【マーケット考察】2023.10.3


米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比74.15ドル安の3万3433.35ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は88.45ポイント高の1万3307.77で引けた。ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比1億0141万株減の9億8913万株。

米議会上下院は9月30日、11月半ばまでのつなぎ予算案を賛成多数で可決。バイデン米大統領の署名を経て法が成立しました。懸念されていた米政府機関閉鎖は土壇場で45日分のつなぎ予算を議会が承認したことで、ひとまず回避されました。それでも11/17までですから本当に一時的回避というべきです。しかしながら、取り敢えずは、一部政府機関が閉鎖され、雇用統計など重要指標の発表が遅れ、景気に関する不透明感が増すとの懸念が後退しました。

マクロ経済指標に関して、米供給管理協会(ISM)が発表した9月 #ISM製造業景況指数 は49.0と、8月47.6から予想(47.9) 以上に上昇し昨年11月来の高水準となりましたが、経済活動の拡大と縮小の境目となる50を11カ月連続で下回る結果となりました。一方でISM雇用は51.2と予想外に50を上回りました。

米8月 #建設支出は前月比 +0.5%。伸びは予想通り7月+0.9%から鈍化。米9月 #米製造業購買担当者景況指数 (PMI). 改定値は49.8と、予想外に速報値48.9から上方修正され4月来で最高となりました。

ISM製造業景況指数と製造業PMI改定値が予想を上回ったため好調な製造業が示唆され、堅調なISM雇用から労働市場が逼迫しているとの解釈により、米国債相場は続落。10年物米国債利回りは一時4.7%を超え2007年以来の高水準に上昇する中で、終値ベースでは4.685%に達しました。

金利上昇が止まらない背景には、強気のFRBとマクロ経済指標リバウンドがありますが、その上昇スピードはやはり無視できないレベルです。

市場、、、、、、、、、、、以下DMMサロンまたは投資学ゼミにて

🔸投資学ゼミ
オンラインサロンでは個人面談とかありませんが、
もっとマンツーマン的に
学びたい方はこちらが断然オススメ→ ktatsuzawa0316@gmail.com まで

🔸【人生戦略を教える立澤賢一塾】
立澤賢一オンラインサロンはこちらから
↓↓↓↓↓↓
https://lounge.dmm.com/detail/4016/

・オープンで言えないことは、
こちらのクローズドオンラインサロンで
動画配信やzoomで直接ご質問いただけます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?