Nikon Zf vs Zfc vs LUMIX S5II
先日、幕張メッセで開催されたAUTOMOBILE COUNCILへ3日間通った
今年で9回目を迎えるこのイベント
単に車を並べるだけでなく、自動車を“文化“として捉え様々なコンテンツを楽しめる
そんな中、Nikonのブースではカメラの無料貸し出しが開催された
今回は、Z8、Zf、Zfcが用意されていた
誰でも申し込みすれば、希望のカメラを3時間貸してくれる
しかも使用したSDカードは貰えるという太っ腹
初日にZfc、2日目にZfを借りた
フルサイズのZ8は、今回自分のフルサイズミラーレスのLUMIX S5IIを持っていったので、コンパクトなZfcとZfをチョイスしてS5IIと比べてみた
今回借りたZfcのレンズはNIKKOR Z DX 16-50mm f3.5-6.3 VR
沈胴式ズームは収納時は本当にコンパクト
見た目もシルバーでパンケーキレンズのようでカッコ良い
Zfcはブラックとシルバーのボディがあるがシルバーがレトロで良い
そして、もう1台はZf
こちらのレンズはNIKKOR Z 24-70mm f4 S
そして、こちらがいつも使っているLUMIX S5II
レンズはLUMIX S 20-60mm/f3.5-5.6とLUMIX S 50mm/f1.8
まずはZfからの写真を一枚
次にZfc
そしてS5II
こうして並べてみると、Nikonの方がLUMIXよりもクッキリ写っている気がする
とくにZf+20-70mmは、クッキリ鮮明な表現ができる
もう少し比較してみよう
同じアングルだとわかりやすいが、ご勘弁
やはりNikonの方がカッチリと写っている
同じクルマを撮っているのがあったので
このシトロエン2CVの写真は、LUMIXが雰囲気が出ていて良いかと思う
ZfとS5IIの比較を一枚
LUMIX S5IIは50mm単焦点 f1.8のレンズなのでボケも大きいが、雰囲気ある
もう一枚ZfとS5IIの比較
すべて撮って出しの写真だが、このアルファロメオの発色はS5IIの方が深みがある
Zfに装着したf4のレンズも優れもので、適度なボケを表現する
30年前に早逝した天才F1ドライバーであるアイルトン・セナのヘルメットに焦点を合わせ、背景の彼のマシンマクラーレン・ホンダMP4/6をボケさせる。ちょうど良いボケ具合。
Zfcでも撮り方によってはボケを出せる
S5IIに単焦点50mm f1.8はボケを得意とする
さて3台のミラーレスカメラを試してみたが、それぞれ良さがあり甲乙つけ難い
操作性を考えるとしっかりしたグリップに見やすいファインダーでLUMIX S5IIに軍配が上がる
コンパクトで軽量ということを考えるとZfcがダントツである
ZfもコンパクトながらZfcはさらに小さい
これはZfがフルサイズセンサーでZfcはAPS-Cというところにも影響していると考えられる
重量はZf本体が630g+今回の装着レンズが500g=計1,130g
Zfcの本体重量は390g+今回の装着レンズが135g=計525g!!!
LUMIX S5IIの本体は740g+50mmレンズが300g=計1,040g
S5IIに付属の20-60レンズが680gなので本体込みで計1,420g
というわけで、圧倒的にZfcの軽量コンパクトが証明された
レンズ込みで525gとはペットボトル飲料と変わらない
しかもこの沈胴式のレンズを格納すれば携帯に便利
写り具合も上記作例を見ていただければ、上位機種と遜色ない
それでいて価格はZfやS5IIの約半額
グリップが効かないのも最初は違和感あったが、要は両手できちんと持ってカメラを構えれば問題ない
さて困った
Zfcが欲しくなってきた
でもマイクロフォーサーズのOM-DやLUMIX G100Dも気になる
悩みは尽きない
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