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3度目の緊急事態宣言を受けて

今日から東京等一部に対して緊急事態宣言が発出された。目的は人流の抑制と病床の逼迫解消など。確かに、目的達成のためには有効な手段の一つだとは思うが、本当にこの状況で出す意味があるのだろうか。

まず、人流の抑制。

そもそも人の流れの多くは通勤や通学だと思われる。だとしたら、まずはこれらの部分にピンポイントで対応すべきではないか。飲食店や遊興施設に対してだけ対策を求めても、そもそもの人の出を抑えないと意味がないのではないかと思う。彼らに対して守らなければ罰則を適用するのであれば、出勤を7割減らせない企業に対しても同じような対応すべきでは?と考える。

こういうことを言うと、「いきなりそんなことを言われても準備に時間ない」とか「うちは出社しないと仕事が出来ない」とか反論されるが、よく考えて欲しい。

「一年前から言われてるのに準備ができないとか有り得なくない?」

出社に関しては、確かに現場にいなければ意味をなさない仕事があることは理解できる。ただ、社員全員が出社する必要がある会社ってどのくらいあるのだろうか。。。そして、本当に出社が必要なら行政側も許可制度を導入するなどの対応をして、きちんと届出をする態勢を整えれば良いだけ。(これも、「いま言われても」とか言われそうだが、前述に同じ)

次に病床の逼迫の解消。

これも上記同様、一年以上の期間があったにも関わらず、何も有効な対策をうててなかっただけの話。

要は、事が起こってからでないと動けない体質がこの緊急事態宣言を招いてただけの話ということになる。

今回の件は、国や地方のリーダーに大きな責任はあるが、こんなことしか出来ないリーダーを選んでしまった我々にも責任はある。こういうことを忘れずに、今後の選挙に活かしていければ、まだまだ日本も成長が出来るんじゃないかと考えてた日曜日の朝。

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