星が輝く夜
良い曲だよね。
歌うのは、なにわの出世頭、KIRA。
本日発売のニューアルバム「SURVIVE」に収録されています。
王道のバラードとして絶大な存在感を放っている点もさることながら、
R&B系スロウの大前提とも言えるドリーミーなアプローチが全面に打ち出されており、
無限の彼方へいざなわれるような麗しい聴き心地。
よく、USのシーンから鳴り物入りで登場したちゃきちゃきの若手R&Bシンガーが、アルバムの最後の方でだめ押しのごとくゆったりとした美メロソングを歌うじゃないですか。
コテコテなんだけど認めざるを得ない魅力に溢れていて、気付けばトレードマークであるイケイケなスタイル以上に好きになっていることも・・・
この曲も、そんな感じ。(これでも全力で褒めてます)
手がけたのは、JUJUに「PLAYBACK」なる鮮烈な新境地を授けたことでも知られるUTAと為岡そのみの名コンビ。
クレジット情報を知ったのが曲を聴いた後だったので、「この人が作ったから聴いてみよう」という心理作用もなければ、先入観も一切なし。
ゆえに、彼らがいかに優れたセンスを持つクリエイターであるかをあらためて思い知ることとなりました。
KIRAの歌声もいつにも増してスウィート。ハスキーなのに透明度抜群、という独自の境地を切り開いております。グッときたい(と願う)地点で何不自由なく満たされるのは、間違いなく彼女の手腕が輝いているお陰。
ほかにも、一癖も二癖もある秀曲が軒を連ねるミニアルバム「SURVIVE」。本当はもっと色々と語りたいところではあるのですが、それはまた、別の機会に。
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