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マニラKTV☆カラオケ物語2

2007年1月、この時は仕事の都合で2泊3日の強行日程だった。


俺は、この月の一週間後にも4泊5日の渡比予定でチケットを取っていた。


その時の疑似恋愛をするフィリピーナを、探しに行く旅でもあった。
    

あまり時間が無い中で、いい出会いなんて実現するのだろうか??


そんなことを考え巡らしている間にPR431便は、マニラにほぼ定刻通りに到着した。


午後2時には定宿にしていたエルミタのシティガーデンに、チェックインすることができた。


この時の同行者の藤田さんは入国日は同じであるが、俺より長く12日間の滞在予定である。  


藤田さんの彼女のミシェルは、深夜に来るということなので


それまでの間KTV巡りに、付き合ってもらうこととなった。


夕方まで一人でロビンソンやハリソンなどで、時間をつぶした


そして時間が19時を過ぎ藤田さんと供に、いよいよKTV巡りの開始である。


手始めにすぐ近くにある「KAI&LOVE」からスタートした


CCAの人数は30人くらいか、可もなく不可もない感じである。


たまたま席に着いた子であるが、可愛いのだが自分の好みとはちょっと違う感じがした。

『おいおい健太~、この子すげー可愛いじゃん』

『今晩彼女が来なければ、俺が口説きたいくらいだよ~』

同行者の藤田さんは、やや興奮気味にまくし立てたのだが、今回だけは安易な妥協をする気がなかった。


しかし携帯番号さえ教えてくれず、俺などは全くお呼びではなかったようだ(笑)


1セットで終了し、2店目はマラテにある「エスタンシア」に移動した。


正直なところ、ここも何故かほとんど記憶に残って無い。


1セット持たずに終了して、タクシーでマカティまで移動した。


そしてパサイロードの「ファーストステージ」に入店した。


この当時は、かなり女の子の質もレベルも高かった記憶がある。


結構な客入りであったが、ウエイティングの女の子も40人位は居た。


ショーアップをしてもらい、この中で小柄なカイラという子を指名することにした。


日本語もそこそこ出来る子で容姿もノリも良く、次回の擬似恋愛の有力候補になった。


つづく


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