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妄想星座劇場 『ゲーム・オブ・スローンズ』編① ※ネタバレ上等⚡️

またしても、物語の登場人物の星座を妄想するゲーム🌈今回はGOT編🐺✨
今回は、登場人物のセリフから、そのひとが何座っぽいかを読み解いてみよう🌀
めちゃくちゃネタバレしますので夜露死苦⚡️

デナーリス・ターガリエン→牡羊座♈️

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「私を持ちこたえさせたものが何だかわかる?信念よ。神でもなく、神話や伝説でもない。自分自身よ。」

正直、かなり迷うところではある。。。
彼女は、牡羊座と同じくらい獅子座っぽくもあるのだ。
上のセリフも、両星座とも言いそうなセリフだ。

牡羊座も獅子座も、神よりも自分を信じて行動するタイプである。
両者の違いとしては、牡羊座はどこまでも自分を表現しようとする「攻め」の姿勢が強く、獅子座は、自分という存在価値を維持するため「守り」を固めていきたい姿勢が強くなりそうだ。
そして、デナーリスは両方の性質を合わせ持っている。。。

しかしながら、物語を通してデナーリスの勢いがどんどん加速していき、最終的に暴走に至り、それでもまだ飽きたらないという様子を見れば、彼女には、獅子座の太陽より、牡羊座の火星のエネルギーがしっくりくる☄️

とは言え、獅子座っぽい彼女。
デナーリスに見られる獅子座っぽさとは、まず、基本的に利他的であるということだ✨
彼女が後半、いかに暴走しようとも、このことを忘れてはいけない。

彼女は奴隷制をなくし、虐げられているひとを解放し、あくまでも人々に自由をもたらすという大義のために戦いたいのだ。そして、解放された民衆から「承認」されることが、彼女の何よりの喜びである。
彼女は、恐怖によって平伏させるよりも、称賛によって崇められたいひとで、こうしたヒロイックな姿勢はとても獅子座らしい✨
だからこそ、ウェスタロスに帰った彼女は、人々に慕われるジョン・スノウを見て不安に駆られる。。。

また、デナーリスが自分のことを紹介させるときに、「この方は“嵐の申し子“デナーリス、鉄の玉座の正当な継承者、アンダル人たちの正統な女王、七王国の守護者、ドラゴンの母、大草原の女王、“焼けずの女王“であり奴隷解放者…」と、やたら長々と手に入れたタイトルが語らせるのだ。このシーンには、毎回ちょっと笑ってしまう。。。
極端な例ではあるが、こうした点も、自分の存在価値を誇示したい獅子座の性質があらわれているように思われる。

ジョン・スノウの秘密を知り、彼に驚異を感じた彼女は、なんと、その秘密を明かさぬよう彼に跪いて懇願する❗️あのなりふり構わなさときたら。。。
このときの彼女の心情を、獅子座的に考えると、彼女は、自分が「絶対女王」になりたいわけで、その権威に対する執着があるという風に捉えられる。
また、牡羊座的に考えると、自分のアイデンティティが侵害される危機、つまり、自分がこれまで信じてきたもの(自分自身)を根底から覆されるという恐怖を感じていると捉えられる。
このように考えていくと、やっぱり両星座とも彼女に当てはまるのである。。。

あえて、デナーリスの獅子座っぽくないところを挙げるとすれば、彼女が生まれつき自己主張が強いタイプだったわけではないところだ!つまり、獅子座なら、生まれながらにして自己主張が強いのだ⚡️(←獅子座に怒られるか?!)

自分を少しづつ試し、自分の持つ力に気づき、そこから一気に自分の表現を加速させていくという性質は、とても牡羊座らしい♈️
牡羊座は体当たりのひとで、自分の体験を元手にして世界に飛び込んでいくのだ🔥

ちなみに、当初、一瞬「デナーリスは双子座なのか?」と思ったことがある。
理由は、彼女が優れた交渉術を持っているためである。
彼女は、言葉の上達も速いし、臨機応変に自分をその場に適応させていく能力も高い。
そして、何より、ミーリーンで和平戦略のため、あえて敵対する家長と自らが結婚するという奇策に打って出るシーン❗️こういうトリッキーなアイデアは、とても双子座らしいと思うのである🌀

ティリオン・ラニスター→双子座♊️

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「友よりも、敵と手を結べ」
“We make peace with our enemies, not our friends”

ティリオンは双子座か天秤座かでとても迷った。
彼は、常にそれぞれの立場に正義があるということをよく理解していて、物事を俯瞰してみることができ、和平的解決を求めていくという、とても天秤座らしい知性を備えているからだ。
だけど、どうも双子座の方がしっくりくると思われたのが、上のセリフである💫

双子座も天秤座も、交渉術やロジカルな思考に長けているという点が共通している。
しかし、両者の交渉の手法は、かなり違ったものだろう。

天秤座の守護星である金星は、似たもの同士を結びつけるエネルギーがある。
よって、天秤座のひとは、相手との共通点を探し、その共通する部分で繋がろうとする。

一方、双子座の守護星である水星は、相反するもの同士を結びつけるというエネルギーがある。
そのため、双子座のひとは、自分と相手の相違点に着目し、補完関係を大切にする性質があるのだ。

ティリオンの場合、常に敵の立場を考えて策を練っていく。特に、こちらと敵との相違点に着目し、どのように折り合っていくかという方法を探る。
こうしたロジックは、とても双子座らしいと思うのだ。

また、最終話で、ティリオンがある罪人をナイツウォッチ送りにするシーンで「満足している者は誰もいない。そのことが良い妥協案である証拠かもしれない」と言う。このティリオンのセリフからも、双子座らしい皮肉が垣間見える。

他にも、ティリオンの双子座らしさが伺い知れるセリフは次のようなものだ。

「格調高き部屋で交わされた会話が歴史を作る」
「この世で物語以上強力なものはない。」


双子座は、物語を大切にする。
彼らは、話ながら思考するタイプのひとが多く、言葉を転がしながらアイデアを生み出していく。彼らは、アイデアに至るまでの会話を大切にするように、物事のプロセス(物語)をとても重視するのだ🌈

ジョン・スノウ→乙女座♍️

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「皆が俺を王にした。俺は自ら王の座を望んではいない。北部は故郷だから皆の決断を受け入れられた。どんなに立場は悪くとも俺は北部のために戦う。」

乙女座のリーダーは、自分でのし上がるというよりは、まわりから盛り立てられてリーダーになることが多い。
乙女座は、自分を犠牲にしてでも他者へ奉仕する気概を持っているひとが多く、それゆえ信奉者を得やすくなるのだ✨
ジョンの潔癖なくらいの正直さや、決断する時の慎重さも、乙女座のならではのものだと思う。

双子座と同じく、乙女座も水星が守護星だ。
水星がルールするということは、とてもロジカルな思考を持つことになるのだけれど、風の性質の双子座が柔軟にその場その場に合う理屈を見出していくのに対し、土の性質の乙女座は、一本の木のように、根が張っていて、ブレることのない「筋の通った理屈」を求めたくなるようだ。

乙女座には適応能力があり、状況を見て行動していく柔軟性があるけれど、彼らの行動指針そのものがブレることはあまりない。
そして、その行動指針とは、私利私欲を満たすものではなく、自分ではない何かのためである場合が多い。
そのため、乙女座はとても責任感が強く、良いリーダーになる。
ただし、理想主義的で自分にも他者にも厳しい点があるため、なかなか付き合いづらいと思うひとも出てくるかもしれないが。。。

ジョンは、その正直過ぎる性質と自己犠牲的精神ゆえ、超丸腰で自ら敵陣に乗りこんだり、率直に自分の真意を話して交渉を決裂させたりして、見ているこちらはとてもヒヤヒヤする😱
しかしながら、その誠実さゆえ、人々に愛されているので、やっぱり凄いひとなのだと思う✨

アリア・スターク→牡羊座♈️

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「娘はウィンターフェルのアリア・スターク。そして私は故郷に帰る。」

アリアは、顔のない神(死神?)に仕える館で武者修行を積む。
その館では、自分は「誰でもない者(no one)」として、完全に自我を消し去ることを求められ、人々から殺しの依頼を引き受けていた。

しかし、結果的にアリアは、そこで殺しの依頼を全うすることができなかった。
彼女は、アリア・スタークという自分自身を消し去ることはなかったし、自分の殺したい人物しか殺したくないのだった。

自分にとって不本意なことは死んでもやりたくないというひとが、牡羊座には多い⚡️
彼らは、自分の真意を貫くために突っ走りたいひとたちなのだ🔥

アリアは故郷に戻り、その後、もの凄い偉業を成し遂げるのだが、その名誉に立ち止まることなく、また次の旅に出る。
彼女は故郷のためとか、何かのために戦うというよりも、自分を鍛え、さらなる高みへと挑戦していこうとするのである。

この世界において、立ち止まることなく、どんどん自分を試していくという姿勢は、牡羊座のエネルギーそのものである✨

サンサ・スターク→牡牛座♉️

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「リトル・フィンガーやラムジーがいなかったら、今でも小鳥のままだった」

彼女は、正直、見た目で牡牛座と判断してしまったところが大きい。。。おっとりとして、優美で美しい様子✨
そして、裁縫が得意で、面食いなところもあったりする。。。こうした物質的な美的感覚が強いのは牡牛座の特徴と言える💫

牡牛座は、自分の世界をしっかり持っているがゆえに、「変化」を好まないひとが多い。
しかし、サンサのように、様々な「変化」を経験し、自己を確立した牡牛座は、もはや最強となるのではないか⚡️

サンサは、不可抗力によってものすごく変化に富んだ人生を歩む。。。
彼女は、自身に適応能力があったから変化に耐えられたというよりも、弱い立場ゆえ、おとなしく従うことを余儀なくされていたという感じで、変化を経験していった。
そして、「おとなしい=頭が悪い」と考える人間たちは、サンサを完全にみくびっていたのだ🌀

牡牛座のひとは、熟考するタイプのひとが多く、双子座のような頭の回転の速さとはまた違う、物事を粘り強く考え抜くスタミナを持っていることが多い✨
だから、最終的には、彼女をみくびっていた人々のほとんどが消え去ることになったのだ。いい気味である!
彼女は、そもそも、かなり賢い女性なのだ✨
特に、彼女は経験から反省をちゃんとするひとで、学習(復習)能力の高いひとなのだ。

牡牛座は美と安定を好むが、彼らはとにかく、生存欲求が強く、実はとっても負けず嫌いである⚡️
一見、勝ち負けとか気にしなさそうな穏やかなひとに見えたとしても、自分の領域を侵されることに対しては毅然と立ち向かうし、芯が強いため、打たれ強いひとが多い💥
牡牛座のひとの頭にゲンコツを喰らわせようとしたら、牡牛座のひとの頭の方がものすごく固くて、逆にこちらが怪我をしてしまうことがあるから、彼らとケンカしたい時は注意が必要だ⚡️

牡牛座の人々は、自分の身に起こった出来事を肥やしにして、どんどん自分の価値をより強固なものにしていく✨
サンサも自身の経験を生かして、自分が守るべき領域を堅実に守ってくれることだろう🌈


ロブ・スターク(ネッド・スタークも)→蟹座♋️

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「歌に残るために戦っていると?家に帰りたい。みんなを家に帰したい。ーーラニスターを倒すまでは安心できない。それに、正義を信じている。」

我らの兄貴、ロブはやっぱり蟹座であると思いたい❗️
蟹座は、とても情が深く、仲間(同胞)を大切にするのだ✨

ただし、蟹座の仲間意識が暴走すると、ひとたび排他的にもなりがちである。
その点、ロブは捕虜(敵)の扱いも慎重であるし、逆に捕虜を勝手に殺した仲間を処刑したり、実の母親に対しても罪は罪として、フェアであるよう努めていた。
これらの点だけ見れば、とても天秤座らしいフェアネスを感じるのだけど、彼の真意と思われる上のセリフによって、蟹座だろうと決定した❗️

蟹座のリーダーは、特に弱い立場の人々に共感的で、人々や領域を守りたいという責任感をモチベーションとすることが多い💫
また、マイノリティの運動を発起したり、あるいは、権力に対抗するため人々を扇動したりするようなひとが、蟹座には多いように思われる。
蟹座の人々の戦いは、大概、守るための戦いとなっているのが特徴だ!

フェアであるよう務めたロブだったが、自分の愛を手放すことだけはどうしてもできず、それが仇となってしまった。。。
もう、あれはどうしようもないね。。。蟹座に愛は必須なのだから。

ちなみに、彼の父、ネッド・スタークもまた、とても蟹座なひとだと思った❗️
ロブが父の言葉を回想するシーンで、次のようなセリフがある。

「僕は父に、何故恐れを抱くひとが勇敢になれるのかと聞いた。すると、恐れを抱くときこそひとは勇敢になれるのだと教えてくれた。」

恐れがあるから勇敢になれる、繊細さを持つからこそ大胆にもなれる、守りたいものがあるから強くなれる、こういうのがまさに蟹座の精神だ❗️


《つづく》

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