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マンガでラクに楽しく読めて、かつインテリぶれる文学作品

こんにちは。知的好奇心は旺盛だけど読書は嫌いなTatsuyaです。この記事では、本だととっつきにくいけど、マンガで読むことでラクに楽しめて、かつ友人・知人にインテリぶることができる文学作品を紹介します。

第三弾として今回ご紹介するのは「資本論」です。

『資本論』は、19世紀のドイツの哲学者であり経済学者であるカール・マルクスによって書かれた経済学および政治哲学の著作です。この作品は、資本主義経済の構造と発展の仕組みを批判的に分析しています。『資本論』は、資本主義経済がどのようにして生産手段の私有と労働力の商品化を特徴としており、それがどのように利潤追求のための資本の蓄積と再生産に結びついているかを解明します。

マルクスは、資本主義が内包する矛盾、特に資本家(生産手段の所有者)と労働者(労働力を売ることによって生計を立てる人々)の間の階級闘争を中心に論じます。彼は、資本主義が労働者を搾取し、不平等を生み出すシステムであると主張し、最終的には自己矛盾によって崩壊し、共産主義社会へと移行すると予測しました。

『資本論』は三部作として計画されましたが、マルクスの生涯には第一巻のみが完成し、1887年に公表されました。残りの巻は、彼の死後、フリードリヒ・エンゲルスによって部分的に編集され、公表されました。この著作は、経済学、社会学、政治学など多くの学問分野において基本的なテキストとされ、資本主義社会の理解と批判のための重要な枠組みを提供しています。

この本の内容を理解できればかなりのインテリ/意識高い系アピールできますが、一つ難点があります。それは、もし読んでいる方が現在会社員などの労働者である場合、この”資本論”を読むと働く気が失せる可能性があることです。

前述の通り、この本ではマルクスは資本主義および資本家を批判的に論じています。特に剰余価値と呼ばれる、本来労働者が生み出す価値を資本家が吸い上げ、利益を享受するという構造は、労働者の立場ではいくら頑張っても、その頑張りは資本家の利益にしかならない、ということを言っているわけです。会社は誰のものか?っていう論争ありましたが、間違いなく資本家/投資家のものです。

働く気失せますよね。。。

なので、会社員や労働者の方にも読んでもらいたいのですが、もしあなたがメンタルが弱いとおもってらっしゃったら、この本をお勧めしません。メンタルに自信がある方、会社員や労働者ではない方はぜひ読んでいただき、資本主義の構造を理解、さらに稼いでいってください。

『資本論』第一巻だけでも、約1,000ページに及ぶ版もあります。仮に1ページを平均的に3分で読むと仮定すると、第一巻だけで約3,000分(50時間)が必要です。これはあくまで大まかな計算であり、実際には理解の深度や読書環境によって大きく異なります。

そのため、『資本論』を読み終えるためには、数週間から数ヶ月かかると見積もるのが現実的です。また、その理論を深く理解し、他の文献と照らし合わせながら読む場合は、さらに時間がかかるでしょう。

しかし、マンガ版であれば15〜30分で読めます。私はせっかちなので15分で読みました。

たった15分で資本主義の構造や本質を理解しインテリブレるなんて、なんてコスパとタイパのいい余暇の過ごし方でしょうか?

ぜひお試しください。

以上、Tatsuyaでした。

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