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私の推し:Chrome Extension編

今日は私の中での推し、というテーマでおすすめのChrome Extension、
Language Reactor をご紹介したいと思います。レッツゴー!

・まえおき
・Language Reactor紹介
・導入方法
・外国語学習について
・最後にひとこと

まえおき:外国語を学ぶ際に「若いと学びが早い」というのは良く聞く話です。私も小学生の時に英語を学んだおかげで比較的早く(2年程度)基本会話・読解能力を習得できました。しかし、この常識を覆した人がたくさんいます。かなり前になりますが、「冬のソナタ」などの韓国ドラマが大ヒットした韓流ブームと時に私の母親、そして祖母までもが韓国ドラマを見て韓国語の単語や簡単なフレーズを習得しました。しかも楽しく学んでいたのが印象的です。本格的に韓国語に興味があった人達は年齢に関係なく、かなりハイペースで言語を習得していたのを覚えております。

これからヒントを得て、私も大学にスペイン語を学び始めた時はとにかく好きなコンテンツをスペイン語で見ようと試みました。私の場合は、サッカーが好きなのでラ・リーガのサッカー戦ハイライトをスペイン語実況で聞いてみたり、スペインの地元ニュースをインターネットで見たり、サッカー選手のインタビューをYouTube聞いたりなど色々試みました。クラスで学んだ単語やフレーズがこれらのコンテンツで聞き取れた時の最高な感覚は今でも鮮明に覚えてます。

学校や教室で外国語を学ぶ時に一つとても残念なのが、教科書がめちゃくちゃ古いという事です(例:本記事カバー写真)。実際のコンテンツ(例えばテレビドラマ、ニュース、試合)などに触れたほうが絶対いいはず。。。と思いつつも「基礎は大事だよね」という事で文法だったり単語を教科書を使いながら暗記する手法が使われがちです。それをやりつつ、実践で使えるほうが絶対学びが進むよなと考えてふと思ったことがあります。Netflix・Youtubeなど動画コンテンツ、もしくはSpotifyなどの音楽ストリーミングをかなり多く消費する私たちは、普段すでに時間を費やしている時に外国語を学べないのかと。調べてみたところNetflixの字幕を母国語と外国語同時表示ができるChrome Extension の Learning Reactorというのを発見しました。

Learning Reactor紹介:

学びたい言語の字幕と母国語の字幕を同時表示が可能
右側に書くセリフ事にプレイボタンがあり、復習することも可能

同時表示だけではなく、なんとエピソードに出てくる単語をレベル別に表示してくれる(下の画像参照)。なんて便利!しかも単語をクリックすると見ているエピソードの中で同単語が使われている例文が表示されて、そのオーディオを聞く事もできます。最高すぎる。好きなフレーズや単語を★マークで保存も可能なので後からまとめて見返せます。自分で単語帳作っていた時代がやっとアップデートされた気分です。例文は記憶に残る内容でないと単語も覚えにくい!という感覚ありますよね。好きなドラマ・映画なら断然覚えやすいに決まっている。

レベル別にエピソードにでてくる単語をリストアップしてくれる機能付き
気になる単語をクリックすると発音方法・意味、そしてエピソード内で同単語が使われるセリフをリストアップしてくれる&クリックすると実際のセリフが聞ける機能あり(神)

その他の気になる機能:字幕をExcelもしくはHTMLフォーマットでダウンロードも可能です。一気にエピソードにでてきたセリフ(現地語・母国語両方)をレビューすることができます。

導入方法紹介:
・Google Chrome(クローム)というインターネットブラウザが必要です。こちらからPC用クロームのインストールが可能です。
・Chrome Extensionのサイトから、Language Reactorをインストール

・インストールが完了したら、Netflixで動画を再生してみる。今までの画面とは少し違ったフォーマットで再生されるはずです。右側にコントロールがあり、ボリュームの横にある「LR」というマークで同ツールのON・OFFできます。その横にある歯車マークから設定の変更も可能です(下:画像)。
・右側には、「Subtitles」、「Words」、「Saved」など三つのメニューがあり、「Words」をクリックすると紹介した通りエピソードに出てくる単語がレベル別に表示されます。
・他にも、YouTubeなどでも機能するみたいです。

音量アイコンの横にある紫の「LR」からOn/Off可能。その右横にある歯車ボタンで設定変更可能

外国語習得について:
・とにかく自分を外国語に漬け込むというのが大事だと思います。漬け込むという表現が良いかわかりませんが、音楽・動画・会話・ツイッター・メッセ等、普段生活する上で様々な局面で学びたい言語を使いまくるというのが大事だと思います。音楽とか何百回と1年間聞きますよね?(Spotifyの2021年まとめによると私は今年39,499分Spotifyで音楽を聴いたそうです=ぶっ通しで聴いても1ヶ月弱かかります)。1年間YouTubeであなたは何個動画を見ますか?スマホでメッセは何回送りますか?ツイートは?携帯見る回数は?これらの積み重ねが命の言語習得には回数を積み重ねるために小さい工夫や努力をすることが大事だと個人的に思います。

例えば:
・携帯電話のデフォルト言語を学びたい外国語設定しましょう。
・外国語のみでツイートするアカウントを作って一日一回はツイートする。もっといいのは友達でその言語を話せる人を知っていれば(迷惑かもしれませんが)その人にその言語でメッセして会話しましょう(できれば直してもらいましょう)。
・Netflixで好きな動画から単語3つ保存して覚えまくる。できれば単語だけじゃなくてエピソードで使われた好きなセリフを全部覚えましょう。
・音楽:歌詞わからなくても好きな曲を聞きまくってから、大体歌詞の「音」は身に染みた時点で、歌詞のテキストを実際みて単語・意味を学びましょう。そして歌いましょう。

最後にひとこと:私が小学生の時に英語を学んだ時には、下のような「電子辞書」と呼ばれる辞書を持ち歩いて先生・友達が言っている言葉を調べて、理解し、保存して帰って復習する。学校が終わったら家で英語の勉強を教科書と英会話を通じてさらに勉強するという日々の繰り返しでした。

CASIO電子辞書:私が使っていたのはタッチペンもなく白黒でした(笑)

「外国語を学ぶ」事をした経験は、小学校4年生、大学3年生、大学院2年生と3回目になります。20年前に比べると外国語を学ぶ方法が膨大に増えてテクノロジーを駆使することで自分にあった方法、そして自分にとって楽しく、勉強するのがわくわくする方法が選べるという事に個人的にプチ感動しております。とはいえ、実際学校で学ぶ英語の授業などのアップデートはできているのかが個人的に気になるところです。2031年にはどのような外国語学習が使われているのでしょうか?さすがに10年後にまだ古い教科書が学校で使われていない事を願うばかりです。

2021年も残るところわずか20日間ですが、年末年始にNetflixを見ながら外国語を少しずつ、楽しく習得してみてはいかがでしょうか。
それではまた次回!ばーい!

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