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悪い欲に支配されると、運氣が悪くなり物事全てが悪い方向に向かってしまいます。

欲はモチベーションの源泉であり行動の源でもありますので、欲を無くすことはできませんが、行き過ぎた欲は私たちの人生に悪影響を及ぼします。

キリスト教の七つの大罪の内、嫉妬、暴食、色欲、怠惰、貪欲といった行き過ぎた欲が悪影響を及ぼすことは明白ですし、これらは仏教における108の煩悩の中で最も恐ろしい三毒の一つ、貪欲の代表的な五欲、食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲が関わってきます。

これらの恐ろしい所は限度が無いことです。

欲望に限りはありません。

むしろ新しいものを手に入れ、おいしいものを食べ、怠惰に過ごせば過ごす程、エンドルフィンなどの脳内ホルモンがより分泌され、それが脳内麻薬としての役割を果たし際限が無くなっていきます。

まずそのことをしっかり認識しなければいけません。

行き過ぎた欲に良い効果はなく、そして限度も無いことを意識し、そういった欲を呼び起こすものからできるだけ自分を遠ざけることです。

欲の力は強く、意志の力で全てを抑えつけようとするには限度があります

まずは欲が起きにくい環境を作ることです。

欲が芽生える場所に行かない、考えない、イメージの力と欲の力が合わさるとそれも強い力になり得ます。

あれが欲しい、これが欲しい、あれはやりたくない、これはやりたくないと、行き過ぎた欲を連想させるものをイメージしないことです。

欲は全てが悪いわけではありません。

できれば欲を良い方向に向けることです。

マズローのいう欠乏欲求、生理的欲求や安全欲求、社会的欲求は最低限に満たし、その上で高いレベルの承認欲求や自己実現の欲求にイメージの力を向けることです。

技術や能力の習得、自己尊重、自己信頼、自分らしさの追求といったものに自分のエネルギーを向けることです。

自分が今どの欲を求めているのかを客観的に理解すること、そして自分自身の周りを良い欲を追い求めることができる環境にしていくことも大切なことだと思います。

それでは、本日は以上になります。

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