ひらめき☆マンガ教室 第5期 課題6 かわじろうさん「正三と九太郎」ネームの感想

妻を亡くしたおじさんが唐突にインコと生活する話

以前、妻の実家からインコを預かった経験があり、この作品と同じ様に基本的に部屋で放し飼いにしていたので、まさにインコが肩にとまった時の『信頼されたのかも』と思う感覚や爪が食い込む感覚を思いだしました。

個人的な感想になってしまいますが…
一読してシンプルでちょっと切なくて、明るい気持ちになる作品で素晴らしい。しかし読み返してp15のインコが喋る所が絵的なみどろだと思うのですが、その直前の肩にとまるところに違和感がありました。背後から羽音が耳に近い肩に近づき、とまる感覚は、それが初めての経験なら僕は怖いと感じると思います。

羽ばたきとまる瞬間をみたいとおもいました。
インコのとまる瞬間を躍動的な面白さとしてドラマチックにすることで、怖さや驚きや嬉しさの繊細な心の動きが自然と感じれるのかなと思いました。そこの表情や動きのリアリティーがあると、その後の喋るクライマックスまでの間のとりかたの漫画的なデフォルトな絵と差異もうまれるて可愛いさが引き立つのかも!と読み返して思いました。

最後に
一読してサラッと読めて、切なさもありながら優しい気持ちになる作品でとても好きでした!!

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