にー_チイラ__ものくろ

CoC第12回セッションまとめ(中)

  やあ、前回の続きやっていくぞ。と、言いたいところだが、このまとめは3つあるうちの2つめだ、その証拠として(中)がついているだろう。まだ(上)を読んでいない君は、先にこれを読んでくるがいい。

CoC第12回セッションまとめ(上)

 長い前置きは必要ないという君、遅くなってすまない。だが、もうちょっと待ってほしい。登場人物であるアイくんの本名が決まったのだ。これを先に報告しておく。

藍染 奏音(あいぞめ かのん)
https://twitter.com/mokodragon/status/968128450702671872

 とはいえ、これはセッション後の出来事なので、彼の本名がここで書かれることはないのだが。

 それでは本編をお楽しみいただこう。

→ → → → → → → → → →

(3行でわかる前回のまとめ)
・灰咲練知の弟、灰咲仁刃が行方不明となる。
・練知の友人であるアイと春日井剣太が弟探しを手伝うことに。
・練知の叔父の家(仁刃の住処)の付近を探索した後、叔父の家へ来た。


(GM)「藍鍵処に入ると、先ほどまでは翔也という店員がいましたが、彼は帰る用意をしており、入れ替わりで裕さんが店番をしています。裕さんは狐種の獣人で、黒に寄った灰色の毛並みをしています。一言で形容するなら、中年太りしているおっちゃんといった感じ。ぱっと見た印象は温厚で親しみやすそう、です。」

▲ 藍茂 裕。鍵屋の店主、かつ釣りが趣味のおっちゃん。仁刃と翔也に店番を押し付け、近くの池で釣りを嗜むのが日課。仕事の腕前は確かで、それなりに町から信頼を得ているのだが、従業員からは呆れられている。

(  裕  )「やぁやぁ、いらっしゃい練知くん。翔也から話は聞いたよ。お昼ご飯は済ませたかい?」
(練知)「うん、もう済んだよ」
(  裕  )「そうか。聞きたいことがあるだろうし、後ろの2人も、どうぞ奥へ。あー、翔也くん、用事がすむまで店番頼めるかい?」
(翔也)「いいッスよ」
(GM)「と、練知を含む3人を店の奥……作業場ですが、そこへ案内し、話を聞ける態勢を整えます。では、何から話しましょうか」
(テラ)「うーん、最後に見たのとかその時の様子とかかなぁ」
(GM)「はーい」
(  裕  )「最後に見たのは、22日の昼頃だね。仁刃くんは出かけると言って外へ向かったんだ。いつ頃帰るのかいと聞いたら、夜には帰ってくると返したんだよ。でも残念ながら、それっきりだった」
(テラ)「昼に出かけて、夜には帰ってくるはずだった」
(  裕  )「朝から翔也くんに無理言って店番を頼んで、心当たりある場所を回ったんだけど、足跡は追えなかったよ」
(GM)「外回りを兼ねて車で移動しながら、彼は探していたみたいです。そして仁刃の様子ですね」
(  裕  )「仁刃くんは晴巳大学というところに通っててね、まぁ……1週間ぐらい登校拒否してたりはしたけど……」
(テラ)「事件がありましたね……」

【CoC第2回セッション】 のエンディングにて、仁刃は友人を手にかけたことの責任を背負い込んだ、という経緯がある。

(  裕  )「でも最近はとても楽しそうに過ごしていたんだよ。友達とよく出掛けたりしていた、そんな中急にいなくなったんだよ」
(ちゅ)「つまり特に変わった様子はない?」
(GM)「ということになりますね。ですが───」
(  裕  )「ただ、仁刃くんは今週、模試を控えていたはずなんだよ。大丈夫かなぁって、僕は心配だよ」
(GM)「───と、ほぼ独り言のようにぼやきます。そのあと、商店街で聞いたような、目撃証言などを話したのち、僕も捜索はしているから君危ないことしないでね、と警告します」
(テラ)「仁刃くんの部屋見せてもらうことってできない?」
(GM)「はい、出来ますよ。緊急事態ということもあり、了承してくれます」
(テラ)「じゃあ2階、行きましょっか」
(GM)「では3人は商い処を出て、住居区である2階へ案内されます。翔也くんには残業してもらうことになるけど……それはしょうがない!」

(GM)「仁刃のお部屋です。大きなロフトベットがあり、下には引き出しなどがありますね。ロフトベットの横にモニタがあり、ゲームの類が近くに整頓されてます。向かいの壁には勉強机と本棚があります。裕さんは、仁刃の部屋の向かい側にある自室にて作業をするようです。終わったりしたら呼んでね、と言い残して」
(ちゅ)「よーし家探しだ家探し」
(GM)「家探しだ」
(ちゅ)「本棚、ぱっとみた感じは?」
(GM)「ぱっと見た感じですと、多めの本が収納されていますが、整頓されています。学校で使うであろう教材が殆どの割合を占めています。本棚にギッシリ本が詰まっているわけではなく、まだ収納スペースは空いています」
(テラ)「収納スペースが空いてるっていうのは、本を抜き取った跡が見える……というわけではなく?」
(GM)「ではなく、ですね。まだ収納できそう、というだけです」
(テラ)「日記とかは?」
(GM)「なさそうです、教材ばかり」

(テラ)「机みてみましょうか」
(GM)「勉強机ですね、下に引き出しが何個かあり、机には本が4、5冊積みあがっています。また、その本の山とは別に1冊本が置かれていますね」
(テラ)「では1冊だけ置かれた本を見てみます」
(GM)「これは地図、ですね」
(ちゅ・テラ)「地図」
(GM)「ただ、現在の地図ではなく、それなりに古い地図のようです」
(ちゅ)「どこかマーキングされたりしてない?」
(GM)「付箋とかそういった類はないですね。ただ、中をパラパラを見ると、写真が挟まっているのに気づきます」
(テラ)「写真に写っているのは?」
(GM)「……見ます?」
(テラ)「おっと」
(ちゅ)「おっと」
(テラ)「じゃあ剣太がこの地図を見たことにして、剣太だけで見ます」
(GM)「はーい。地図に挟まっていた写真ですが、これは夜の街道で撮られたモノみたいです。そこには商店街で得た情報通りの、ですが片目がないというよりかは目が抉れている、そんなバケモノが映っています。まるでフラケンシュタインのように、身体の一部が欠損しているというのに、そのバケモノはにこにこしています。真っ暗な背景や不気味な身体と、陽気な笑みといったアンバランスなコントラストに、剣太は嫌悪を覚えます。はい、SAN値チェックです」
(テラ)「でしょうね!」
(ちゅ)「ですよね!」
(テラ)「剣太は現在正気度が(73)ですね、ダイスロールいきまーす」

SAN(73)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 36 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(テラ)「成功です!」
(GM)「じゃあ減少量はなし!」
(テラ)「よかったぁ」
(ちゅ)「よかったよかった」
(テラ)「ちなみに地図、いつ頃の?」
(GM)「15年ほど前に印刷されたものみたいですね」
(テラ)「じゃあ写真は……白黒?」
(GM)「こちらはカラーです、暗いので分かりにくいですが」
(テラ)「写真のことは黙っておきます。おきますが、懐に入れられます?」
(GM)「いいですよ」
(テラ)「というか、地図ごと持って行っちゃいたい」
(GM)「じゃあ地図持ってっちゃおっか」
(ちゅ)「写真が挟まってたページっていうのは?」
(GM)「うーんと、大抵の地図っていうと最初に大きな地図があると思うですよ。その大きな地図があるページに挟まっていましたね。ただこの町の地図っていうのは分かりますよ」
(ちゅ)「はー、了解です」

(テラ)「では次、地図の横に積まれた本を見てみますか」
(GM)「積まれた本は、教材ですね」
(テラ)「それはどういったジャンルの?」
(GM)「ぱっとみた感じ、言語学ですね。色んな国の言葉や語源についての資料、といった印象です」
(ちゅ)「どの国の、とかあります?」
(GM)「特定の国の、というよりかは言語論の講義で使うと思われるっていう印象を受ける……本……だから……こう……どこの国の……とかは決めてないです(小声)」
(ちゅ)「色んな国のってことだね(助け舟)」
(GM)「です!」
(テラ)「何か言葉について調べる必要があったのかな」

(テラ)「引き出し調べよっか」
(GM)「机の下には引き出しがいくつかあり、そのうち一番上の引き出しには鍵がかかってますね」
(テラ)「鍵がかかってない引き出しには?」
(GM)「おおきい鞄とか、文房具とか、特にめぼしいものは見当たりませんね」
(テラ)「隣の部屋に裕さんはいるんでしたよね」
(GM)「そうですね」
(テラ)「じゃあ引き出し開けてってお願いしようかな」
(GM)「はーい(嬉しそう)。内部処理的にダイスロールする必要ないんだけど……一応やっとくね」
(テラ)「裕さんの鍵開け、おいくつなの」
(GM)「99だよ」
(ちゅ)「あら^~」
(テラ)「草生えるけど」

鍵開け(99)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 94 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「わぁあぶない」
(テラ)「こわいけど」
(GM)「引き出しを開けると、パスケースに免許証や定期券、学生証などが入っています。ほかには大きめの財布などの貴重品などが入っています」
(ちゅ)「つまりほんとにふらーっと出かけたというのが分かるようなもの?」
(GM)「そういうことですね!」
(テラ)「帰るつもりは当然あったけど帰れなくなった?」
(GM)「そう決定づけてよいでしょう」
(ちゅ)「なるほど」
(テラ)「大学で必要になりそうだし、学生証を持って行ってもよいか裕さんに許可をもらいたいところ」
(GM)「いいんじゃない?と軽い感じで了承しますよ」
(テラ)「体重は重そうですけど」
(GM)「………………」
(ちゅ)「………………」
(テラ)「体重は重そうですけど」
(ちゅ)「………………」
(GM)「………………」
(テラ)「おっとぉ……そうですか……」
(GM)「裕さんは大学には入りずらいからと苦笑していますね」
(テラ)「じゃあ図書館とかで使いそうだから持って行くね」

(GM)「では、目ざとい練知くんが教材を手に取っている途中、気付いたことを言ってくれます」
(練知)「この教材、図書館で借りた本だね。裏表紙にハンコがあるよ」
(テラ)「大学の図書館ってことかな」
(GM)「ですね、大学図書館とハンコで書かれています。地図のほうは、剣太はくんが持っているので分かりませんが」
(テラ)「ではそれを聞いて、地図をよく見てみます」
(GM)「はーい。よく見てみると、地図には裏表紙に中央図書館というシールが貼っています」
(テラ)「図書館から借り出した本に写真が挟まってるとは考えられないので、多分写真は仁刃くんが挟んだんだろうなぁ」
(ちゅ)「たしかに」
(GM)「そしてほかにもこんなことを言ってくれます」
(練知)「あとー、この教材にプリントが挟まってたよ」
(GM)「と、”模試のお知らせ”と書かれたプリントを渡してくれます。科目は言語論と書かれていますね。そして模試は木曜日に行われていたようです」
(ちゅ)「木曜日にあった」
(GM)「また、下のほうには”事情により休んだ人向けに補講兼再試を行うので来ること”と書かれており、日程は土曜日の14時、場所は”B−05”みたいです」
(ちゅ)「土曜日……25日」
(テラ)「今日ですね」
(ちゅ)「あぁー、じゃあ今から行くのもアリだね」

(GM)「ちなみに僕の記憶ではなんだけど、市民図書館とかでは見返しの部分に何も貼ってないんだけど、学校の図書館だと見返しの部分に貸し出し記録が載ってることがあるんだよね」

(GM)「目ざとい練知くんはこの教材の貸し出し期間を見つけてくれます。なお、この教材の貸出日は”模試のプリント”が配布された日と同じみたいです」
(テラ)「というと何日?」
(GM)「…………」
(GM)「やっべ、詳細を決めてなかった」
(GM)「だいたいお知らせするのって2週間前くらいじゃねーのかな(適当)」
(GM)「9日にしとこうね(雑)」
(テラ)「その時に仁刃くんが教材を借りた、と」
(GM)「となりますね」
(ちゅ)「なるほど」
(GM)「ちなみに、貸し出し期限は今週の木曜日みたいです」
(ちゅ)「過ぎてるやん」
(テラ)「じゃあ返しに行かないと」
(GM)「えらい」

▲教材から得た情報は整理するとこうなる

(テラ)「情報が増えてきたね」
(GM)「ですねぇ。家探しといっても30分ぐらいかな、今の時刻は13:30となりますね。ンーーーで、車で来てるんですよね……」
(テラ)「来てるんですよ」
(GM)「電車で移動する前提だったから移動時間決めてねェな……でも電車よりは早く移動するはずだ」
(テラ)「さすがにね?」
(GM)「はい、ではどこへ行くかですね。ここまでは練知の先導で移動してましたが、ここからは自由探索となりますよ」
(ちゅ)「僕は流れ的に晴巳大学に行きたいな」
(GM)「ほう、剣太くんは?」 
(テラ)「じゃあ車を運転して晴巳大学へ行くぞ」
(GM)「はーい。なら練知は<ナビゲート>を持ってるし、道案内するよ!と言います。せっかくだし<ナビゲート>成功したら時間短縮にしよっか」
(ちゅ)「おぉー!」
(テラ)「これマジ?」
(GM)「練知の<ナビゲート>は40+スマートフォンで60ですね」

ナビゲート(60)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 91 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「草」
(ちゅ)「(苦笑)」
(GM)「なるほどなぁ」
(テラ)「ここで……剣太くんも職業柄ナビゲートをとっているので」
(GM)「おっ」
(テラ)「練知くんの高性能スマホを借りて補正貰って振っていいすか」
(GM)「いいっすよ」
(テラ)「では、素が45あるので、+20で65として振るね」
(ちゅ)「65」
(テラ)「いくよー」

ナビゲート(65)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 38 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「セーフ!」
(ちゅ)「やったぜ」
(GM)「練知くんは……地元民だけど……このあたりの地形を知らない……晴巳大学行ったことないみたい……でも剣太くんは職業柄、地図を見るのが得意だったため、本来15分かかるんだけど5分で着きました!」
(ちゅ)「はやい」

(GM)「ということで、13:35分に晴巳大学についたよ。かなりでかいキャンパスです。入口に大きな門があり、それは開放されているのですが、門入口をふさぐように警備員が佇んでいます。そこで練知は声を掛けますよ」
(練知)「すみませーん、この大学に用があるのですがー」
(警備員)「あぁ、ここ最近不審者などの噂が広まっており、土日は開放しておりません。ただ、大学の関係者であるならばお通し致しますが」

(GM)「と、いう話ですね」
(テラ)「うーん、剣太が仁刃くんの学生証を見せてもなぁ」
(GM)「怪しむかもしれませんね、何かいい策があれば」
(ちゅ)「<信用>を振れないですか?」
(GM)「いいですよ」
(ちゅ)「アイくんは信用が結構あったはずなんですよ」
(テラ)「高そう」
(ちゅ)「70ありますねぇ!」
(GM)「つよい。振っていいよー」

信用(70)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 46 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「成功じゃん」
(GM)「じゃあ……この学生証を忘れた人がいて、それを届けに来た!的な内容にしようかな。忘れた人が大学内に居るという矛盾は……信用の能力でカバーしたんじゃないかな(適当)。なので晴巳大学に入ることができました!」
(テラ)「やったね」
(ちゅ)「ありがとうございます」

(GM)「敷地内に入りますと小さな広場に地図があります。地図と目に入る景色では、左手にはそれなりに多い学科棟があることがわかります。A棟、B棟……といくつか続いているようですね。そして大きな建物が右手側にありますね、こちらは晴巳大学付属図書館という名前みたいです」
(テラ)「模試の補講がある場所っていうのは、特定できていいんですか」
(ちゅ)「プリントに書いてたよね、どこでしたっけ……」
(テラ)「どこでしたっけ……」
(GM)「……」
(GM)「どこでしたっけ……」
(テラ)「えぇ!?」
(GM)「B−05という講義室みたいですね。練知が思い出してくれましたよ」
(ちゅ)「ありがてぇ」
(GM)「地図を見るに、B棟の05という講義室であることがわかりますよ」
(ちゅ)「でもちょっと早いんだよね」
(テラ)「じゃあそれまでに本を返しに行きたいね。アイくんと練知くんは<図書館>が高いんで、そっちを頼んで、剣太は早めにB−05を張っておきたいね」
(GM)「なるほど」
(テラ)「二手に分かれる処理が面倒っていうならぼくも図書館にいくよ!」
(GM)「まぁ……そっちに行っても何もないだろうけど……(重大なネタバレ)(迫真メタ発言)(クソGM)」
(テラ)「ファーーーw」
(GM)「よーし2手に分かれるぞ。剣太くんはB−05へ行き、図書館へはアイくんと練知くんだね」
(テラ)「ま、ほら、もし仁刃くんが来るかもだし」
(GM)「たしかに」

(GM)「では、B−05に剣太くんは先にたどり着きます。しかしながら、まだ教授も準備に来ていないみたいですね」
(ちゅ)「もし教授が来たら、仁刃くんは今日は来れない……みたいなフォローを……」
(テラ)「言ってあげたいね」
(GM)「で、アイくんと練知くんは図書館へ行きました」
(GM)「……」
(GM)「人探しってどの技能を使うんだ……???(クソ雑魚KP)」
(ちゅ)「<目星>?」
(テラ)「大勢の人の中から特定の人を探すなら、<目星>じゃないかな」
(GM)「ありがたい。んーーーでも、今日は土曜日、しかも今は入り口で規制があり、ほとんど人影は見当たりませんね。それにあなたたちは仁刃を探す手がかりも持っていましたね」
(ちゅ)「眼帯!」
(GM)「はい、なので<目星>を振らずとも、眼帯をした人はいないことが分かります。仁刃に似た人を探すなら、<目星>を振ってもらおうかな」
(テラ)「眼帯ぐらい外せるもんね……うーん、目星をするなら剣太がいたほうがいいんだけど」
(GM)「練知も目星高いんだよなぁ」
(テラ)「じゃあやってもらおうかな!」
(GM)「やるかぁ!」
(ちゅ)「アイくんもついでに振ります!」
(GM)「マジ?」

目星(80)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 27 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「成功しちゃったわ……」
(ちゅ)「アイくん振らなくて大丈夫じゃん」
(GM)「残念ながら、仁刃の姿に似た人物を見つけることはできませんでした。それなりに広い場所を探したので、今の時刻は13:45分となりますよ。ほかに何かここで行動しますか?」
(テラ)「この図書館は学生証を使って本を借りるシステムですか?」
(GM)「そうですね」
(テラ)「本を借りた履歴とかって見れるのでは?」
(GM)「司書さんに頼めばやってくれるでしょう」
(テラ)「じゃあやりましょう」
(GM)「えー、ここ最近の仁刃の貸し出し履歴は、彼の部屋にあった教材のみですね。それ以外は特に借りてないみたいです」
(ちゅ)「めぼしいものはない、ということかぁ」
(GM)「ですねぇ。教材が確かに貸し出されていた、という裏付けの情報だけです」
(テラ)「2月9日、模試の告知が行われた日だったね。じゃあほかにはないみたいだし、教材は返しておこうね」
(GM)「期限過ぎてるもんね。では、フクロウの女性である司書さんが受け付けてくれます」
(司書)「あら、どうもありがとう。生徒さんとは別の人がわざわざ返しに来てくれるのは珍しいわね。でも、この生徒さんが期日を守らないのは珍しいわね」
(テラ)「あー、真面目なんだね」
(ちゅ)「この図書館は、オカルト関連の本って置いてないのかな」
(GM)「ありますよ」
(ちゅ)「調べる時間、ありそうかな……練知くんが<目星>を振っている間に調べたってことに……」
(GM)「はいはいはいはい、おっけーだよ」
(ちゅ)「よーしじゃあ、<図書館>かな」
(GM)「だね」
(ちゅ)「<図書館>は70あります!ふりまーす!」

図書館(70)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 7 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「7」
(GM)「ファッ」
(ちゅ)「うーんでもクリティカルではなよ!」
(GM)「そうはいってもホラ……ウーン……」
(ちゅ)「あっなお調べる対象は最近の奇妙な噂についてです」
(GM)「つい先週とかの事件が記事に上がるかって言われたら上がらないんだよなぁ」
(ちゅ)「とは思うけど!過去になにかあったりしない?」
(GM)「んー、過去に似た記事が一切存在してない、ということが分かります。また、出目がよかったので……地図コーナーの本棚から、本がやけに貸し出されていることが分かります。司書さん曰く、むつき野という場所の地図がよく貸し出されている、ということを教えてくれます。そして、仁刃の部屋にあった地図にも、むつき野という場所の地図が載っていたことを思い出してよいでしょう」
(テラ)「では、むつき野という場所の地図を借りている生徒はだれかを司書さんに聞けないですか?」
(GM)「うーん、借りてる人は様々ですが、オカ研の人が多い傾向みたいですよ」
(ちゅ)「仁刃くんではない?」
(GM)「ないですね。ただーーー」
(司書)「この仁刃さんも、むつき野という場所の地図を探していましたね」
(GM)「と教えてくれます」
(テラ)「借りようとしたけど、無かったから中央図書館に行ったのかも」
(GM)「かもしれません」
(ちゅ)「探していたのはいつごろ?」
(GM)「失踪前ですね、21日の火曜日です。ほかに調べることはありますか?」
(ちゅ)「ないですね」
(GM)「はーい。ではちょうど14時になりましたね、先に剣太くんの処理をします」

(GM)「だいたい15分前、13:45にサメの魚人さんがやってきます」
(テラ)「飛沫だな」
(GM)「年齢や服装的に、教授であると判断できるので……飛沫くんではなさそうですね……明るそうな人です。剣太くんは……廊下で待ってるのかな」
(テラ)「先に講義室にいたらやべーやつじゃん……」
(GM)「せやな。では話しかけてきますね」
(サメ)「ん、補修に来る子じゃないね。見ない顔だけど、ここに用でも?」
(テラ)「いなくなった生徒を探しに来てるわけだから、話を合わせておいて……」
(剣太)「友人が居なくなったので、その友人が借りてた本を返しに来たのです。そのついでに、彼の痕跡が分かれば……と」
(GM)「ほうほう、では教授さんはそれに」
(サメ)「ふむ。その生徒さんはどなたで?」
(GM)「と返しますね」
(ちゅ)「なら学生証を渡せば」
(テラ)「そうだね!では学生証を見せて灰咲仁刃くんだと伝えます」
(サメ)「あー、仁刃くんか。この補講に来る生徒だね」
(GM)「と、教授さんは言いますね」
(ちゅ)「なら模試には来てないってことかぁ」
(GM)「そうですね、それを聞くと模試にも来てなかったと伝えてくれます」
(テラ)「休むという届け出はあったのかな」
(GM)「それはなかったみたいです。教授さんは”じゃあ今日も来ないのかなぁ”と寂しげにぼやきます。ほかに話すことはありますか?」
(ちゅ)「一緒に待ってもいいですか……というのを提案するのは……ホラ来るかもしれないからね?」
(テラ)「あーね、じゃあ待ってみようか 」
(ちゅ)「14時まで」
(剣太)「とはいえもしかしたら来るかもしれないので、14時まで待たせてもらってもよいですか」
(テラ)「とお願いします」
(サメ)「それなら構わないよ。今日の補講もサボり癖のあるヤツと、仁刃の2人だけだし。寂しいし、どうぞ入って」
(GM)「と、それほど広くない講義室へ案内します」
(テラ)「ちょっとそんな甘えられても……」
(GM)「では、そのまま2人を待つ以外に何かします?」
(ちゅ)「テンプレ質問しようぜ」
(テラ)「仁刃くんに変わった様子はないか聞こう」
(GM)「んーーーー」
(テラ)「なさそう」
(GM)「講義が火曜と木曜に行われていて、火曜は来ていたみたい。でも変わった様子はないみたいだね」
(テラ)「ない」
(GM)「模試には来てなかったという、今までと同じ情報でした」
(テラ)「今回のこの模試はいたって普通の?」
(GM)「普通のやつです。暇そうにしているので、サメの教授さんは持っている講義について軽く話してくれますよ」
(テラ)「じゃあほかに聞けることはないのでは?」
(GM)「待つぐらいしかなさそう」
(テラ)「じゃあ待とうかな。その間にアイくんに仁刃くんはいなかったと連絡します」
(ちゅ)「じゃあこっちも調べもの終わったらそっちに向かうねと返します」

(GM)「では、時刻は14時となり、補講が始まるわけですが。なんと誰一人生徒は来ませんでした」
(テラ)「あれ、でも生徒は2人って言ってたよね」
(ちゅ)「サボり癖のあるヤツ」
(テラ)「サボり癖あるっていっても……」
(GM)「んで、14時過ぎにアイくんたちが来まして、合流します。特に何も起こりませんが、しばらくした後、教授は帰る用意を始めます。そのタイミングで遅れて1人やってきます。寝ぐせがついている羊獣人が来ました」
(  羊  )「すみませーん!」
(サメ)「まったく、時間を守れと何度も言ってるだろうに」

(テラ)「今来た生徒さんは、仁刃のことを知ってるのかな」
(GM)「では話を聞いてみましょう」
(  羊  )「仁刃?あー、俺のダチだよ」
(ちゅ)「お友達だった」
(GM)「友達多いっすね」
(テラ)「コミュ力高そう」
(GM)「どうやろ……」
(ちゅ)「じゃあ最後に会ったのも聞こう」
(  羊  )「最後に会った……いや、会う予定だったのは22の夕方。むつき野に調査に行こうとしたんだ」
(テラ)「調査?」
(ちゅ)「仁刃くんと?」
(  羊  )「そうそう、仁刃と一緒に行く約束だったんだよ」
(テラ)「調査っていうのはなんなんだ」
(  羊  )「知らないのか、最近話題になってる光の柱だ」
(ちゅ)「例のやつだね」
(  羊  )「なんだ知ってるじゃないか。なら話ははやい、どうやらあれはむつき野で起きたらしいんだ。なんで調査を仁刃に手伝ってもらってな、行く予定だったんだよ」
(GM)「では練知が質問をします」
(練知)「君はオカ研の人なの?」
(  羊  )「おーよ、オカ研の主こと海人っていうモンよ」

(ちゅ)「仁刃くんもオカ研だった説」
(GM)「はなさそうです。単純に仲のいい友達だったみたい」
(ちゅ)「じゃあ、光の柱ではなく片目片腕がないバケモノについても聞いてみたいな」
(GM)「海人さんは、知ってるどころか写真を集めていたみたいですね。”見るか見るか?”とにやけながら言ったり”んまぁ人に見せれるモンじゃねーけどな”とかほざいてますね」
(ちゅ)「アッハイ……。彼はどこまで知ってるんだろう、どのあたりに現れるとか」
(GM)「バケモノの出現位置が、商店街とむつき野の中間ぐらいであることを教えてくれますね。また、」
(海人)「コレはオトクな情報だが、バケモノの目撃証言は先週の土曜日から発生してて、22日にぴたりと発生が止まったんだ。何かおかしくねーか?」
(テラ)「22の水曜日には途切れた」
(  羊  )「しかももっとおもしれーことに、光の柱は先週の土曜日に発生した。絶対何か一連の流れがあるぜ!」
(GM)「と、ニタニタしてます。するとずっと話を聞いてた教授が襟を引っ張り、そろそろ始めるぞと怒ります。海人さんはすごすごと席に着きますね。教授さんは剣太くんに」
(サメ)「君も補講を受けていくかい?」
(GM)「などと冗談を飛ばしてきますが」
(テラ)「やたらフレンドリーだな……」
(ちゅ)「またの機会に……」

(GM)「14:30ぐらいになりました。これからどうしましょうか」
(テラ)「中央図書館へは地図を借りただけなんですよね」
(GM)「とはいえ行ける場所といえば、中央図書館とむつき野。車なので、あまり移動距離は気にしなくていいかも」
(ちゅ)「ならー、もうちょっと情報が欲しいところではあるから、中央図書館に行きたいかな」
(テラ)「行きましょっか」

(GM)「本来晴巳大学から中央図書館までは快速列車に乗れるというシステムがあって、早く行けるみたいなイベントを挟む予定だったんですが……車なんで関係ないですね。じゃあナビゲートチャレンジ、いきますか」
(テラ)「練知くんに振ってもらおう」
(GM)「おっけー。さすがにね、流石にね?」
(テラ)「おっと、フラグを建てようとしている」
(GM)「ふりまーす」

ナビゲート(77)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 91 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「ク ソ ザ コ 練 知」
(ちゅ)「練知くん土地勘0なのでは」
(GM)「練知くん中央図書館だよ中央図書館それくらい案内してあげて」
(テラ)「ナビゲートに成功しないと時間短縮はない、むしろ迷う??」
(GM)「ファンブらなければ……迷わないんじゃないかな……」
(テラ)「そろそろファンブル来るのでは?(疑心暗鬼)」
(GM)「そういうの言っちゃう?言っちゃったら現実になるぞ」
(テラ)「ここまで成功してるし、そろそろ来るかなって」
(ちゅ)「逆に言えばクリティカルも出ていない!」
(テラ)「そのまま行ったら何分ぐらいなんです?」
(GM)「快速列車よりは遅くなると思うので、20分から25分といったところ」
(テラ)「それくらいかかってもいいんじゃない?」
(GM)「お任せしますよ」
(テラ)「では安全策をとります!」
(GM)「はーい、では14:45分に着きました。市役所に隣接している大きな建物が中央図書館のようです。こちらは大学付属図書館とは違い、人がそれなりに居るのが見受けられますよ。人探しには少し向いてない印象ですから、それをする場合は技能<目星>が必要となるでしょう。とはいえ、眼帯している人など街中であまり見掛けないですから、補正をかけてもよいです」
(テラ)「余計なもの見たら嫌だし、探す人数は絞ったほうがよさそう」
(GM)「図書館で何を見るんですか!?」
(テラ)「カイブツが居たらいやじゃん……?」
(GM)「そうですね!」
(ちゅ)「アイくんは<目星>が低いので、人探しじゃなく調べものをしようかな」
(GM)「ほうほう、何について調べますか?」
(ちゅ)「むつき野について何か分かればなぁと」
(GM)「はーい」
(テラ)「補正がなくてもいいので、眼帯をしているという先入観に縛られず人探しをしたいんだけど、いいかな」
(GM)「おっと、構いませんよ。……メタ発言をすると、技能に成功すると時間短縮になるだけなので、結果が変わるわけではないです。なので別に補正値を貰ってよいです」
(テラ)「じゃあ補正値貰おうかな、おいくつ貰えるんです?」
(GM)「+10ですよ」
(テラ)「素が89だから99じゃん」
(ちゅ)「いやでも100出たらホラ」
(GM)「おっとぉ」
(テラ)「振りまーす」

目星(99)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 13 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「全然大丈夫じゃん」
(テラ)「大丈夫だった」
(GM)「自習コーナーですね。一人用のテーブルが置かれたスペースに、いろんな本を何冊か積み上げ、本を読みふけっている眼帯をした仁刃くんを発見します」
(テラ)「おるやんけ!」
(ちゅ)「いた!」
(GM)「<目星>に成功したので、15分くらい……仁刃を発見したのは15:00となります」
(テラ)「じゃあ話しかけるぞ」
(GM)「おっと、話しかける前に、練知は一緒に人探しをしていたのか決めたいな。つまるところ、仁刃を見つけたこの場に練知は一緒にいたほうがいい?いないほうがいい?」
(テラ)「練知くんがいたら、仁刃くん意地張ってほんとのこと言ってくれなさそう」
(GM)「逆に?(言語不明瞭)」
(テラ)「わかる~(脳死)」
(GM)「じゃあアイくんと一緒に調べものをしてたことにしようね。時間を合わせるために、剣太くんと仁刃との会話の前に、調べものの処理を先にするね」
(ちゅ)「はーい」


▲図書館にて、仁刃を発見する。


(GM)「練知の図書館は87、アイくんは70ですね。ダイスロールをどうぞ」

練知:図書館(87)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 16 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

アイ:図書館(70)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 69 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「たしかむつき野についてだったよね」
(ちゅ)「ですです」
(GM)「大学図書館と違い、こちらはまだ地図はそれなりにあるようです。が、今現在の地図ばかりです。そしてその現在の地図をみて分かることといえば、むつき野という場所が殆ど空き地となっていることでしょうか。本来、ここにはむつき野駅というものがあったようですが、それが廃れているということがわかります。どうやら昔、急に発展させようと無理な工事を行った結果、地盤沈下などが起こり、危険区域に指定された、その結果今は何もない場所みたいです。練知は何を調べましょうか?」
(テラ)「地図についてはもう見たから、オカルト系かなぁ」
(GM)「ですと、図書館で読んだものと同じようなものですね」
(テラ)「ふむ」

(GM)「なお、剣太くんはその場で話しかけるのかな」
(テラ)「うん」
(GM)「はーい。じゃあどうぞ」
(剣太)「あの、もしもし。君は仁刃くん、だよね」
(GM)「仁刃はそう聞かれると、」
(仁刃)「……仁刃?違うよ。人違いじゃないかな」
(GM)「と答えます」
(テラ)「マジ……?」
(GM)「メタな発言になりますが、この『違うよ』は技能の<言いくるめ>なんですよね。そして自動成功の範疇となります。ですが言いくるめは強制失敗する条件があったはずです」
(テラ)「強い意志や確信があれば、だったね」
(GM)「ですです。よって、『違うよ』という発言が嘘であると確信出来れば、言いくるめには抵抗できます」
(テラ)「うーん、剣太くんはそんなにメンタル強い子じゃないので……」
(GM)「じゃあ、こいつは仁刃じゃないなという情報を得ます」
(テラ)「でも違うよって言われてもまだ話はできるよね」
(GM)「出来ますよ」
(テラ)「ただ、違うといわれても、あまりにも知っている情報と酷似しているので、じゃあ……」
(剣太)「君の、名前は?」
(テラ)「と聞きます」
(GM)「名前を聞く、かぁ。名前を聞くと」
(仁刃?)「……僕はチイラだよ。だから君の言う仁刃とは違うよ」
(GM)「と言います」
(ちゅ)「チイラくん!?」
(テラ)「おやおや!?」

チイラ。らいち(GM)の代理キャラ。
https://twitter.com/Lyche_e/status/874627577788289025
https://twitter.com/Lyche_e/status/874991790406868992
生命体に憑依するという特殊能力を持つやべーやつ

(チイラ)「もういいかな、僕もう続きを読みたいんだ」
(テラ)「んーーーー、もう別人だと思っちゃってるわけだから深入りではできない」
(ちゅ)「何の本を読んでいるのかは聞けないかな」
(テラ)「そうね、読んでる本について聞こう」
(GM)「読んでる本について聞くと、」
(チイラ)「オカルトめいた本だよ。でも僕が欲しい情報がなかなか見当たらないんだよ」
(テラ)「これ以上は心理学マンに任せるしかない」
(GM)「アイくんの出番だ」
(テラ)「では剣太はこいつは仁刃ではないという情報を持ち帰るよ」
(ちゅ)「怪しいヤツではある」
(テラ)「うん、それをアイくんたちに伝えよう」
(GM)「15:05頃かな、剣太くんはアイくんと練知に合流するよ」

(GM)「アイくんたちと合流して、話をするのかな」
(テラ)「うん」
(GM)「では、別人だけど似ている人がいたから一応見にいこっかとなり、もう一度向かいます」
(ちゅ)「行こう」
(GM)「では、仁刃らしき人物を見た……見たら、練知が駆け寄ります」
(練知)「にーーー!!!にーーじゃんか!!!」
(GM)「はい。まったく同じことをされて、言いくるめを喰らいます」
(テラ)「チョロい!」
(GM)「チョロい!」
(テラ)「チョロい!!!!!!!!!!!!!」
(ちゅ)「えぇ、兄弟なのに」
(GM)「兄弟なのに。」
(テラ)「これはもうアイくんに懸かっている」
(GM)「練知は心理学クソザコナメクジだからしょうがない。さて、アイくんの心理学ですが……いろいろ補正をかけてもよいです。情報はいろいろ持ってましたもんね。というか、彼の様子を見るのもよいかもしれません」
(ちゅ)「<目星>?」
(GM)「ですね、でも<目星>振るなら練知のほがいいよね、じゃあ話す前に目星をしたことにしよう(過去改変)。そしたらアイくんに情報を伝えた後に言いくるめを喰らったといい感じにつなげられる(都合のいい歪曲)。では<目星>いきます」

目星(80)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 2 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「クリった」
(テラ)「おぉっと」
(GM)「これ言いくるめ看破出来るんだけど……」
(GM)「いや、それはちょっと面白くないのでは?」
(GM)「うん、シナリオ的にアレがアレなので、練知は眼帯の下に火傷後があるのに気づきます。それに毛色も一緒だし、あとレンチのパーカーを着てるのがわかりますよ」
(テラ)「ホモ」
(GM)「なるほど?」
(GM)「これらの情報を得ますが、残念ながら練知は弟の<言いくるめ>を喰らいますので、その情報はすべてアイくんに託されました」
(ちゅ)「<心理学>ロールだ……」
(GM)「扱い的には抵抗ロールと同じなので、この<心理学>はそちらに振ってもらいます。アイくんは<心理学>おいくつだったっけ」
(ちゅ)「85あるよ」
(GM)「じゃあ10%上乗せしていいよ」
(ちゅ)「ありがとございます!いきまーーす」

心理学(95)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 21 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「よっしゃ」
(GM)「彼の発言である『違うよ、仁刃じゃないよ』が嘘であることを見抜きます。ここまで情報が酷似しているのに、別人なんてありえないといった感じ」
(テラ)「僕はまだ言いくるめられちゃってるんで、無関係の人をじろじろ見てコイツら大丈夫かなと不安げですが……」
(ちゅ)「じゃあ真実を暴こうね」
(アイ)「言い逃れは出来ないよ、君は仁刃くんと一致しすぎている。嘘を言ってるでしょ」
(GM)「言いくるめを看破されたチイラは、すっごい嫌そうな顔をします。そして、」
(チイラ)「はぁ。」
(GM)「と大きくため息をしたのち、仁刃がほかの人には見せないような明るい顔をします」
(チイラ)「あまり、知られたくなかったんだけど。僕はチイラ、違う世界から来たんだ」
(テラ)「これマジ?」
(チイラ)「でね、僕は元いた世界に帰らなきゃいけないんだ。そのためにこの身体を借りているんだ、憑依という能力を使ってね。だからーーー、僕は確かに仁刃であり、仁刃ではないんだ。」
(テラ)「というのを聞いたら、事情を呑み込んで、言いくるめを看破してもよいかな」
(GM)「呑み込めてよいです」
(テラ)「じゃあ……異文化コミュニケーションしましょうか」
(GM)「しちゃいましょう」
(テラ)「こっちの世界の暦については理解しているのかな」
(GM)「理解してないんじゃないかな……」
(テラ)「マジで……」
(GM)「ただ、チイラは仁刃の記憶をそれなりに覗けているみたいで。だから日常生活のあれこれはある程度把握できると思うよ」
(テラ)「じゃあ、憑依した時間を特定したいよね。22日なのかどうか」
(GM)「んーと、1日を日が昇り沈むものだと換算するなら、3日前だと教えてくれます。なので、22日の水曜日ですね」
(テラ)「チイラくんが異世界から来たのは?」
(GM)「彼が来たのは、7日前なので先週の土曜日です」
(ちゅ)「カイブツの目撃証言が出た日と一致しますね」
(テラ)「それから22日まではあたりを徘徊していた?」
(GM)「えぇ、元の世界に帰るためにその方法を探していたようです。ただ、」
(チイラ)「このセカイの人々は、僕の姿を見て恐れ退けようとするみたいで」
(テラ)「でしょうね」

※以前、らいち(GM)とテラ氏のやりとりで「チイラがクトゥルフTRPGに出てきたら間違いなくSAN値チェック対象になるよね」というものがあった

(チイラ)「できる限り一目のつかないようにしたんだけどね」
(テラ)「カイブツ騒ぎの原因はコレみたいだね」
(GM)「そういえば今剣太くんは地図を持っているんでしたよね」
(テラ)「持ってますね」
(GM)「見せてもよいですよ」
(テラ)「じゃあ見せようかな」
(GM)「はい、そうすると、これで間違いないよと言ってくれます」
(テラ)「それで、人々に騒がれないようにするため、仁刃くんの身体を借りたというのが、彼の真意ということかな」
(GM)「そうですね、彼の言い分では22日、仁刃と出会い。君もどうせみんなと同じように遠ざけるんでしょと言ったが、仁刃は酷い火傷跡を持っていることもあり、見た目で退けられる辛さに理解があったのでしょう、優しく接してくれたみたいで。あんたの帰りを探すの手伝ってやるよ、と手を差し伸べたようです」
(ちゅ)「やさしい……いや優しいけど模試どうするんだろう」
(GM)「模試は……知らん……」
(剣太)「君がこの世界に来た時、あたりはどんな様子だった?」
(GM)「剣太くんへの返答は、」
(チイラ)「真っ暗、だった。建物、とかほとんどなかったけど……でも、あまりその時のことを覚えてないんだ」
(GM)「記憶に残るような様子ではない場所だった、ということがわかります」
(テラ)「そうなると光の柱がなんなのか……説明がつかないよなぁ」
(ちゅ)「これに乗ってきた、みたいななのでは」
(テラ)「と思ったけど、出現した日にちとチイラくんが来た日が一致しない」
(GM)「うん?するよ」
(テラ)「したっけ?」
(GM)「そういわなかったっけ……光の柱は先週の土曜日と」
(ちゅ)「オカ研の人が言ってたような」
(テラ)「ということは光の柱=チイラくん、かぁ」
(GM)「残念ながらチイラはこの世界に来てからのことをほとんど覚えてないみたいなので、その確認は取れません。さてー、ある程度聞きたいことは聞けたかな?」
(ちゅ)「うん、こちらから聞くのはおわったかな」
(GM)「じゃあ本題に入ろうね。練知がはっきり言います」
(練知)「にーの身体を返して。
(ちゅ)「まぁそうだよね」
(GM)「それに対し、チイラは嫌がります。」
(練知)「じゃあどうしたら返してくれるの?」
(チイラ)「うーん、交換条件ね。さっきも言ったけど、僕は元の世界に帰りたいんだ、でも帰り方が分かんなくて困ってるの。だから、帰る方法を一緒に手伝って欲しいな!元の世界に帰れるようになったら、その時この身体を返すよ、約束する」
(ちゅ)「まぁ……これで仁刃くんの身体が返ってくるのであれば、やるしかないでしょう」
(GM)「はい。練知はちょっと申し訳なさそうに、最後まで手伝ってくれるかなと聞いてきますよ」
(ちゅ・テラ)「もちろんもちろん」
(GM)「やったぜ。そうすると、チイラは仁刃の身体で、しっぽをぶんぶん振って嬉しそうに笑います」
(ちゅ)「かわいい」
(GM)「仁刃は絶対こんなことしないやろうな……あっこのしっぽを振るっていうのはふが氏からのリクエストでした」

ふが氏ーこのシナリオ作りを手伝ってくれた人。ありがとうございます。
ちゃんと描写したぞ!!!!!!!!!!!!

(GM)「協力してくれると返事をもらったので、チイラは話を進めます」
(チイラ)「この世界に来たのも、この世界から帰るのも、どちらも魔法と呼ばれるものだと僕は思っているんだ。知らないことを知るためには本が集まる図書館がいいって、この子の記憶にあったから、ここでこうして本を読んでいるわけなんだけど……今一つ有益な情報は得られてないんだ。ねぇ、何かそういう類の本を知らないかな」

(テラ)「んんん、晴巳大学の図書館にオカルト系の本はー……」
(ちゅ)「なかったね」
(GM)「バケモノや光の柱とかの情報は一切なかったということが分かってたね」
(テラ)「こっちの図書館にもなかった、となると山本書店かなぁ」
(ちゅ)「そこしかなさそう」
(テラ)「でもあの書店にはオカルトめいた本はなかったって言ってたし」
(ちゅ)「いや、チイラくんを連れて行ったら何か変わるかもしれない」
(テラ)「たしかに」
(ちゅ)「じゃあ行ってみましょうか」
(GM)「よーし、行ってみますか」

(GM)「ドライブのナビゲート判定ですが、はしょります(ナメクジGM)。10分ぐらいで着いたことにしましょう。山本書店に着きました」
(テラ)「はい」
(GM)「でーー、店内に入るなり奥の店主が顔を上げます。そして、こちらから話をする前に口を開きます」
(店主)「……ふむ。ちょっと待っておれ、今持ってくるでの」
(GM)「と、店の奥へ入っていきました。そして、一冊の本を持ってきてもう一言」
(店主)「こいつじゃな、あんたに呼ばれとる本は」
(テラ)「強キャラ」
(店主)「しっかし、面白いモンを探しとるのぉ。あぁ、お代は結構。身の保証もせんがな、好きに使え」
(GM)「そしてそれをチイラに渡します。少なくとも、あなたたちの知っている言語ではないことが分かってよいです。そして、受け取ったチイラは驚きと安堵を混ぜたような表情で」
(チイラ)「これを、どこで」
(GM)「と言います。しかし、店主は”さぁな”口を閉ざします。イベントはここで終わりです」
(剣太)「君の元居た言語で書かれているのかい?」
(テラ)「とチイラくんに聞きます」
(GM)「剣太くんへの返答は、」
(チイラ)「いや、知らないな」
(テラ)「でもチイラくんはそれを読める」
(GM)「読めないみたいです」
(テラ)「読めないわりにびっくりしてたけど……」
(アイ)「その本を知っているの?」
(GM)「アイくんへの返答、」
(チイラ)「……知らない」
(ちゅ)「心理学いいですか?」
(GM)「いいですよ」

心理学(85)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ *** ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「チイラの『知らない』に対するアイくんの心理学ですが、あからさまに変な態度と続けていたし、もともとこの本について知っていたであろうと、ほぼ確信します」
(ちゅ)「なんで嘘つくんじゃ」
(GM)「直接聞いちゃう???」
(テラ)「真意がわかるのは本人だけだし……」
(ちゅ)「なして嘘つくんじゃ~~~~」
(GM)「言っちゃう???」
(ちゅ)「えっと、知っている体で話を進めてもいい、ってことだよね」
(GM)「よいですよ」
(アイ)「この本の内容が分かれば帰れそうなの?」
(GM)「それを聞かれると、」
(チイラ)「そうかも、しれない」
(テラ)「仁刃くんは言語論の講義をとってましたよね」
(GM)「はい、とってましたね」
(テラ)「そしてチイラくんは仁刃くんの記憶を少し覗ける」
(GM)「一応、よめますね」
(テラ)「記憶の中から、この本の言語を特定したりは?」
(GM)「うーん、それは技能を使わないだね。この場合は<アイデア>かな、チイラは異界の生物だしの<アイデア>は96としましょうか(今決めた)」

アイデア(96)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 96 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「95かぁ……成功っちゃ成功だけど……」
(ちゅ)「あぶない」
(GM)「仁刃の記憶から推測しますと、この世界でいうラテン語で書かれた本のようですね。ただ、この記憶では読めそうにないみたいです。アテはありますか?」
(テラ)「山本書店のカメさんは読めないんですかね」
(GM)「聞いても首を振るのみです」
(ちゅ)「教授のところはどうかな」
(テラ )「あー」
(GM)「いってみる?」
(ちゅ)「いってみたい」
(GM)「いってみよっか。仁刃は連れていきますか?」
(ちゅ)「連れていきましょう」
(GM)「はーい。まぁあの教授なら補講を休むのも許してくれるでしょう、緊急事態だし」
(ちゅ)「それにまず安心させたいな」
(GM)「ではまた晴巳大学へレッツゴー」

(GM)「15:40頃ですね、晴巳大学へ到着しました。大学の1コマのサイクルタイムはたいてい1時間半なんですが、14:15から補講が始まってますので、あなたたちは丁度休憩時間にふらっと現れたことでしょう。そうすると、サメさんと羊獣人さんが仲良くはなしていますね」
(テラ)「仲よさそう」
(GM)「仁刃を連れてきたので、2人とも”無事だったのか!?”と駆け寄ります」
(テラ)「いいですね」
(GM)「まぁ……チイラはだいぶ困ってますけどね……」
(テラ)「でしょうね!」
(GM)「チイラは、」
(チイラ)「だ、大丈夫……だよ」
(GM)「と、それなりに仁刃を演じていますが、かなりぎこちない様子です」
(ちゅ)「まま、本題に移りましょう」
(GM)「練知が事情や経緯を説明し、本題に移ってくれます」
(チイラ)「この本を読むことはできる?」
(GM)「それに対しサメ教授は、」
(サメ)「ふむ……かなり難しいが、読むことはできるぞ」

(GM)「と、返します」
(テラ)「有能」
(ちゅ)「有能」
(サメ)「しかし時間が掛かるな、構わないか?」
(GM)「どうやら補講はすでに済んでおり、ここから先に予定はないそうです。なので今から解読してくれるようですよ、どうされます?」
(テラ)「時間かかるとはだいたい……」
(GM)「2時間半、ぐらいでしょうか」
(テラ)「そんな短くていいのか……」
(ちゅ)「有能すぎる」
(テラ)「夜遅くまでかかってもいいんで、一緒にいたいと言おうかな」
(GM)「でしたら、教授は嬉しそうに、」
(サメ)「ありがとう、じゃあ解読するね」
(GM)「と読み始めてくれますよ」
(ちゅ)「アイくんは精神分析要員として一緒にね……」
(テラ)「そう、それが怖いんだよね。ラテン語でこんなんね」
(GM)「やばそうですよね」
(テラ)「やばそうでしょ」
(GM)「では、今のメンツ……練知、アイ、剣太、海人、チイラの5人で談笑したことでしょう。ちなみに、羊獣人は山本 海人 (ヤマモト カイト)、教授さんは橋下 港(ハシシタ ミナト)っていうみたいですよ。話しているうちに教えてくれました」

(GM)「港さんの解読チャレンジ、技能は振らないんですけど。1時間半ぐらい経った頃ですね、かなりグダっている様子です」
(テラ)「おっとぉ?」
(GM)「顔色が悪そうです」
(ちゅ)「<精神分析>ですかね」
(GM)「<精神分析>します?」
(ちゅ)「してあげたい」
(GM)「ではどうぞ、成功したら読み進めれるかもしれません」 
(ちゅ)「<精神分析>は81ですね」
(GM)「高いねぇ!」

精神分析(85)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 96 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「お”あ”あ”あ”あ”あ”!”!”!”!”!”!”」
(GM)「なるほどなぁ……」
(ちゅ)「お”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ん”!”!”!”!”」
(GM)「港さんは、そこで本を読み進めるのを断念しました」
(ちゅ)「ゴメンナサイ……ゴメンナサイ……」
(GM)「もとより失敗してもらわないと困る場面だったから……気にせんでええんやで」
(ちゅ)「ウワァーー……」
(GM)「今の時刻は、17:30頃ですね。港さんは本の内容をかいつまんで話してくれます」
(  港  )「この本は、”門についての覚書”という題名だ。信じがたいが、”門”という魔法というものについての本のようだ。”門”という魔法は、違う場所に2つ魔法陣を描くとその2つの魔法陣が繋がり、つながった”門”を通ると遠い距離を瞬時に移動することができる魔法、と書かれている。2つの魔法陣は寸分の狂いなく一致していなければならず、少しでも欠けると機能しなくなるようだ。また、俺に馴染みはない魔力という概念が多大に必要となる、ともある。最後に、”門”を通った時、魔法陣から強い光が出る、だな。これ以上は……すまない、厳しい」
(GM)「と述べてくれますね」
(テラ)「僕らにできるのは、魔法陣が欠けたか消えたかしているから、それを直すとかでしょうね」
(GM)「でしょうね」
(テラ)「でしょうけど、その前に海人くんに山本書店に心あたりはあるかを聞きます」
(GM)「うーん、行ってないよと話します」
(テラ)「名字が一緒だから親族だと思ってた」
(GM)「ほんまやんけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
(テラ)「あっそういうアレではない」
(GM)「あっそういうアレにします」
(テラ)「いやいやいや」
(GM)「彼は叔父の店だと言います(事実改変)」
(テラ)「あっそうなんだ」
(GM)「親戚でした!」
(ちゅ)「親戚だけど行ったことはない」
(GM)「あんまり叔父の家に行かないんじゃないかな」
(テラ)「仲悪そう」
(GM)「馬が合わなそうではある」
(テラ)「ではここが何か繋がるわけではないと」
(ちゅ)「繋がるわけではなさそう」
(テラ)「じゃあむつき野いくかぁ」
(ちゅ)「ちなみに、ラテン語の辞書とかがあって、その先を読み進めたりはできない?」
(GM)「うーん。本の内容はすごく難しいので、参考書や辞書ではどうにもならなさそう」
(ちゅ)「しゃーないか。じゃあお礼を言いますか」
(GM)「港さんは具合が悪そうな顔で無理に笑っていますね……」
(ちゅ)「これ帰る前にもう一回<精神分析>してもいい?」
(テラ)「やったげな」

精神分析(85)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 56 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「よかったぁ」
(GM)「そういえば<精神分析>って時間かかるんでしたっけ」
(テラ)「かかるね、最高でも1時間」
(GM)「ありがとう。では30分ぐらい楽しい話をしたこととします、すると港さんは具合がよくなったみたいですね」
(テラ)「これでアイくんのことを好きになろうな」
(GM)「それは……もうちょっといい出目があればね……」
(テラ)「そうですか……」
(GM)「ですね……」
(テラ)「じゃあ出発しましょうか」

(GM)「では移動中ですね。行き先をまだ決めてないときのこと。練知のスマートフォンに電話がかかってきます。叔父さんからですね」
(テラ)「裕さん」
(GM)「はい。時刻が時刻ですし、あたりはかなり暗くなっています。なので今日はいったん解散にしなさい、もし一緒に来ている人が遠くから来ているなら泊っていきなさい、などの用件みたいですね」
(テラ)「じゃあまずは仁刃が見つかったことを報告します」
(GM)「それを聞くとびっくりしますね、早く無事な姿を見たいと言いますよ」
(テラ)「じゃあ一度かえろっか」
(ちゅ)「かえろう」
(GM)「おうち帰ろうね」

(GM)「18:30、藍鍵処へ着きます。裕さんは、仁刃を見るなり抱きしめますね、よかった……と」
(テラ)「ホモなの???」
(GM)「叔父さんそういうキャラだし……」
(テラ)「えぇ……おや?」
(GM)「えっ……ほら……感動的シーンにこういうのって付きものでしょ??」
(テラ)「ほーん(あしらう)」
(GM)「ただ裕さん、事情を聞くとまだ事態は収まってないんだな、仁刃くんが返ってきたわけじゃないと把握します」
(テラ)「えらい呑み込みはやいなぁ」
(ちゅ)「はやすぎる」
(GM)「そういうところは雑なんだよ、仕事放置して釣りに行く人だし」
(テラ)「そっかぁ」
(GM)「はーい。ここからはただのファンイベントなんですよね、お泊り。していきますか?」
(ちゅ)「泊って行こう」
(GM)「はーい」

(GM)「裕さんが晩御飯を作ってくれるみたいなので、みんなで晩御飯の材料を買いに商店街へ行くことになりました。仁刃、中身はチイラですが、彼が失踪から戻ってきたと商店街の店主たちに伝えたりしますね。よかった、よかった、と活気が戻ることでしょう。常連さんが1人いなくなるのは寂しいものですから。そして晩御飯を狭い部屋でいただきます。食卓を囲む中、裕さんがいくつか話をしてくれます。拾い忘れてる情報の補填ってやつですね」
(  裕  )「ーーーその門っていうのがあれば帰れるってのは分かったんだけどね、魔法陣とかの模様って心当たりあるのかい?」
(GM)「そうするとチイラが、」
(チイラ)「あまりうまく思い出せないけど、前いた世界、最後にみた模様は……」

(チイラ)「こんなのかなぁ」
(GM)「と、裕さんに借りた紙とペンで書いてくれます。それをみた裕さんは少し考えこみ、」
(  裕  )「んーーーー、どこだっけ、こんな模様が記憶にあるな、えぇっと……あぁそうだ!むつき野地下通りにこんな模様があったね」
(GM)「と話してくれます」
(テラ)「むつき野地下通り」
(GM)「えぇ。今は廃れてしまったのですが、むつき野という場所に地下通りがあるみたいで。線路をくぐるように作られた場所ですが、たくさんお店があって、商店街のようになっていたみたいです。で、その地下通りには広場があるらしく、その広場の地面に大きく描かれたもの、という話です」
(テラ)「ほーん」
(GM)「それくらいですね、御飯が済んだらお風呂を貸してくれます。また、チイラと練知は仁刃の部屋、アイくんと剣太くんは裕さんの部屋でお休みになってね、とのこと。裕さんは1階で寝るみたいです」
(ちゅ)「やさしい」
(テラ)「やさしい」
(ちゅ)「じゃあお言葉に甘えてお布団で寝ましょう」

(GM)「じゃ、最後の舞台へ行こうか」


~CoC第12回セッションまとめ (下)~
へ続く!

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