WEEK8【商品を売りたいなら商品をPRするな】

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~ブランディングスキル~

▼目次

1.商品を売りたいのであれば商品を売るな

2.ブランディングスキルとは

3.4つのブランディング

4.負のスパイラル

5.ブランディングの内容

6.終わりに


1.商品を売りたいのであれば商品を売るな
今回はブランディングスキルについて書いていきたいと思います。
ブランディングがないとどんなにいいサービスでも、しっかりとした商品でも売れません。
美容師に例えると、髪を切るという相場は決まっているのに、1回5万円取る人もいれば、1回千円の人もいます。この4万9千円の違いをどのようにして生み出すかという事について書いていくという事です


2.ブランディングスキル
まず、会社にはいろいろな部署があり、その部署ごとに整理していきたいと思います。
マーケティング
特定の人に好きというのを伝えること

アドバタイジング
不特定の人にビラを配って好きですと伝えること

PR
自分が好きと伝えるのではなく他の人が、あなたのことが好きみたいよと伝えること(第三者)

ブランディング
相手からあなたが好きといわれること

このようにブランディングさえあれば、相手から好きと言われているので、マーケティングもアドバタイジングもPRもいらないんです。
ブランディング無しで好きですと言っていると中々上手くいかないんです。
鼻毛が出てて、身なりも適当な人が何百人の人とお見合いをしても時間の無駄です。イケメンにして、身なりをしっかりすることで百発百中になるという事がブランディングです。


3.4つのブランディング
コーポレートブランディング
・どう操るのか
・HP、ロゴ、パンフ、代表者、提携先、資本金、法務

プロダクトプランニング
・何を売るのか
・価格、材料、パッケージ、雰囲気、デザイン、希少性、認可、資格、効果

マーケティングブランディング
・どう広めるか
・チャネル、ターゲット、メディア、口コミ、SNS、キャッチコピー、ストーリー

セールスブランディング
・どう売るか
・販売促進、提携先選定、顧客選定、資料

このようにブランディングといっても4つに分けることができます。


4.負のスパイラル
ブランディングがないとどのような負のスパイラルが起こるか説明します。
ブランディングがないとAの商品とBの商品は同じ商品になります。そうすると価格競争が起こります。
ここから負のスパイラルにはまっていくんです。
→価格競争(Bの商品よりもっと安く)
→サービス競争(商品と一緒にレシピを渡す、商品にプラスして何かサービスを追加する)
→自社コスト(サービス競争をすると自社コストが増加)
→利益率低下(売り上げの低下)
→コスト削減(利益を出そうとコスト削減しようとする)
→PR削減(PR部分のコストが削減される)

ここまできてまた価格競争に戻るという負のスパイラルになります。



5.ブランディングスキル
・コーポレートブランディング=〇〇だが〇〇ではないと明確に断言
競合を把握するが、絶対に競合を作ってはいけない
例:美容室だけど美容室じゃないという事が大切になってくる。
〇〇専門店とか、○○特化型などはスモールスタートには特にいいブランディングです。
Googleがすごくいい例で広告収入が90%を占めます。はたから見たら広告会社ですか、広告会社と言ってしまうと色々な会社と価格競争が起きてしまうので、広告会社だけど広告会社ではないと明言をしています。

・プロダクトブランディング
価格設定が重要になってきます。売り上げよりもどれだけ残るのかという事を考えていかないといけません。
しっかりと根付けフローをしていかないといけないという事です。
一番利益が高い場所はどこなのかという事をデプス調査、人件費、仕入れ原価などすべてを含めての費用などから見極めないといけないのです。
世間の相場ではなく、どのように付加価値をつけていくのか、相場500円のものをどのように上げていくかという事が経営の面白いところでもあります。
安ければいいというわけではないという事です。

・マーケティングブランディング
何を目的として経営していくのかが大切になります。儲けファーストなのか、ゆったりしてもらう事をファーストにするのか、それによって商品を売る価格が決まってくるからです。

・セールスブランディング
商品を売りたければ商品をPRしてはいけないです。商品やサービス以外のもの(付加価値)をPRするという事です。
例えばYMAHAを上げてみると、YAMAHAはピアノを売りたいが、いきなり買ってくださいと言われても高すぎて買いません。だからピアノ教室を開いて、そこでそのピアノを売る戦略を立てているんです。
商品を売りたければその前の段階である売り方のブランディングが大切になるという事です。


6.終わりに
最後まで見ていただきありがとうございました。
今までとは変わりかなり実践的な内容ではなかったでしょうか。
少しづつではありますが前進していきましょう!!




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