第52回日本コインオークションの個人的注目Lot

2020年12月13日(日)に開催される第52回日本コインオークションのカタログが届きました。

個人的に注目しているLotについてつらつらと書いてみます。

Lot.82 ビルマ1キャット銀貨 1852年 VF 開始価格:5,000円

最近注目が集まっているビルマの孔雀銀貨です。

元々この銀貨はハイグレード(極美~準未使用以上)のタイプはオークションでも高値落札されていましたが、ここ1年ほどは当LotのようにVF程度のグレードでも高値がついたりしてします。

第99回 入札誌「銀座」オークションでは、NGC鑑定VF35(銀座コイン鑑定VF-)が19,000円で落札されていました。数年前に比べると倍以上の値上がり率です。

このLotもそこそこの落札価格が予想されますが、Cleaened(洗いあり)となっているのがネックになって1万を少し超える程度に留まるかもしれません。

【結果追記】
落札結果は8500円でした。思ったより伸びませんでしたね。

Lot.86 カナダ1オンス金貨 2003年 FDC 開始価格:18,6000円

地金投資用金貨として有名なカナダのメープルリーフ金貨です。これがオークションアイテムになるのがちょっと驚きです。わざわざオークションで落とさなくても、田中貴金属とかで買えばいい気がするんですが...

【結果追記】
落札結果は20万円でした。地金価格よりやや低めですが、手数料込みで考えるとトントンかな?

Lot.191 フランス20フランアルミブロンズ貨 1951年 UNC 開始価格:600円

フランスが発行した近代の貨幣です。開始価格が1000円を切るLotにあまりお目にかかったことがないので、注目Lotとして挙げました。

僕の手持ちのコインカタログ(近代世界コインのカタログ 1850 - 1964)によると、未使用品でも850円という評価になってますので、今回の落札価格もその程度になるかなと思います。

正直このクラスをオークションに出品しても出品者・主催者ともに手間のほうが高くつきそうだなとか余計なお世話なことを感じています(笑)

【結果追記】
落札価格は8000円。これはもう素直にごめんなさいするしかないです。

Lot.198 フランス領インドシナ 1ピアストル試作銀貨 Proof UNC 開始価格:2,500,000円

フランス領インドシナ1ピアストル銀貨の試作貨です。

年号揃えに挑戦しているほど好きな大型銀貨なのですが、まだまだ不勉強で、試作貨があるとは知りませんでした。

先日の第32回 銀座コインオークションではフランス領インドシナ1ピアストル銀貨1889年プルーフ貨幣が230万円で落札されていましたが、この試作貨の落札価格がどこまで伸びるか楽しみです。

【結果追記】
落札価格は360万円。伸びましたねぇ...

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