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1か月予報の時系列図に実況データを追記してみる
長期予報はなかなか利用するのが難しい。どのくらい信用してよいのか、判断がつきません。実際はどうだったのか?今年4月からの時系列図について、予報図に4週後の予報図の実況を追記するプログラムを書いてみました。
4週前までの予報は結果に関しては予報通りのとき、そうはならなかったときと様々でした。今年4月からの図は以下のURLから閲覧できます。
https://seasonal-forecast.co
10/5)高森の朝の気温が熊本よりも高くなった
10/3の朝の最低気温について投稿してから、山間部と平野部の朝の気温が気になっていたところ、10/5の朝に珍しい事象がありました。
10/5)朝6時の気温高森:19.2℃ 南阿蘇:18.3℃ 熊本:18.5℃
高森の気温が熊本の気温よりも高い・・
前回投稿後に知った雲海カメラをみるも時すでに遅し。
twitterを検索してみるとこの日は阿蘇乙姫側は薄く雲海がかかっていた模様
天気は?高森と
10/2)南小国 朝の気温があまり下がらなかったのは・・放射冷却について調べてみる
10月に入っても九州は暑い日が続いています。
一方で、熊本の朝の気温は、台風が通過した17日以降、20℃近くまで下がるようになって、ようやく過ごしやすくなってきました。
<10/4追記>
ごちゃごちゃ書いてしまいました。
小国町には雲海がかかっていたとの報道を見つけてしまいました。
https://www.news24.jp/articles/2021/10/02/07949235.html
1か月予報はどのくらい適中するのか?出現率について
前回、最終回のつもりでしたが、気象庁の精度評価方法に準じた確率ごとの出現率を出してみましたのでお伝えします。
予報確率ごとの出現率2020年に発表された全52週の気温、降水量、日照時間の予報確率ごとの出現率は次のとおりでした。
出現率=(各予報確率での)出現回数/(各予報確率での)発表回数
なお、グラフ中の数値は発表回数です。
いずれの要素も、予報確率10,20%では過大、30,40%では
1か月予報はどのくらい適中するのか?(その6)気温 3-4週目予報
「1か月予報はどのくらい適中するのか」と題して5回にわたってお伝えしてきました。その最終回となる6回目は気温の3-4週目予報です。
予報確率ごとの発表回数1/18からの50週、200回の予報確率ごとの発表回数は次のとおりでした。
気温が高くなる確率が50%以上と予想された回数は102回(51%)と半数を超え、平年並みかやや高いとする20:40:40の確率の64回(32%)を加えると3-4週目予報
1か月予報はどのくらい適中するのか?(その5)2週目予報 気温
今回は2020年に気象庁から発表された2週目予報の適中状況についてお伝えします。
予報確率ごとの発表回数1/11からの51週、204回の予報確率ごとの発表回数は次のとおりでした。
2020年は気温が平年よりも高い状況が長い期間予想されたこともあって、気温が高くなる確率が60%以上の発表が全体の37%を占めました。
10:10:80 21回 (10%)
10:20:70 23回 (11%)
1か月予報はどのくらい適中するのか?(その4)気温 1週目予報
1か月予報では、この先1か月(28日間)の予報に加え、気温のみ、1週目、2週目、3-4週目の確率予報も発表されます。今回は2020年に気象庁から発表された1週目予報の適中状況についてお伝えします。
予報確率ごとの発表回数1/4からの52週、208回の予報確率ごとの発表回数は次のとおりでした。
2020年は気温が平年よりも高い状況が長い期間予想されたこともあって、気温が高くなる確率が60%以上の発