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旧中条村歴史民俗資料館 1/100復元模型

 旧中条村歴史民俗資料館は平成22年1月に長野市と合併して、中条歴史民俗資料館となりました。その後、長野市役所中条支所の建替の場所となってしまったために、令和元年冬に解体されてしまいます。

せっかくなので、この当時の建物を復元してみました。
素材は厚い紙のケンラン400g(厚み0.5mm)を使用し、サッシのガラスは0.2mmのプラ板を直貼り、ちょっと手の込んだところでは、ブラインドも再現してみました。

蔵の形ですので、屋根の部分は結構苦労しました。

元データは、インクジェトプリント用のイラストレーターデータを使用。
基本の形となる部分をグレーの紙にして、外側の壁には若干クリーム色が入ったような白色の紙を使用しています。

ちなみにマンホールもきちんと刻印されています。

製作当時に使用していたレーザーカッターは3.5Wのダイオードレーザーのため、白色を反射して刻印が上手くいっていません。

この作品は2021年(令和3年)4月に完成し、長野市役所中条総合市民センター1階の展示コーナーに展示しています。このほかにも中条地区から産出した化石なども展示しています。2階には中条地区の民俗資料が展示・収蔵されています。

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