【マーケット考察】2022.3.31

米国株式相場は、5営業日ぶりに反落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比65.38ドル安の3万5228.81ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は177.37ポイント安の1万4442.27で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6959万株減の9億7641万株。

前日の株式市場では、停戦交渉進展への期待から上昇していましたが、昨日は一転、売りが先行。前日まで4営業日連続で上昇していた反動で、利益確定の売りもみられ、下落しました。

今日は月末&四半期末。3月の米株は、最安値から10%程度上昇しましたが(月間で5%)、結局四半期ベースでは2年振りのマイナス転が確実です。今回の株価上昇により、ポジション調整がかなり進みましたが、一方で4月以降の展望が好転したわけではなく、投資家は引き続き守りモードと言えます。

昨日は、ロシア・ウクライナの停戦交渉が進まないことが嫌気され、その意味では、依然としてヘッドラインに一喜一憂する展開が続いています。ウクライナは前日開かれた停戦交渉で、ロシアが支配する南部クリミア半島の帰属問題を棚上げする譲歩案を提示した一方、ロシアは首都キエフなどでの軍事作戦を縮小すると発表しました。しかし、米国や英国を含むいくつかの国々はロシアへの懐疑的な見方を崩していません。実際に、ロシア軍は南東部マリウポリの包囲を続け、攻撃を強める構えを示しており、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアは新たな軍を送り込んでいる」と述べました。

前日の債券市場では、米中貿易摩擦が悪化した2019年以来振りに、2年債利回りが10年債を一時的に上回る「逆イールド」が発生。景気後退の予兆とされており、米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げによって、景気が冷え込むとの懸念が強まっています。こうした投資家心理の悪化も株売りを促しました。昨日も指摘しましたが、歴史的に見ると逆イールドは将来の景気後退を予測する材料になる可能性が高いですが、そのタイミングまちまちで平均20カ月先との分析も出ています。

最近の相場の反発から、、、、、、
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