【マーケット考察】2023.10.12


米国株式相場は4営業日続伸。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比65.57ドル高の3万3804.87ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は96.84ポイント高の1万3659.68で引けた。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3488万株減の8億1017万株。


注目のマクロ経済指標に関して、9月 #米卸売物価指数#PPI )はガソリン価格の上昇が影響し、予想を大きく上回る内容で、前月比+0.5%となり、伸びは8月+0.7%から鈍化したものの、予想(予想:+0.3%) を上回りました。前年比では+2.2%と、伸びが8月+2.0%から縮小予想(+1.6%) に反して拡大し4月来で最大。

燃料と食料品を除いたコア指数は前月比+0.3%と、8月+0.2%から予想(予想:+0.2%) 外に伸びが拡大。前年比では+2.7%。伸びは予想(予想:+2.3%) 外に8月+2.5%から拡大し、5月来で最大となりました。

PPIはヘッドライン・コアともに予想を上回ったにも拘らず、債券市場は寧ろ買い優勢となり、10年物米国債利回りは4.573% まで低下。これが全般的に株価の下支え要因となりました。

ここ数日の市場は、FRB高官の発言を受けて米利上げサイクル終了への期待が高まっていますが、今回の米PPIのデータはその期待を裏付けにはなりませんでした。しかし、市場は利上げサイクル終了への期待を変更していないようです。

昨日公開された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月19-20日分)は以下のとおりです。


「当面、景気抑制的な政策を続けるべきと全員が判断。当局者らはストライキがインフレを押し上げ、経済活動を抑制する可能性があると認識。大半の当局者は経済は回復力があるものの、成長の下振れリスクを認識。当局者らはエネルギー価格の上昇、信用ひっ迫、中国の景気減速のリスクを認識。大半の当局者はインフレの上振れリスクを引き続き認識。慎重に進めることが可能性と全員が判断。当局者は目標へのリスクは両サイドあると認識。いくつかの議論が検討され、金利については『どのくらいの高さ』から『どのくらいの期間』に変更。当局者の大半はもう1回の利上げが適切と考えた。政策を十分に制限的な水準に維持することが重要と認識。大半の当局者は経済の道筋は不確実だと考えた」


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