【マーケット考察】2023.4.1


米国株式相場は3日続伸。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比415.12ドル高の3万3274.15ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は208.44ポイント高の1万2221.91で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は11億8643万株。


第1四半期は終了。米国地銀を発端にした金融危機の影響で金融市場は乱高下しましたが、金融当局が上手くコントロールした甲斐あり、終わってみればナスダックを中心に株価は大きく上昇しました。


このミニ金融危機とそれに続く規制強化という意外なツールが加わって、FRBのタイトな金融政策はむしろ多様性を増したことが大きいと思います。


この金融規制強化は、高インフレ最中での資産価格の抑制効果が期待できます。事実、金融危機が沈静化しても中小金融機関の株価の戻りは鈍いです。つまり金利上昇局面における自然な景気減速という、正にFRBの望んだ展開になりつつあるようです。


第2四半期の課題は、この金融規制の詳細及びそれが経済に与える負のインパクトの定量化。これがある程度目処がつかないと、株価も債券価格も目標値が設定できないです。

 経済指標に関して、2月の #PCEデフレーター は前月比0.3%上昇。エネルギーと食品を除いたコア指数も0.3%上昇したものの、いずれも伸びが1月から鈍化。コアの伸びは市場予想(0.4%上昇)を小幅に下回りました。
米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注目している同指数の1年期待インフレ率確報値は3.6%と、速報値3.8%から予想外に下方修正され2021年4月来で最低となりました。
FRBが賃金インフレに絡んで特に注目している「住宅を除くコアサービス」の前月比の伸びは、昨年7月以来の弱い伸びだったと指摘。この点がFRBにとって最も明るい材料でした。

PCEデフレーター は、インフレ圧力が依然強いながらも鈍化していることが改めて示され、市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のために進めている利上げのペースを緩めることへの期待が拡大し、株価を支えました。
3月 #シカゴ購買部協会景気指数 (PMI)は、、、、以下投資学ゼミにて


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