【マーケット考察】2023.1.7


米国株式相場は急反発。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比700.53ドル高の3万3630.61ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は264.05ポイント高の1万0569.29で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4889万株減の8億6632万株。


経済指標に関して、(1) 12月の #米雇用統計と (2) #ISM非製造業景気指数 が発表がありました。(1) 12月の米雇用統計では、 #非農業部門雇用者数#NFP )が22.3万人増と20万人増の予想を上回ったほか、失業率も11月の3.6%から3.5%へ低下し、過去最低水準となりました。


雇用統計は、FRBが懸念しているタイトな米労働市場を映し出し、米連邦準備制度理事会(FRB)にはポジティブな結果であり、積極的な金利引き上げ政策が正しい方向へ前進していることを裏付けたにも拘らず、市場は逆の反応を示しました。


恐らく、同時に発表された平均時給が前年比4.6%と11月の4.8%から低下し、2021年8月以来の低い伸びとなったことで、賃金インフレが幾分和らいだ兆しが安心感につながったことがその主な要因だと思われます。


市場はインフレが今年から来年にかけて鈍化し、FRBの利上げサイクルも年前半には終了し、年内の利下げをも予想しています。以前の【マーケット考察】でも触れましたが、これをFRBは否定しています。市場では、FRBの政策転向にとって、賃金の動向が最大の鍵であり、その意味では昨日の平均時給の伸び鈍化の数字は市場にある程度の安心感を与えたようです。


一方、(2) 12月のISM非製造業景気指数は49.6と予想外に弱く、2020年5月以来2年7カ月ぶりにサービス業の景況拡大と縮小の分岐点である50を割り込みました。また、11月の米製造業受注も市場予想を下回る低調な内容でした。新規受注、雇用指数など構成要素の多くが50を下回っており、仕入価格も低下し、サービスインフレの低下への期待を示唆するFRBにとっては歓迎される内容で10年物米国債利回りは前日の3.72%から3.56%まで急低下しました。

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