あz

CoC第12回セッションまとめ(上)

 とりあえずだ、このタイトルに見覚えがない君。落ち着いて次のリンクを読んで来い。

https://togetter.com/id/free_fig_dragon

 あとこっちもだ。

https://togetter.com/id/leousnute_

 読んだか?それともタイトルに見覚えが有るから飛ばしたか?おっと、この卓の参加者だったか?まぁなんでもいい。要するにこの記事が「獣人や竜人といったケモノ達が現代の怪奇現象に立ち向かう! っていうクトゥルフ2010のプレイログ」であることを理解してくれればそれで良いのだ。
 ただ、いつもと違う点が2つある。それは「GMを務めるのはこの記事を書いているらいちであること」と、「twitterではない場所で行われたため、Togetterではなくnoteにまとめたこと」だ。
 つまるところ、これから俺が書くのはいつもと同じセッションまとめであり、セッションまとめの第12話であり、そして今から貴様が読むものだ。
 よろしいか?よろしくなくとも続きは書くがな。


→ → → → → → → → → →


 さて、セッションまとめはどう書き出すものだったかな。いつも見ているはずなのに、いざ書くとなると思った以上に難しいものだ。拙く見づらくなるかもしれないが、最後までお付き合い頂けると幸いだ。
……さしあたって、書き始めはこうするとしよう

「ではセッションを始めます、よろしくお願いします」
定型文のようなGMの挨拶に「よろしくお願いします」と、どらちゅ氏のものとテラ氏の返答が続く。今回のセッションはどらちゅ氏、テラ氏、そしてGM、計3人で行った。その様子を以下に綴る。

※(GM)→らいち   (ちゅ)→どらちゅ   (テラ)→テラ
※このシナリオはGMが作ったオリジナルシナリオです
※実際のセッションログを読みやすく改変している部分が多々あります
※キャラが喋る場合は太字で記入します

(GM)「じゃあまずは探索者の紹介からかな、まずどらちゅさんからお願い」(ちゅ)「はーい」
(ちゅ)「アイくん、ですね。アイくんはアイドル活動をしててー、INTが高くて、それを活かして芸能界を生き抜いているというキャラです。でー、現在不定の狂気により、女の子扱いされることに興奮する状態ですね!……ってこれ自分で何言ってんのかわかんねーな」
(GM)「そこ重要っすね」
(テラ)「超重要」
(GM)「おっと、超が抜けてたな。はい、素敵なキャラですね。女の子扱いされるだけで興奮したりジュンジュワーするっていうの、相当ヤベーなって思ってるけど」
(ちゅ)「アイドルなんでね、芸術<アイドル>を持ってるからね、それで普段隠してるんですよ」
(GM)「ジュンジュワーって毎回言ってるけど、実際オスなんですか?メスなんですか?」
(ちゅ)「オスですね……」
(GM)「オスだけどジュンジュワーする」
(ちゅ)「する」
(GM)「やべーな。なるほどね、女の子扱いされるとメスイキが発生すると」
(ちゅ)「あっいやその上で芸術<アイドル>に失敗すると1メスイキ」
(GM)「やばくないですか?」
(テラ)「そんな設定……」

▲アイ。蛇種族で男性。本名は藍染 奏音(あいぞめ かのん)。いつもオシャレな服装をしている。かわいい。


(テラ)「じゃあ僕の探索者ね、春日井 剣太ですね。職業はドライバー、長距離を運転してて、乗るトラックは小型中型あたりだね
 ステータス的には、サイズが高いのは僕のこだわりでいいんですけど……DEXが高くて<拳>を持ってるから、戦闘では有利になれるよ」
(GM)「めっちゃしっかりしてる」
(テラ)「あと……戦闘になるのを想定したキャラなので、<応急手当>に99振ってあるね。まー、99まで振ってあるのはそれなりの理由があって、昔強姦に遭って……トラウマから自衛のアレを……ちょっとね……そういうので<拳>も高い……」
(GM)「なるほど」
(テラ)「あと<運転>があるから車の運転は出来るし、<聞き耳><目星>も強い!ただ、精神的なトラブルには弱いから、そこはアイくんにカバーしてもらおうかなと」
(GM)「あ^~いいですね」
(ちゅ)「アイくんは対人的な技能を多くとってるからね」
(GM)「つまりホモ」
(ちゅ)「いや全然」
(GM)「えぇ・・・・・・」
(テラ)「親戚なんでね……」
(GM)「そっかぁ近親相姦ねなるほど」
(テラ)「なんで???」
(ちゅ)「なるほどではない」

▲春日井 剣太。犬種族(ドーベルマン)、男性。アイとは従兄弟の関係にある。過去のトラウマが強く、色々と引き摺っているようだ。詳しくは第5回のセッション【https://togetter.com/li/1123786】をどうぞ。猫耳フード付きのポンチョをいつも着てる。かわいい。


(GM)「はい、ではアイくんには友達がいますね。昔オフ会で知り合った仲の」
(テラ)「それ練知くん」
(GM)「はい、灰咲練知です。今回のセッションであなた達探索者のもとを尋ねる者となります。まーこの子はエンジニアですね。エンジニアといっても幅広くありますが、その中でもこの子の専門は自動車整備です。INTが高く、雑学に長けており、探索では問題なく力を発揮してくれるでしょー」

▲灰咲 練知。狼種、男性。自動車整備を専門とするエンジニア(実際は自動車大学の生徒、かつ卒業見込み)。小さな身長であるが、親の企業を継ぐため勉学や現場作業に励んでいる。彼はいつも工具ポーチを携帯している。


(GM)「……2017年、2月24日金曜日、夕方のこと。アイくんのもとに電話がきます。アイくんのよく知っている、灰咲 練知からです。」
(ちゅ)「やー練知くん」
(GM)「練知は”弟が行方不明になったんだ”と話を持ちかけます」
(ちゅ)「あら、仁刃くん」
(GM)「そして練知はアイくんに”弟について何か知らないか”と聞いてきます」
(ちゅ)「ほー、でも当然何も知らない」
(GM)「まぁ何も知らないでしょうね。泊りに行ってるとか、可能性として考えたんでしょうか。然し何も知らないと返ってきたので、”わかった”とアイくんに伝えます。で、アイくんにはね……話の流れでね……練知に”探すの手伝おうか?”と言って欲しいんだけどね……」
(ちゅ)「勿論します」
(GM)「あっ即答!ありがたや。じゃあ、アイくんは練知にその週の土日を使って弟探しに付き合うよと言ってもらいます」
(ちゅ)「探す探す~」
(GM)「で、練知はそれに対し”嬉しい!じゃあ25日、朝の10時、オイラん家の最寄駅、信太駅に来てね”といいます。そしてアイくんにもう一つ、剣太くんに一緒に来て欲しいと話す流れを作って欲しいんだよね」
(アイ)「一緒に来てくれる?」
(剣太)「いいよ」
(アイ)「やったー」
(GM)「まー最近いろんなことあったし、水族館とかで云々」
(テラ)「ありましたね」
(GM)「不穏なことには人数多いほうがいいもんね、なので来てもらうことになりました。そんなこんなで練知の弟、灰咲 仁刃を捜しにいこう!といった具合でこのセッションはスタートします」
(ちゅ・テラ)「ふんふん」
(GM)「なお、この時点で持ち物の表記を済ませておきたいんだけど。特にアイくんはもうやべーことを2回も経験してるわけだし」
(ちゅ)「確かにね。じゃあ変装グッズと、スタンガンを新しく買っておこう」
(GM)「そういえばスタンガンまだ返してないですね……」

※ CoC 第1回セッションにてアイにスタンガンを渡されたが返していない
→第1回セッション「もっと食べたい」
おまけに翳深島へ勝手に持ち出している。用意周到に乾電池とセットで
→第6回セッション(翳深島)

(ちゅ)「アイくんね、ダメージボーナスが -1D4 なのでね。戦闘ではスタンさせる以外役に立たないからね」
(GM)「なるほどね、そして剣太くんがボコってくれる」
(テラ)「いやいや……あっちなみに最寄駅の信太駅ってアイくんや僕の生活圏から遠い場所?」
(GM)「あー、正直なところ練知の地元とアイくんの地元がどれだけ離れてるかは全く決まってないのよね」
(テラ)「車で駅まで向かおうかなって」
(ちゅ)「おっじゃあ車で送ってもらおう」
(GM)「おっと、車で向かうのね。じゃあ駅の駐車場に停めることになるね。それはあとで連絡とかとったんだろう」
(テラ)「車運転できる人がいるんでーって感じで、集合場所とかもちょっと変わったかも」
(GM)「うんうん。剣太くん車乗れるもんね」
(テラ)「あとー、他には剣太くんもスタンガン持つかな」
(GM)「こいつらスタンガン持ちすぎだろ」
(ちゅ)「人間不信すぎる」
(GM)「怖すぎでしょこんなメンツ相手にしたくねぇ」
(テラ)「まーその2つかな、車を持って信太駅までいったということで」
(GM)「はーい。じゃあ……あなた達二人は24日(金)の間に準備を済ませたことでしょう」

(GM)「そして次の日、25日(土)の朝のこと。あなた達は信太駅で待ち合わせをして、その後駅ナカにあるカフェへ向かいます。電話では詳しく話していなかったので、そこで事情を説明するようですね」

▲駅で待ち合わせ。


(GM)「さてカフェですが、何か頼みますか?」
(テラ)「んーパフェ」
(GM)「パフェ!?朝だよ!?朝10時だよ!?剣太くん甘いものすきだね」
(テラ)「デブなんでぇ……」
(GM)「あ~なるほどね?パフェ食べたんだね、カロリー高いね。ちなみにチョコですか、イチゴですか」
(テラ)「チョコかな、バナナとか入ってる」
(ちゅ)「あ^~」
(GM)「チョコバナナいいっすね~。まぁこれあんま関係ないけど……」
(テラ)「わかる~」
(GM)「飲み物は頼まないんすか」
(テラ)「じゃあコーヒーかな」
(GM)「あ^~コーヒーとパフェ強いね(語彙崩壊)」
(テラ)「甘いものにね、コーヒーつけてね」
(GM)「ちなみに練知はココアを頼みました」
(ちゅ)「あ^~かわいい」
(GM)「練知はコーヒー苦手だからね。アイくんは何頼んだのかな」
(ちゅ)「カプチーノだね」
(GM)「カプチーノ!かわいいっすね」
(テラ)「シャレオツですね」
(GM)「カプチーノ響きがかわいいよね」
(ちゅ)「アイくんも響きがかわいいから選んでる節あるよ」
(テラ)「そういうところがあざといよね」
(GM)「まぁアイドルだもんね」

(GM)「さて、一息ついたところで練知は話し始めます」
(練知)「やー、今日は来てくれてありがとう。じゃあさっそく本題なんだけどね。オイラには叔父の家で暮らしている……つまり別居している弟がいるんだ、仁刃っていうんだけどね」

灰咲 仁刃、狼種、男性。叔父の家で暮らす大学生。出来がいい兄(練知)に劣等感を抱くダーティーなやつ。小さい頃に工場で目のあたりに火傷を負い、今も火傷跡がある。コミュニケーションに消極的だが優しい子。

彼とブリ大根が出てくるセッションはこちら
【CoC 第2回セッションまとめ】


(練知)「それで昨日の昼頃、叔父から電話が掛かってきたんだ。”昨日の昼に仁刃くんが出たきり帰ってこない、おまけに連絡もとれない。なにかしらないか"と、でもオイラが居る実家には来てないから”いや、来てないよ”と返して、叔父さんは焦ってたのか”そうか分かった”とだけ言ったんだ。でもね、にー……えっと、オイラの弟は連絡せず泊りに行ったりする子じゃないのをオイラはよく知っているんだ。だから昨日の夕、弟のこと知ってる友達に電話を掛けてみたんだ。そこにアイくんもいた、となるよ。因みに電話を掛けた友達からは手がかりを何一つもらえなかったんだ。なので叔父の家にこれから行くつもりだよ」

(GM)「……整理すると、”22日(水)の昼頃に仁刃が家を出たきり帰ってこない”という連絡を24日(金)の昼頃に受け取った、練知も詳しく知らないので今から叔父の家に手がかりを求め向かう、です。何か聞いておきたいこととかあれば、ここで聞いておくといいですね」
(テラ)「逆に練知くんは最近仁刃くんと連絡とってなかったのか」
(GM)「そーだね、最近何か話したとかはないみたい。練知は弟が自分と連絡をあまり取ろうとしたがらないことを知っているのから」
(テラ)「じゃあ聞けることないのでは?」
(GM)「まぁーそうっすね」
(テラ)「ガハハ」
(GM)「とはいえあるとすれば、仁刃のことを剣太くんは知らないはずなので、容姿とかを聞くことが出来るんじゃないかな」
(テラ)「あー、じゃあ剣太は練知くんに……アイくんは仁刃くんのこと知ってるの?」
(GM)「練知はアイくんに仁刃のこと伝えてると思う!」
(ちゅ)「弟がいるのは知ってるね」
(GM)「でもあったことないだろうし容姿とかは知らなそう」
(テラ)「ほーん、じゃあ剣太くんは容姿とかについて聞いておこうかな」
(GM)「仁刃は左目に火傷跡がある藍と灰が混ざったような毛を持つ狼種の男性だね。普段着てる服とか、そーいうのは教えてくれない。なお写真を見せてくれるよ、1、2年前の誕生日の写真だね」
(テラ)「他に何か……ということは練知くんも情報得られてない訳だ」
(GM)「叔父の家に行かないとわかんないことだらけだね」
(ちゅ)「ならとりあえず向かおうか」
(テラ)「そーだね」
(GM)「おっけー、ではカフェを後にして叔父の家に向かうよ」

(GM)「信太駅から叔父の家まではだいたい10分ぐらいかな、カフェでゆったり話したりていまの時刻が10時半だとすると、10時40分には着くね。
     駅から続く大通りに面した場所に、商店街でよく見かける、1階が営い処で2階は居住スペースな建物があります。看板に”藍鍵処”と書いていて、練知はその建物を指し”ここがオイラの叔父の家だよ”と2人に言います。札には商い中と書いていますね。練知はそのまま”じゃ入るね”と言いますが……流石に止めないよね?」
(ちゅ)「ないですね、お邪魔しますと言って続きます」
(GM)「はーい。さて、中に待っているのは頭にバンダナを巻いた蜥蜴種の子です」
(蜥蜴)「いらっしゃいませー」
(練知)「あ、翔也くん!いたんだ」

黄枯茶 翔也、蜥蜴種、男性。翔也の親父と練知や仁刃の叔父が古い友達で、社会体験だとかなんとかで仕事を手伝っている。まだ高校生で、敬語が不慣れ。~~ッスと言えばOKという認識みたいだ。登山やキャンプ、サイクリングにスキーなどアウトドアな活動が趣味。かなり活発な子。

彼が仲間と共に世界の終わりを食い止めるセッションはこちら
【CoC第8回 セッションまとめ】


(翔也)「練知さんじゃないッスか」
(GM)「蜥蜴種の子は練知を見るなり、顔をしかめるというか、何かを察したような表情をします」
(練知)「さっそく要件なんだけど、叔父さんはいるかな」
(翔也)「裕さんは居ないッス」
(練知)「そっかぁ」
(GM)「練知はそこまで話した後、2人に向かって話しかけます」
(練知)「ここがオイラの叔父のー……裕さんっていうんだけど、裕さんの家だね、鍵屋をしているんだ。でー、叔父に話を聞くのが一番早いと思ったんだけど、いま居ないみたい。それで、この子はここでバイトしてる翔也くんだよ」
(翔也)「ちわッス。翔也ッス」
(剣太)「こんにちわー」
(アイ)「こんにちわー」
(ちゅ)「て言って、心理学振っていいですか」
(GM)「マジ?早くね?何に対してだ」
(ちゅ)「”裕さんは居ないッス”に対してです」
(テラ)「あーね」
(GM)「はーい、アイくんの心理学は……」
(ちゅ)「85あるね」
(GM)「おっけ、じゃあ振ってもらおうかな」
(テラ)「心理学は……」
(GM)「あっ僕が振るんだ!!!(クソザコGM)」
(ちゅ)「シークレットダイスだね」

心理学(85)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ *** ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

※上はダイス表記。今回はシークレットダイスのため表記が「***」

(GM)「”裕さんはいないッス”に対するアイくんの心理学、アイくんは”彼が嘘をついているような表情では無かった”ことを感じ取ります」
(ちゅ)「なら特に気にすることではないね。これで裏に裕さんがいるとか感じ取ったら僕この子を信じられなくなるとこだったよ」
(GM)「ファンブルったら言ったかもしれないですね……さて、練知は翔也と話を続けます」
(練知)「じゃー裕さんは何時頃に帰ってくるのかな」
(翔也)「そうッスね、昼頃ッス。12時半には帰ってきてると思うッス」
(テラ)「裕さんがかえってくるなら12時ってことか」
(GM)「朝の外回りにでも行ってるんでしょうね」
(テラ)「絶対釣りでしょ……」

店主の藍茂裕は店にいる時間より釣りに行く時間のほうが長い
参考【https://twitter.com/Lyche_e/status/918430704240771072】

(GM)「……まぁ翔也には外回り行ってくるとしかね……でも自分の息子のように育ててる子が居なくなってるからね……それで釣りに行くような人ではないと僕信じたいんですけど……実際どうなのか僕には分かんないですね……でもあの人釣り好きだから……(デクレッシェンド)」
(テラ)「ちょっとね……じゃあ2時間ほど時間が空いてるんで、翔也くんにお話を聞こうと思います」
(GM)「はーい。では何を聞きますか」
(ちゅ)「では、居なくなる前の仁刃の様子を」
(テラ)「最後に仁刃くんを見たのはいつかも聞きたい」
(GM)「順番にいくね。居なくなる前の様子はー……」
(翔也)「俺はバイトでここに来てる時しか仁刃さんに会わないんスが、これといって変な様子は無かったッス」
(テラ)「特に変わりはない」
(翔也)「最後に仁刃さんを見たのッスね。俺はここに夜18時から片付けとか事務の手伝いとかをしにくるんスが、火曜……21日にはいたッスね。でも22日の水曜では見なかったッス。先輩が居なかったから仕事が結構残ってて、大変だったのを覚えてるッス」
(テラ)「実質21日が最後に見た日となる」
(GM)「そうなるね、22日には裕さんしかいなかったみたいだよ。
     で、翔也は事情をなんとなく把握しているので、質問に答えたあと3人(匹)にこう話します」
(翔也)「叔父が居ないから2階の仁刃さんの部屋とか案内出来ないんスけど、仁刃さんはよく駅前にある商店街に晩ご飯の買い出しに向かうみたいッス、そこなら何か話を聞けるかもしれないッス。俺は仕事中なのでついて行けないッスが……裕さんに3人が来たことは伝えておくッスから、行ってみたらどうッスか?」
(GM)「それを聞いた練知が2人に対して声を掛けますね」
(練知)「というわけだけど、行こっか」

(ちゅ)「はーい」
(テラ)「行きますか商店街」
(GM)「じゃあ翔也から練知は道を教わるので、2人はついていってね」


(GM)「駅前にある商店街は、藍鍵処から徒歩5分ぐらい。翔也とはそんなに長く話してないし、商店街につくのはだいたい11時ぐらいになるね。
     スーパーマーケットやコンビニの普及により、大抵の商店街は廃れる一方ですが、この商店街はそんなことはなく、今でも活気がある様子です。ぱっと見たところ、八百屋、肉屋、魚屋、クリーニング、書店……などなど、大抵の商店街にあるものは一通り揃っていますね。どこから回りましょうか、提案ありますか?」
(ちゅ)「あー、もう手当たり次第回るしか思いつかないなぁ」
(テラ)「翔也くんによく行く店とか聞いておけば良かったね」
(GM)「でも翔也は”晩ご飯の材料を買いに行く”と言ってたね」
(テラ)「晩ご飯……」
(ちゅ)「八百屋さんとか?」
(テラ)「そうだね、食べ物関連」
(GM)「では、食べ物関連で商店街へと目星をつけますね(判定なし)。八百屋、魚屋、肉屋あたりが目に付きます。その中で一番近いのは肉屋さん、一番遠いのは八百屋さんとなります」
(テラ)「では一番近い肉屋さんから行こっか」

(GM)「あなたたちは看板に大きく厳かな文字で”肉処”と書かれた店に来ます。店にはタオルを頭に巻いた厳つめの竜人のおっさんが佇んでいますね。大きな店舗ではなく、店に入るなどという概念がない、お肉が入ったショーケースとレジカウンターが通りに面している”商店街にある肉屋!”という感じです。”よくあるやつ”です(語彙崩壊)」
(テラ)「わかるわかる」
(GM)「俺が話しかけたい!っていう人がいなければ練知が話しかけるけど、どうする?」
(テラ)「じゃあ声をかけます」
(GM)「オッケー、では練知が”頼むわ……”と剣太に委ねます。ちょっと厳ついおっさんにびびっちゃってるね」
(テラ)「びびってるんだ」
(ちゅ)「いかつい同士だね(???)」
(テラ)「いかつくないよ!!GMさん、ちょっとメタ視点な質問なんだけど、この肉屋さんで扱ってるのは生肉なの?調理された品も置いてるの?」
(GM)「えっと、スーパーのお肉コーナーによくあるね、プルコギ風!みたいな焼くだけ系お肉は取り扱ってるんだけど」
(テラ)「その場で食べれるような……コロッケとか惣菜とかは?」
(GM)「残念ながらないですね」
(テラ)「ないんだ……あったらこう買って話題の切り出しに使いたかったんだけど」
(GM)「ここはガチの肉屋なんでー……」
(テラ)「じゃあこう……和牛的ないいお肉を買って媚を売ろう……」
(GM)「マジ?」
(剣太)「いいお肉扱ってますね、普段からお客さんも多いのではないでしょうか」
(GM)「それを受けると、店主は……」
(竜人)「はっはっは、いい目してるねぇ。まァうちはいいモン仕入れてるからな!と、しかし高い肉選ぶな、なんか祝い事か?」
(GM)「といいますね」
(テラ)「ここでホモだったら君との出会いに乾杯とか言うんだろうけど……」
(GM)「(大爆笑)」
(テラ)「剣太くんはホモじゃないんで……」
(GM)「残念ながら」
(テラ)「えーっと、祝い事……そうだなぁ。仁刃くんのことは全然知らないけど、」
(剣太)「友達の祝い事をするために買うんですよ。ただー、残念ながらその友達がいま失踪していまして。そういえば、その友達はこの商店街によく来ていたみたいですが、何か知りませんか」
(テラ)「と言って、練知くんが持ってる写真を店主に見せます」
(GM)「……ちなみに、この剣太くんのセリフは”肉を買ったあと”での発言ですか?”何を買おうか選ぼうとしている時”ですか?」
(テラ)「買ったあとですね!」
(GM)「Wow!GM的にはね、”それを買うのは辞めな”という返答をしようと思ってたんだけどね」
(テラ)「買わないほうがいい?」
(GM)「その流れにして貰ってもよいかな」
(テラ)「はーい」
(GM)「では、失踪したと聞いた店主は、」
(竜人)「なんでい、じゃあ今は祝えねぇんじゃんよ。見つかってから買いに来いよな、力になれるんなら俺も知ってること話すからよ」
(GM)「と、店の奥にいる、奥さんでしょうか?同じぐらいの年の女性の方に店番を頼み、お店から出てきてくれます。いい人」
(ちゅ)「やさしい」
(テラ)「やさしいですね」
(GM)「見かけによらずってやつですね。竜人の店主は」
(竜人)「んで、聞きたいこともっかい言ってくれねぇか」
(GM)「と質問を聞きますね」
(テラ)「では、仁刃の写真を見せて、この狼を見てないか、見たなら最後に見たのはいつかを聞きます」
(GM)「はーい。では、写真を見たところで、」
(竜人)「あー、コイツか。ウチの常連さんだな。毎週火と金に来るんだよな。そういや昨日は来なかったな」
(GM)「と、21の火曜日は来たが24の金は来なかったことを教えてくれます」
(ちゅ)「最後に見た時の様子とかは変わりなかったんです?」
(GM)「えー、いつもと変わりないという返答がきます。”アイツは大人しいが、周りの客さんとかによー気を遣うやつなのは知ってるな。早く見つかるといいな、んで見つけたらウチの肉買って祝ってやれ”とか言いますね」
(ちゅ)「やさしい」
(テラ)「やさしい」
(GM)「ではここで練知が、」
(練知)「にー……この写真の子、ほかの店にいく様子ってありました?」
(GM)「と聞きます。それに対し店主は、」
(竜人)「向かいの魚屋にいるのを見かけるぞ」
(GM)「と返してくれます」
(練知)「ありがとうございました、見つけたら買いに来るね!」
(GM)「練知はお礼をして、魚屋に行こっかと2人に提案します」
(ちゅ)「じゃぁ向かいの魚屋に行こう」

(GM)「では魚屋にいきます。着きました」
(ちゅ)「着きました」
(GM)「ねこまんまと看板に書かれた魚屋では、若くメガネを掛けた猫種の方が仕事に追われていますね。ちなみに女性です、ホモの方々ごめんなさい。なお、仕事に追われてるって言っても、話はできそうな雰囲気ですよ。
     さっきは剣太くんが話しかけたけど、どうしよっか」
(ちゅ)「じゃあアイくんいきまーす」
(GM)「あーね、いい配役ですね」
(テラ)「まぁまぁ女性同士の方がね」
(ちゅ)「女性同士!?」
(GM)「なるほど女性同士」
(ちゅ)「なるほどではなく」
(GM)「おっとこれ1メスイキじゃないですか?ここで発狂したらマズいよ」
(テラ)「アイちゃんはAPP高いんで、女性にはいい印象なんじゃないかな、イケメンだし」
(GM)「あーそうっすね。ちなみにこのイケメンは中性的?それとも男前?」
(テラ)「そりゃ中性的っしょ」
(GM)「なるほどね、親しみやすい感じの。じゃあボーナス情報どうしよっかな……」
(ちゅ)「別にいいよ!?変装してるし」
(テラ)「マスクとかしてるんだよ」
(ちゅ)「トレンチコートにサングラスしているのかもしれない」
(GM)「それは最初会った時、練知が笑った描写してないからダメですね…」

※元ネタ(どらちゅ氏のツイート)
https://twitter.com/mokodragon/status/946018083281420289

(ちゅ)「ではアイくんは、」
(アイ)「こんにちわ」
(ちゅ)「と声をかけます」
(猫人)「こんにちわ!」
(GM)「猫人さんは手を止めて話を聞きますよ」
(アイ)「今人探しをしているんですけど、この魚屋さんによく来ていたみたいで。すこし話を伺えたらなと」
(GM)「”分かりましたちょっと待っててくださいね”と作業をキリのいいところで止め、会話に集中する体制をとりました。ではどういうことを聞くのかな」
(ちゅ)「うーん、肉屋と同じようなことだね。写真を見せて”この子です”と言い、最後にいつ見ましたか?見た場合はどんな様子でしたか?といった」
(GM)「はーい、では猫人さんは」
(猫人)「すみません、最近仕事を継いだばかりで。お客さんのことを覚えれるほど余裕がなくて……あっでもこのお客さんはたまに来るのは覚えてますよ」
(GM)「と、ちょっと頼りなさげなことを言います」
(テラ)「引き継いだ……なら先代さんとかの話は?お会いしたりとかは」
(GM)「ああー、先代さんは病院で今寝込んでるみたいです」
(テラ)「ねこまんまだけに」
(GM)「…………(大爆笑)」
(テラ)「はい、ならここではあんまり聞けることはないと」
(GM)「えぇっと」
(猫人)「うーん、人が失踪したんですよね。最近こういうこと多いですね…」
(GM)「と、猫人さんは怪訝な顔をします」
(ちゅ)「多い、というのは?」
(GM)「と聞き返しますと、最近あったことをいくつか話してくれます」
(猫人)「失踪とは関係ないと思いますけど、夜中に化物が出没するという事件が何件か起こっているとか。目撃証言によれば、片腕がなかったり、片目が抉れてたり。まるでフランケンシュタインのような!まぁ、あくまでも噂の範疇ですけどね。でも嘘か誠かわからなくとも、ここの町内会では”夜中に外にはであるかないように”と警戒を促していますよ。それと……」
(GM)「ここで猫人さんはスマホを取り出し、10秒ぐらいの動画を見せてくれます。真っ暗な町から、それはまるで花火のように、光り輝く柱が地面から生え、そしてすぐに消えます。町外れで夜中に撮られた動画ですから、場所の特定は難しそうです。また、ネットで拡散された動画らしく、撮影者など出処は不明です。その動画を見せたとき、」
(練知)「あーこれかぁ!オイラもみたみた」
(GM)「と練知はいいます。練知はこの動画がこの町を撮ったものであることを伝えてくれますが、具体的な場所までは分からないようです」
(猫人)「ぐらいですね、最近流行っている噂は。奇妙なことって重なって起きるものですが、みなさんも注意なさってください」
(GM)「猫人さんのお話はここまでですね」
(テラ)「化物が出る……という目撃証言があったのは、夜中だけなの?」
(GM)「夜中だけですね」
(テラ)「ふーむ。ありがとう」
(ちゅ)「噂の出処とか聞いたら何か答えてくれるかな」
(GM)「えー、それを聞くと”晴巳大学にあるオカルト研究サークルの人から聞いた話なの”と言ってくれますよ」
(ちゅ)「行き先の候補のひとつになったね」
(GM)「です。でも今土曜日だからね、サークル活動してるか怪しいかも。とはいえ晴巳大学という場所は、覚えておいたほうがいいかもです」
(ちゅ)「ではありがとうございました!と言って去ります」
(テラ)「最後に八百屋が残ってるね、行ってみる?」
(ちゅ)「そうだね」
(GM)「はーい。八百屋さんは、肉屋と魚屋からはちょっと離れてて、小弟外の端っこにありますね。では、八百屋に行く前に目星を振ろっか!」
(ちゅ)「ウイッス」
(GM)「あっこれは強制ではなく振りたければ~だけど」
(ちゅ)「振ります振ります」

アイ→目星(25)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 77 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅
失敗

剣太→目星(89)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 16 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅
成功

(GM)「アイくんは……特に何も感じませんでしたね……。でも剣太くんは、商店街の裏路地に、薄暗い雰囲気の書店が佇んでいるのを見つけます。そしてそれが気になりますね」
(テラ)「うーん……」
(GM)「まぁ調べに行くのも手だねっていうだけだよ」
(テラ)「いやぁやべぇんじゃねぇのこれ」
(GM)「またしかに……じめっとしてますけど……」
(テラ)「まぁまぁまぁ気になったんでね、行きます」

(GM)「看板には山本書店と書かれています、先ほど言った裏路地に面しているお店で、開店中です。店頭に絵本や雑誌が置かれているようなファンシーなお店ではなく、厳かな綴じ方をされた重厚な本がずらりと並んでいるという印象を受けます」
(テラ)「ではそれに気づいてしまった剣太は、」
(剣太)「薄暗い場所だけど、気になったから立ち寄ってもいいかな」
(テラ)「とアイくんと練知くんに尋ねます」
(GM)「練知は快く承諾してくれますよ」
(ちゅ)「アイくんもいきまーす」
(GM)「この場合だと、突撃するのは剣太くん?」
(テラ)「突撃しようかな」
(GM)「よし。では、店の奥の方にカウンターがありまして、そこにはお年寄りの亀人さんがいます。入った感想としては、漫画など若い人向けの本は一切なく、参考書や新書などばかりが目に付く、というのを覚えるでしょう。何かアクションを取りますか?」
(テラ)「うーむ。他にお客さんは?」
(GM)「小さな店舗なので見渡せますが、ほかの客はいないことがわかります」
(テラ)「なら亀さんに近づいて……」
(GM)「はい、では近付いた段階で亀人さんが口を開きます」
(亀人)「お客さん、本を探してないねぇ。本がどいつも声を上げないんだよ」
(テラ)「厨二病かな???そういうのは十代の頃に卒業するべきだよ……」
(GM)「どっちかというと魔法使いっぽい雰囲気なんだけど……」
(テラ)「あぁ^~そうですか」
(GM)「まぁ厨二病でもいいや」
(テラ)「いいんだ」
(亀人)「客が来たらな、いつも本が声を上げるんだ、”コイツは俺を探している!”なんてな。あぁ、失礼。何用かね」
(GM)「と言ってくれます」
(剣太)「まぁ、貴方の言われたとおり本を探しに来たわけではないんです。探しているのは人で———」
(テラ)「ここで練知くんにお願いして、写真を見せるよ」
(剣太)「この子を探しているんですが」
(GM)「それを言うと、」
(亀人)「あぁ、この方か。随分前に参考書を買いに来たねぇ。でも最近は見てないから知らないねぇ」
(GM)「と話します」
(テラ)「じゃあアイちゃん心理学振ってくれる?」
(ちゅ)「はぁい、振ります」

心理学(85)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ *** ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「この心理学ちょっと怖いっすね」
(GM)「えぇと、アイくんの”知らないねぇ”に対する心理学ですが、厨二っぽい意味不明なこと言ってたし……デタラメ言ってそうだなと感じ取ります」}
(テラ)「ふーーーーん……でもその結果はアイくんしか知らないのでぇ……」
(ちゅ)「うーーーん、でも情報が少なすぎますからねぇ……、こいつを怪しむぐらいにとどめます」
(テラ)「そうだなぁ、となると剣太は”そうですか”と引きが下がるしかないけど……けど、化物のことも聞いておこうかな!片腕がなく、片目がない、謎の噂について聞きます」
(GM)「えーっと、そうするとですね、」
(亀人)「そうだねぇ、あんまりそういう噂にはうとくてねぇ。最近若い客がそういうオカルトめいた本を求めてくるぐらいだねぇ。うちにはそういう本はないし追い返すぐらいだよ、詳しくはしらんよ」
(GM)「と、言います」
(テラ)「若い客っていうのは、晴海大学の生徒?」
(GM)「そこまではわからなさそうです」
(テラ)「なるほどねぇ、この人は後々関わってくるのかな」
(ちゅ)「じゃあ……オカルトめいた本がないなら、ここは何をおいてるのかを聞きます」
(GM)「あぁー、ここは教材とか経済の本とメインで取り扱ってるみたいです。参考書とかああいう。もしポピュラーな本が欲しければ、図書館に行くべきだねぇと彼はいいます。ただ、最後に一言続けます」
(亀人)「ただ、人を探すのは流石にできんが、どんな本を探してるのか当てるのは、わしゃぁ得意でねぇ。勘がいいと言えば伝わるかね?まぁ、お前さんたちが本で悩んだ時は、ここに来るといいさ」
(ちゅ)「あーーー、わかりました」
(GM)「ま、だいぶ怪しい人ですけどね……」
(ちゅ)「まぁまぁここで仮に嘘ついてるとしても、本当ですか?って聞いても良い事ないから、アイくんは怪しそう程度で留めますです」
(GM)「練知はこんなお店あったんだーと、勉強が好きなので色んな本を手に取っては眺めてます(補足)。はい、では八百屋に行く方向でいいかな?」
(テラ)「あー、行く前に本屋の2階にある生活スペースに電気がついてるか確認します」
(GM)「ついて、ないですね」
(テラ)「じゃあ八百屋に行きまーす」

(GM)「じゃあ……八百屋に入る前になんですけど。これ知ってます?twitterで流行ってる……カラス天狗のお兄さんと猫又の漫画……」

https://twitter.com/i/moments/932259286842974209
めっちゃ良いので知らない人はとりあえず読んで

_人人人人人人人人人人人_
>    突然の宣伝    <
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(ちゅ)「知ってる知ってる」
(GM)「あ”~~~よかった!あんな感じのカラスの獣人が、八百屋で働いてます(表現の手抜き)」
(ちゅ)「カラスの獣人さんね」
(テラ)「鳥人なのでは……?」
(GM)「あっそうですね鳥人ですね!!!!」
(テラ)「めっちゃこまけーって思われる絶対」
(GM)「自分の国語力の低さを呪ってるところだからヘーキヘーキ。えっと、鳥人さんはAPPが高めだね、Theイケメン。なお、店の名前は”はねだ”です。ここは練知が話しかけようかな」
(練知)「すみませーん、にー……失礼、仁刃というオイラの弟を探してて……こんな顔の狼なんだけど、知らないかな」
(GM)「と写真を見せたりします。すると」
(鳥人)「あー知ってる、というか俺のダチだな。よく話すよ」
(GM)「といいますね。練知はすこし驚きつつ話を続けます」
(練知)「ホント!?えぇっと、今週の水曜日の午後から失踪してて。手がかりを聞いて回ってるの。何か知ってたら教えて欲しいのだ」
(鳥人)「……水曜から失踪?俺は木曜の夜に会ったぞ」
(GM)「練知の話に、首をかしげるように鳥人さんは答えました」
(ちゅ)「おや?」
(テラ)「木曜の夜」
(ちゅ)「新しい情報が出ましたね」
(GM)「出ましたね」
(ちゅ)「どのあたりで会ったんです?」
(GM)「”あのあたりだな”と指をさしますが、彼の話を聞いてもかなり曖昧ですね。近所である、という程度しか分かりません」
(ちゅ)「ふーむ」
(GM)「では続けて流れ的にいつもの質問を練知がしますね」
(練知)「その時、にー……仁刃とどんなこと話したのかな」
(鳥人)「んー、図書館を探してたな。あと左目が怪我してたから、眼帯を渡したよ」
(GM)「なお、この発言の”怪我していた”というのは、鳥人が”仁刃には左目に火傷跡がある”というのを知った上での発言です」
(テラ)「つまり火傷ではなく他に傷を負っていた?」
(GM)「ですね。2人の会話は続きます」
(練知)「じゃあ、仁刃の様子は?変じゃなかった?」
(鳥人)「……む、言われてみれば。アイツは普段俺口調なのに、自分のこと僕って言ってたな」
(テラ)「おや」
(GM)「なお、練知は食いつくように”別人じゃなかった?”と訪ねますが、」
(鳥人)「声は一緒だったし、見た目も一緒だった。服もよく着てる工具のパーカーだ、間違いねーよ」

仁刃はよく”レンチ”がプリントされたパーカーを着ている。
参考画像→【https://twitter.com/Lyche_e/status/853195611478278144】

(GM)「と断定しますね」
(ちゅ)「鳥人さんは図書館の場所を教えたんだよね」
(GM)「はーい、教えましたね。この街には、練知も知っていますが、図書館が2つあります。”信太駅から南方面に3駅進むとある府中駅”が最寄駅となる”中央図書館”、そして”信太駅から北方面に2駅進むとある晴巳台駅”に隣接する”晴巳大学”の中にある”晴巳大学図書館”、の2つです。鳥人さんはこの2つのどっちかにいけばいい、と仁刃に話したようです」
(ちゅ)「晴巳大学に行く場合はオカ研にも寄りたいね」
(テラ)「そうだね」
(ちゅ)「空いてるかどうかは」
(GM)「難しいとこだ」
(テラ)「大学の名前が分かったから、電話して聞くことが出来るのでは?」
(GM)「それもアリですね」
(テラ)「図書館とサークルの活動状況が分かれば……1サークルの活動状況までは難しいか」
(ちゅ)「大学の図書館って大抵開放されてそう」
(GM)「”晴巳大学の図書館は常に解放されてるよ”、と練知は言いま……言い……待って、すみません!!!”晴巳大学”って聞いた時点で、練知はひとつ情報を出します!」
(練知)「晴巳大学ってにーの行ってる場所だね」
(テラ)「仁刃くん行ってる場所だったのか」
(GM)「これねこまんまの時に言うべきことだった、ごめんなさい」
(ちゅ)「まーまーまーまー」
(GM)「あっちなみに”信太駅”から”中央図書館”までの距離も”晴巳大学図書館”までの距離も殆ど一緒です。間に挟む駅の数は違うけど」
(ちゅ)「でも距離は反対方向なんだよなぁ」
(GM)「遠いですねぇ(他人事)。なお、鳥人さんは建物の名前は教えましたが、道案内をしたわけではなさそうです。鳥人さんから聞けるお話はこんなものですね」
(GM)「こんなもんですって俺が言ったらダメなのでは?(セルフツッコミ)」
(GM)「他に聞きたいことはありますか(訂正)」
(ちゅ)「とくにー」
(テラ)「なさそう」
(GM)「はーい。では練知は”ありがとね”と礼をした後、」
(鳥人)「何があったかは知らんが、はやく見つけてくれよな」
(練知)「うん、見つけたらすぐ報告にくるよー」
(GM)「など会話を済ませ、2人に八百屋を出るよう促します。さて、結構歩いて結構話したから、時刻は12時ぐらいですね。このあとどうしましょうか?」
(テラ)「叔父さんが帰ってくるのが」
(ちゅ)「12時半だったね。お昼ご飯たべて時間を潰すのがよさそう」
(GM)「はーい。では商店街にあるファーストフード店でご飯をたべて情報を整理して……12時半になりました。なったので」
(テラ)「鍵屋さん」
(GM)「はい、そうですね。練知が”藍鍵処へ行こうよ”と提案します」
(ちゅ)「その提案にのりまーす」
(GM)「では藍鍵処へ向かいますね!」


~CoC第12回セッションまとめ (中)~
へ続く!


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