【マーケット考察】2023.2.8
【マーケット考察】2023.2.8
米国株式相場は4営業日ぶりに反発。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比265.67ドル高の3万4156.69ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は226.34ポイント高の1万2113.79で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7194万株増の9億6280万株。
パウエルFRB議長はイベントでのパネル・ディスカッションで、「財のセクターで #ディスインフレが始まった 。賃金上昇率の鈍化も好ましいとし、FRBのこれまでの利上げが効果をあげつつあり、今年は大幅なインフレ低下の年になることを期待できる。一方で、強い雇用指標が続けば、 #ターミナルレート はもっと高くなる可能性も考えられ、2%のインフレ達成には今後長い道のりがあるが故に、昨年12月の金融政策会合で示した想定よりも多くの利上げを実施しなければならない」と、金融引き締めに積極的な #タカ派と 、消極的な #ハト派 の両方の要素が入り交じっていた内容を発言しました。要するに、強い雇用統計が予想外であったことを認め、利上げは続かざるを得ないことを再確認したということです。
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