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0282 福岡長崎③ “思い出”という言葉は波佐見で

2022年7月某日。2泊3日、福岡&長崎”九州旅”の記録と記憶。途中から後輩と合流。福岡から一路長崎は波佐見へ。

日程
Day1 羽田🛬博多🚃太宰府🚃博多 博多泊
Day2 博多🚙波佐見🚙佐世保 佐世保泊
Day3 佐世保🚙博多🛬羽田

波佐見について知ったこと

佐賀と長崎にまたがって拡がる焼物の産地。大陸より伝わる技術と作陶家により、この地の焼物の歴史は作られてきた。唐津、有馬、伊万里。焼物の産地がつづく。そして、実は知らなかった波佐見焼。

違いはなにか?出荷港名に由来したり、産地偽装で名称わけたりといろいろあった。現代の結論としては、有馬でつくれば有馬焼、波佐見でつくれば波佐見焼。そのなかでも、波佐見の焼物は”くらわんか椀”に代表される庶民に愛される焼物でファンを増やす。

コンプラ瓶を求め

陶磁器の専門店、くらわん館に
17世紀、当時醤油の容器として
用いられていたものが通称”コンプラ瓶”
主に波佐見で生産されていた
ポルトガル語のcomprador(仲買人)由来
だれのどんな発想からか
陶磁器絵付の実演風ロボがいた
中途半端なリアルさが
くすぐる
波佐見やきもの公園
世界の窯がそろう
興味深い

西の原、ちょうどいいサイズ感

以前は江戸時代から続く窯元が営む製陶所”福幸製陶所”が。2001年に廃業。文化的価値のある建物が、カフェ、レストラン、雑貨屋に生まれ変わる。広すぎず、ちょうどいいサイズ感で再生されている印象をもった。

廃校になった講堂の利活用
木の組み方がなんともいえない
レトロでノスタルジーをみる
西の原内
シンプルで飽きのこない
迷梅要素の少ない茶碗たち
モンネ・ルギ・ムック
今、思い出しても素晴らしいところ
ごちゃごちゃしていながら
妙な統一感がある
ほんもののレトロ感
モンネルギムック
食べ物がとにかく美味しい

中尾山へ”思い出”の波佐見

中尾エリア。まさに山あいにたたずむ陶器の集落。

焼物の町の
プライドのようなものを
感じとった
中尾山展望所から
中尾山伝習館
気さくなスタッフの方
このあと、下記のながせ陶房に
招いていただくことに
ながせ陶房monne taupes
作陶家の長瀬渉さんは
生き物を陶器でつくる
とても洞察と暖かさと深みのある雰囲気の方
作業場も見れて感動
ギターながせさん、きんきんさんボーカル
即席ライブの鑑賞も

心温まり、どこまでもピュアに
人生を美しく楽しく生きる
その輪の中に少しふれることができた
そんな気がしている

懐かしいようなうれしさ
人生の理想形のひとつ

鬼木の棚田 私たちだけの時間

棚田の美しさは
人間の必要の結果の産物であり
そこに暮らしがあること
HPより
各季節の顔

最後が佐世保編。

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