなら、ここでも、本格的に診断するツールを開発してみるのもいいかもしれないと思った。

まとめ - 時間の負債 - 

読みたい本の量。それに対して読むためのスピード×理解力。圧倒的に人生の時間がたりない。本を知れば知るほど、時間の負債が積み上がっていく。

残りの人生、どう無駄なく本と付き合っていけるか。なかなか高尚なテーマ。”読書の目的”の再構築が必要。

“本を要約する論理的思考の鍛錬”に重きをおきすぎるべきではないと思っている。”本から得られるエッセンスをいかに自分の血肉にできるか”これらを察知するスキルをもつべき。

Book Hotelの空気感が、本そのものとの向き合い方を考えさせてくれた。合計12フロアあるうちのまだ1階だけ記事にしている。フロア2の投稿に続く。

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