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中国ビジネスを肌で感じてきた僕が、日本の大量廃棄にバイバイすべく起業した話@mompyyy

こんにちは、門奈といいます。
宿泊予約サイトReluxを運営しているLoco Partnersに2人めのメンバーとしてジョインし、以来インバウンドの領域メインで8年ほど頑張ってきたのですが、このたび起業することになりました!(というかもうしました!)
※初めましての方は、よかったら↓こちらもぜひ見てみてください

たくさん感謝を伝えたい方、今後について話したい方がいるので、門奈ってだれ?起業って何するの?について、つらつらと書いていきます。前半はほぼ思い出話になるので、起業の内容が知りたいという方はぜひ後半から。

みなさんご存知の通り文章を書くのが苦手なんですが、結構がんばって書いたのでぜひ読んでください!(笑)

◆前編:インターンとしてジョインするも、つらすぎて国外逃亡を画策

Loco Partnersに入社した当初はReluxというサービスもなく、売上を立てるため受託事業をしていた時期。御社弊社の違いさえわからず、クライアントとの電話で相手のことを弊社と呼び続け、混乱させたことも多々ありました。こういうところは今もあんまり変わってないかもしれない。(笑)

③ETIC写真(みなさんお若い、1人オイシックスいたかも)

▲NPO団体ETICの先輩に紹介されてLocoに出会う
ETIC無しに今の門奈はない

当時インターンという形ではじめてがっつりとビジネスに関わって、楽しかったけどめちゃくちゃハードだった。つらすぎるから逃げようと思って、でも「辞める」踏ん切りもつかず、「バックパックして世界見てきます!」とかなんとか言って半年ぐらい国外逃亡したこともありました。

④坊主1

▲当時サークル代表もしていたので、
「代表やめるからには坊主だ」と丸刈りにされた

でも旅してるうちにどんどん働きたくなってきて、帰国後は当初の予定どおりインターンを再開。やっぱり途中何度もえぐりすぎて辞めたくもなったけど、その何倍も刺激的で楽しい日々だったからがんばれたんだなとしみじみ思います。

昔取材して頂いたものから引用。(あの頃はほんと大変だった、、)

— つまり、篠塚さんと働いたことで、「自分が何者でもなかったと知ることができた」ということですか?
門奈:まさに。根拠のない自信が、どんどん折られていくのです。暗闇の中で、ボクシング選手にボディブローを喰らい続ける…とでも表現しましょうか。分からないことだらけなので、どこから学び始めればいいのだと迷う。そんな状況下でさらに、どんどん仕事が飛んでくる。
すると、もう吹っ切れてしまうんです。何者でもない自分を認めることで、なんでも吸収してやろうと、本当の意味で素直になることができました。

Relux創業者である篠さんは僕の恩人です、8年間振返るとほんとに大変でハードで、一方で楽しくて充実する時間だったなと思います。育てて頂いた恩は一生忘れない。

④インターン時代2FH

▲ハロウィンでFAIL HARDER(バリュー)を体現

エアチケットドリブンで、なんとか渡航日までにアポを詰め込む。

就活のタイミングでは、一応大手への就職という選択肢もありつつ、紆余曲折を経てそのままLocoに新卒入社することに。インバウンド事業の立ち上げをいきなり任され、エアチケットドリブン(アポがなくてもとりあえず出張の飛行機をとり、それからアポや準備を間に合わせること)でアジアを奔走する日々でした。

北京出張のときには、任せられたインバウンド事業の未来を全然描けず、現地の安いホテルで一人でこっそり泣いたことも。こんな若者を信じて、中国子会社の設立やインバウンド事業をすべて任せてくれた、元代表の篠さんや塩川さん、宮下さんはじめ、事業部のチームメンバーには本当に感謝です。

⑤役員陣と一緒に大規模新卒説明会でしゃべる時2

▲経営陣と一緒に大規模新卒説明会。みんな大好き

⑤Global写真(中国進出が日経新聞に掲載された時の喜びの1枚

▲中国進出が日経新聞に取り上げられた!3年前

⑤Global写真5河村さんと二人三脚感ある

一緒にタッグを組んでやっていたのは河村さん。二人三脚で3年ぐらい一緒にやる中で、未熟な僕を自由に突き進ませてくれてありがとうございました。一緒に出張したり、ちょっと大人なカラオケに行ったりしましたね。

たくさんのご縁に恵まれ、たくさん白酒を飲み、たくさん刺激を受けた中国生活。

ここ3年ほどは、中国子会社の社長をしていたのもあって中国と日本をいったり来たりする生活をしていました。

⑤中国子会社チームは最終的にピーク15人くらい

▲中国子会社のメンバーたちと。
ピークで15人くらいいた。

上海でお世話になった人はいっぱいいすぎて全て触れられないので1枚だけ写真Pick、経営者先輩方と飲んだ時。
白酒(めちゃくちゃ強い酒)が死ぬほど出てきて「大人ってすごい・・・」って思いました。本当にありがとうございました。↓↓

⑥大先輩方のお酒の量がすごかった会

日本からも多くの人が中国に遊びに来てくれて、2~4泊くらいの門奈プレゼンツの中国ビジネスツアーも何度か開催したりしました。僕の無料同時通訳付き

⑥会社の若手を連れてきたけど、家田こうみくらが親身にしてくれた

これは、会社の新卒1年目が有志で上海きてくれて、同世代のこうみく・家田・りさりさと一緒に中国を語るご飯会の時の1枚。

同世代だとあと夏代ちゃんも関わり多いのですが、この人たちはみんな活動的で、各領域において中国ビジネスの詳しさがすごい。中国ビジネスする時はぜひ連絡してみてください、SNS貼っておきます

家田しょうご(元メルカリ中国研究所所長、OMOやDX詳しい)
陳暁 夏代(中国女性向けマーケは控えめに言って最強)
こうみく(中国ビジネスのオンラインサロン300人突破)
岡田りさ(Freakout China代表)

そして、起業という熱を灯し直した瞬間。

「門奈プレゼンツ中国ビジネスツアー」にて、成田さん(Crowdworks)と宮本さん(Asoview!)、大見さん(当時DeNA)がきてくれた回がありました。

⑧この感じでぞろぞろ大人数で人様のオフィスに突撃しまくってた

こんな感じでぞろぞろと、中国巨大IT企業たちのオフィスを突撃しまくっていた。1日5アポとか詰め込んでいたので、普通にハード。 さらに、全員会社が違ったの、自己紹介パートがとにかく長かったのもいい思い出ですね(笑)

⑧大見さん成田さん来上海(カメラで顔認識されている

▲画像認識スタートアップSenseTime社にいった時。自動で顔が捕捉されている

※余談、このSenseTime社はめちゃくちゃ面白い会社で要注目です。未上場で時価総額5000億円以上にして、中国最大のAIベンチャー。Tiktokの顔認識や各種エフェクトは、彼らの画像認識技術が使われている

⑧そのあとも飲む仲間になり、これは私の役員就任祝いだった

▲その後も東京で飲む仲に

3人はとても優秀で尊敬する人たちで、旅中に僕が半分おふざけで「なんでまだ起業しないんですか」とか煽り立てていました。

そしたらある日このメンバーで飲んでるときに、大見さんが起業してChompyを始めることを聞いたんです。その時になにか、自分の心にパッと火がついたのを、今でも覚えています。

「自分はこのままでいいのか、いつか起業したいと思ってこの会社に入ったんじゃなかったのか」と、じんわりした違和感が徐々にリアルで骨格のあるものになっていって、2019年の終わりぐらいに、起業を明確に決意しました。

◆後編:社名は、X Asiaに。

名著「サピエンス全史」の論説ですが、人類が誕生してから、我々はどんどん「統合」に向かってきています(時々遠回りはするけど)。EUとかASEANがその最たる例ですが、国境というものが存在するメリットってどんどん減ってきているんですよね。

今どき物事を考えるときに東京だけで語る人は明らかに少なくなっていますが、100年後には「日本という範囲だけで語っても全然意味がないよね」という時代に絶対なっている。

⑨バックパック3(インド好き

▲学生時代、インドにバックパックした時の写真
まだ坊主の感じが残っている

だから、最低でもアジア単位では考えられる会社組織にしようと思って、社名に組み込んでいます。日中ハーフである自分のバックグラウンドも多少関係すると思いますが、国境なんて意識せずに住む・働く・価値提供する。そういうことの実現にこだわっている自分にも気づくことができました。

そしてXは未知のX、方程式をどう定義し、どう解くのかというXです。気持ちを込めて名付けたんですが、結構な数の先輩方とXが被ってしまったのは内緒。


⑨X Asia説明

メンターの大前さん。いまフランスで核融合国際機構「ITER」のCheif Strategistをしている大前さんから、大志を持つことの大事さを教わりました。僕がまだ16歳くらいの時から「その選択はComfort Zoneじゃないか?」と発破をかけてくれてた大前さんの顔が脳裏に浮かんできます。大前さん読んでくれてますかー!?

「モノ余り」は、誰も幸せにしない。

僕らが向き合いたいのは、「モノ余り」の問題。コロナウイルスで様々な業種が打撃を食らう中、「在庫を廃棄しないといけない」「野菜が余って困っています」などという状況が噴出していることに衝撃を受けました。

ただそこから色々と調べてみると、 コロナの時期じゃなくてもすごい量を作り、そしてすごい捨てていることを改めて知ったんです。例えば食料は、日本で年間643万トンも破棄されている。さらに、廃棄するための費用として年間2兆円もかかっている。

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▲売れ残って捨てられる大量の恵方巻

ものが余って捨てられていくのって何が悪いかというと二つあって、ひとつはこの限りある地球資源のなかで明らかに持続性が低いということ。そしてもうひとつは、この「モノ余り」のせいで生産者、卸業者、販売店どの立場の人も儲かりにくくなっていること。

実は自分も昔、日本のアニメ限定グッズを海外に販売する事業をやっていたことがあります。たくさん売れたと思って喜んでいても、なぜか手元に現金が増えない。その理由はまさにこの「モノ余り」で、1個余ると3個売った利益が相殺になると知って軽く絶望したのを覚えています。

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全然利益が上がらないから、販売価格をあげてみたが、今度はなかなか売れなくなってしまった。でも、価格あげないと在庫分を回収できない。売れ残った在庫のせいでキャッシュが消えているのを考えると、自分は一生懸命ものを送ってサービス提供して、一体何をしているんだろうって虚しくなるんです。

生産者、卸業者、販売店が手塩をかけてサービス提供した分が、ちゃんと報酬として収益になる。「モノ余りをなるべくさせないことで利益を増やす」という選択肢をつくりたいなと。

売り場のあり方を変える。

大量浪費をさせてしまう売り場が問題だと思っているので、自分たちで売り場をやります。思い切って、総合EC。まずは日本で、まずは食品から。(食べ物が無駄にするのは一番よくない。もったいなすぎる)

コンセプトは「Group Buy」です。友達と一緒に買えばお得になるというもの。ユーザは自分が買って、あと友達を1人だけ呼んできて購入すれば成立。販売側は、新規のお客さんを連れてきてくれたので10-20%OFFを感謝代として提供、という仕組みを作っています。「訳あり商品です/余ってるのでSOS」という風に見せないほうが、価格やブランドの毀損になりにくい。

似た販売方法だとグルーポンやポンパレが記憶に新しいが、そっちは「クーポン券」のロット販売、いわばクーポン発行システムです。僕らは商品そのもののGroup Buyで、2人いれば成立。

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※余ったモノに限らず全般で有効な販売方法になると思います。効率よく既存お客さんの身近な友人に知ってもらう、ソーシャルxモバイル時代の販売

まとめると、こんな感じ↓

・販売者メリット:ブランド毀損なく「モノ余り」の時の販路を増やせる。在庫や廃棄が少なくなり収益につながる。
・購入者メリット:買い物がお得になる。友達と一緒にネットで買い物で、単純に楽しい。

中国に詳しい方はお察しかもしれませんが、これの着想はPinduoduoです。アリババに次いで中国2位のECサービスに急成長したスタートアップの雄。

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▲既存ECとの一番決定的な違いは
「友人と一緒に買ったらxx元」というUI

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▲2015年末にサービス開始して、今やあのBaiduと並ぶ規模です。時価総額4-5兆円

大量生産・大量廃棄とバイバイする。

「一生懸命作ったもの/仕入れたものがあまる。そのせいで儲からない」という問題を無くしたい。この時代の大きなイシューだと僕らは思ってます。「モノ余り」は誰も幸せにしない。世の中の「モノ余り」を無くすことに僕らは挑戦します。

未来のチームメイトやパートナー皆さんと、一緒にチャレンジしたいです。

最後に

いま準備を進めていて、静かにα版のテストを始めていたりします。少しでも興味を持ってくれた方(こんなことを一緒にできたら面白そうじゃない?というのも超ウェルカムです)1回まず話してみたいぜという方、ぜひぜひZoomしましょう!

初期ローンチパートナー大募集中です
・食品関連の事業者さん(生産者の方/卸業の方/EC店舗さん/ECサービスを展開してる会社さん)
・僕らの想いに少しでも共感してくれた方
・Group Buyの販売に興味を持ってくれた方

採用も絶賛募集中です!特にデザイナーポジションを強化していますが、他も全般募集していますので、女性やママ向けの体験づくりに経験がある方、X Asia社に興味をもてた方、ぜひ声かけてください!

メールでもTwitterのDMでもお気軽にご連絡ください!
待ってます!僕からもいきます!

・Twitter
https://twitter.com/mompyyy

・メールアドレス
monna@x-asia.co

最後の最後に

このnoteを書くにあたり、添削校正において絶大なヘルプをしてくれたラブミ氏に超感謝です。プロでした。自分の下書きまじでぐちゃぐちゃすぎて、とんでもないものを人様に見せる所だった。noteを読んで響いた方は、↓何かの時はぜひここにご発注ください

ほかにも、note内容にフィードバックくれた方々、「いいから早くnote書けよ」と罵ってくれた皆さんも、noteお待たせしました!結構がんばって書いたので褒めてください。

それでは〜

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