【マーケット考察】2023.3.7


米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比40.47ドル高の3万3431.44ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は13.27ポイント安の1万1675.74で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比4768万株増の9億8220万株。


昨日の米国株式市場は、今週末の米雇用統計や本日のパウエルFRB議長の最新のコメントを前に、全体的に様子見気分が強く小幅な値動きでした。
 序盤の取引では主要株価指数が堅調に推移し、ナスダックは1%超上昇する場面もありました。ゴールドマン・サックスがアップル社の投資判断「バイ」に変更し、目標株価を199ドルとしたことがその原因です。

しかしながら、昨日発表されたマクロ経済指標に関して、米1月 #製造業受注 は前月比‐1.6%と、12月+1.7%から再びマイナスに落ち込んだものの、予想(-1.8%) 程は悪化しませんでした。
また、米1月 #耐久財受注 改定値は前月比-4.5%と、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年4月来で最低となったものの、輸送用機器除いた1月耐久財受注改定値は前月比+0.8%と、予想(+0.7%) 外に速報値+0.7%から上方修正され、2022年3月来で最大の伸びとなりました。
また、国内総生産(GDP)の算出に用いられる製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値は前月比+1.1%と速報値から修正なく、2022年10月来で最大の伸びでした。
これを受け、10年物米国債利回りが3.95%と2年物米国債利回りが4.89%まで上昇したことから、ダウ平均は高値から下落。ナスダックはマイナス圏で引けました。
投資家はパウエルFRB議長が今日と明日の議会証言で今後の利上げの道筋について手掛かりを示すを注視している中、市場は年内に0.25%の利上げを少なくともあと3回見込み、金利が9月までに5.44%でピークを打つと予想しています。
金利引き上げに関して、先週末にローレンス・サマーズ元財務長官が3月0.5%利上げの可能性を検討すべきとコメントしていました。コロナ期後半の最大の当たり屋であるサマーズ元財務長官の発言はそれなりに説得力があります。
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