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妄想星座劇場『ゲーム・オブ・スローンズ編』②

〈前回のつづき〉

前回からまたGOTを見返していて、新たにティリオンの双子座説♊️を裏付けるセリフを発見してしまった❗️

ティリオンがジョフリー殺しの疑いで拘束されていた時、面会に来たジェイミーに、子供の頃、いとこの奇行について考察を試みたことを語るシーンがある。

「彼の表情は外国語で書かれた本のようだった。」とティリオンは言う。

ティリオンは、いとこの奇行には彼なりの文法や文脈(理屈)が存在するに違いないと悟った。
ただ、彼が違う言語圏(世界観)に生きているために、彼の言語(方法論)が理解できずにいるだけなのだと。。。

こういうティリオンの発想には、とても双子座らしい知性を感じる。特に、本を読むようにひとの心を読むという感性が、とっても双子座らしいのだ✨

サーセイ→蠍座♏️、ジェイミー→射手座♐️

サーセイとジェイミーは、双子なので同じ誕生日であるべきだ。しかし、どうも同じ星座とは思えない❗️
というわけで、力技で星座の境目に生まれたことにして、別々の星座に分けてみた⚡️

姉がサーセイ、弟がジェイミーなので、前後する2つの星座の内、前の方がサーセイ、後の方がジェイミーという風になる。
そして、全パターン考えた結果、一番しっくりくるのが、サーセイ♏️&ジェイミー♐️の組み合わせなのである❗️

とにかく、私はこの双子の大ファンだ🔥
生まれた時も死ぬ時も一緒という、悲劇的な宿命(あるいは宿命的な悲劇と言うべきか?!)を背負っている。
さらに、サーセイのお腹には2人の子が宿っていて、完全に閉ざされた「トリニティ」を成すのだ💫
私は、この「双子+子」という存在が「完全なるもの」を体現しているように思えてならない❗️
三者が閉ざされることによって成す三角形、完璧且つ悲劇⚡️Trinity & Tragedy✨

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「いつかあなたも誰かを愛せることを願うわ。心から愛せることを。目を閉じれば顔が思い浮かぶくらい。ひとを心から愛する気持ちをあなたに知ってほしい。そして、引き離してやる。」

とにかく、サーセイ演じるレナ・ヘディが素晴らしすぎる✨彼女の繊細さがよく表現されているし、とても洗練された悪女となっている✨

サーセイは意地悪で残虐であるが、ラムジーやジョフリーのような「サイコパス」ではない。
彼女がラムジーやジョフリーと決定的に違うのは、「ひとの気持ちがわかる」というところだ。あるいは、「ひとの気持ちを想像することができる」というべきか。。。

そのひとにとって、一番悲しいこととは何か。
彼女の仕打ちは、ひとの感情的な弱み突いてくる。それは、彼女自身が感情的な人間だからこそなせる技だと言えよう。
ひとの感情を支配すること、感情を読み取り、それを利用することを一番得意としそうなのは、やっぱり蠍座だ❗️🦂✨

また、サーセイとミアセラの対照的な母子関係がとても興味深い。
サーセイの娘ミアセラは、サーセイと真逆の純真な女性として描かれている。
サーセイがミアセラについて、「あの子は私とはまるで違った。意地悪でも嫉妬深くもなく、ただ良い子だった。あんなに純真な子が私の子だなんて、私は怪物ではないということなのかもね」というようなことを言うのだけど、このセリフもまた、とても蠍座らしいのだ❗️

私は「蠍座=嫉妬深い」という紋切り型のイメージが好きではない。
ただ、蠍座のひとで、自分の嫉妬深さを自覚しているひとは多いように思う❗️

蠍座のひとは、感情というモンスターの脅威をよく理解していて、なおかつそれをコントロールするみたいな芸当をやってのけるひとが多い。
そして、そういうひとこそ、俳優とかヒーラーといった感情を扱う職業において、「カリスマ」になり得るだろう✨

あと、もうひとつ、サーセイのとても蠍座らしいところ。
彼女は何かと不都合があると、コロコロ政策を変えたがる。そして、それが元凶となって、また新たな問題も起こったりする。。。
タイレル家を追い込むためにハイスパロウと手を組み、そのことに足をすくわれ、結局ハイスパロウ軍団を破壊する、みたいな。。。

バランスを崩した蠍座のひとは、変革のためと称して破壊行為ばかり起こしがちになるので、「落ち着け!」と言いたくなる❗️

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「サーセイのためなら、男、女、子供問わず全ての者を殺すだろう」

ジェイミーは、ドラマの中でどんどん好感度を上げていくキャラである。
様々な経験から、彼が成長していくという風にもとらえられるし、様々な経験を通して彼の性質が視聴者に伝わり共感を得やすくなったともとれるだろう。
しかし、とりあえず、彼はサーセイに対する愛が最後まであったというところに帰着する。

「愛のために何でもする」という彼の態度はすごく射手座らしい。
それはある意味、自己犠牲的なことなのでもあるのだが、射手座の自己犠牲というのは、「命がけでやってやる!」とか「これをするためなら死んでもいい!」「死んでもやってやる!」「死ぬほど好き!」とか、ちょっと逆に生命力を感じるというか、死ななさそうというか、、、とにかく圧が強いのだ⚡️⚡️

また、射手座は、好奇心が強いことや(未知なるものを体験してみたい)、あえて危ない方へひとりで乗りこむというような性質があり、戦いに向かっていく姿勢のジェイミーはとても射手座らしいと思う🔥

あと、運動神経が良くて、凛々しく、やたら女性にモテそうなところも射手座の男子にありがちだ。
また、ブライエニーのような、すっごく筋の通ったひとは、射手座の人々にとって、リスペクトの対象になりやすくて、ジェイミーも、彼女のことを人間として、すごく心惹かれたのだろうと思う✨それは、サーセイにはない魅力なのだ❗️(しかし、最終的にはサーセイの元へ戻るという、愛のままならなさよ!)

個人的に傑作だったのが、ジェイミーがブライエニーの部屋に入ったとき、「この部屋はやたら熱いな!」とか言いながら服を脱いでいくシーン❗️とにかく大爆笑🤣で、何かリアリティショーでも観ているような、変なドキドキ感があった🌈

それと、射手座のひとに怒られるかもしれないけれど、ハイスパロウもすごく射手座っぽいと思う❗️
射手座のひとは、スピリチュアルなひとが多く、彼らは自分が確信を持ったことにどこまでも突っ走れるタイプだ⚡️
だからこそ、宗教者や哲学者でカリスマとなるひとが多い✨

ハイスパロウが、自分が宗教者になった顛末をマージェリーに語るシーンがある。
彼はかつて羽振りのいい靴職人で、遊び人でもあったが、享楽の末、ふと我に返り、人生の意味を問い始める。
こういう感覚もすごく射手座っぽい💫

射手座のひとは自分が「これだ!」と思う何かを常に求めていて、それが何かわかるまで、あらゆることに手を出していく。
そして、ひとたび「これだ!」というものにたどり着くと、今度は逆にそれ一筋でどこまでも極めていくようなひとが多い。
だから、射手座のひとは、すごく飽きっぽいひとか、ひとつのことばっかりやってるひとかのどちらかに分かれやすいと思う。
どちらにしても言えるのは、彼らは、どこまで行っても決して満足できない体質であるということだ⚡️

ピーター・ベイリッシュ(リトルフィンガー)→魚座♓️

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「常にあらゆる戦を想定するのです。全員が敵、全員が味方、考え得るすべての筋書きを心で試すのです。そうすれば驚きません。すべて見覚えのある筋書きになります。」

このセリフのようなことを一番実践していそうな星座は、蠍座か魚座だと思う❗️
蠍座と魚座の人々は「思い描くこと」において天才的で、普通のひとが考えない領域にまで想いを馳せることができる🌈

そんな彼らにとって、敵や味方が入れ替わることなど、当然想定内なわけである。
蠍座のひとなら、常に「最悪の事態」に備えるというプロセスにおいて、全員を「敵」と見なすことをしていそうだ。
魚座のひとなら、「敵」「味方」というわかりやすい線引きを信用せず、人間を流動的にとらえるだろう。

そういえば、彼はこのようなことも言っている。
「私は時々相手の動機を探る時、最悪のものを考えるのです。」
まさに文字通り、「最悪」を考えるのは蠍座の特徴ではないか??

しかし、このひとが魚座だと確信したセリフはコチラ❗️
混乱(カオス)はハシゴだ。登ろうとする者は落ち、二度と登れない。落ちて壊れるからだ。登る機会を与えられる者もいるが、皆それを断り、王国にしがみつく。あるいは神々や愛、幻想に。混乱だけが現実だ。

サーセイ♏️は破壊を招くが、リトルフィンガー♓️は混乱を招くひとである🌀🌀
本当に彼は、物事をややこしく(面白く)してくれる❗️

魚座には、物事の境界線を消し去り、カオスへ導き、宇宙と一体化するエネルギーを持つ。
このことが、魚座とそれ以外のひとの「現実」の捉え方に差異を生んでいるようだ。

魚座以外のひとなら、「王国」「神」「愛」という、いわば構造化されたものを「現実」としてとらえるのに対し、魚座のひとは物事を構造化する「境界線」こそ「幻想」であるという風に見なす。

よく、魚座は幻想的で夢見がちと言われているが、まず、魚座のひととそれ以外のひとが、何を「現実」とし、何を「幻想」としているかが違うというところに注目しなければならない。(自分のことを「現実主義」と主張する魚座のひとは、とっても多い❗️)
彼の「混乱こそ現実」という発言は、魚座のひとによく見られる脱構築的な思考法そのものと言える✨

また、リトルフィンガーを見ていてたまに思うのが、「それって誰が得するんだ?」という意図不明な言動があること。。。
策がトリッキー過ぎて、彼自身ももう何がしたいのかよくわからないんじゃないかみたいな。。。
とにかく、このひとの本心の所在がわからないのだ❗️こうしたつかみどころのなさもまた、とても魚座らしい💫

魚座のひとには、自分がついてるウソに感情移入していくみたいなことが起こり得る❗️
だからこそ、彼らの嘘を見抜くのがものすごく難しかったり、本心がわからなかったりする❗️
そりゃそうだ、彼ら自身もきっと、わからないのだ⚡️(←怒られるか?!)
例えば、仮病で「風邪を引いた」とウソをつくと、本当に熱が出てくるというようなひとが魚座には多いのだ‼️

魚座の人々は、基本的に嘘がつけないタイプなのだけど、それは正直なことしか言えないというのではなく、自分の言ったことに辻褄を合わせるがごとく、身体がついていくので、結果的に嘘にはならないということが起こるからである⚡️
「身体性を伴う嘘」とでも言うべきか。。。
こういうひとは、浮気が本気になりやすい厄介なタイプである❗️笑

他にも、リトルフィンガーが女衒商売しつつ、一人の女性を思い続けるといった聖俗が共存するところも魚座らしいし、純粋な愛の一方で、娼婦に対する残酷なまでの塩対応とか、そういう振れ幅の大きさとかも魚座っぽい。。。(私は、娼婦ロスの死の場面が、このドラマでトップクラスに怖かった。。。)

彼はまた、こんなことをサンサに言っていた。
「私は決断のたび、同じ夢を思い描きます。そして、自分に問いかけるのです。“この行動で本当に私の夢が、私の心を飛び出し現実になるか“と。私は、それに“イエス“と言えることだけを行ってきました…。鉄の玉座にわたしが座る夢です。そして隣にはあなたが。」

魚座の野望はデカい。そして、ロマンティックである✨


ヴァリス→水瓶座♒️

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「私が真に尽くす相手は王や女王ではなく、民衆です。」

ヴァリスの雰囲気(容貌も含めた)、言動、行動指針、それら全てが水瓶座過ぎる❗️

まず、ヴァリスは劇中何度か、上のようなセリフを言うことがある。
「民衆や領土のために働きたい」、これは間違いなく水瓶座の性質である✨

ヴァリスは、一見、その時々の有力な人物にコロコロ乗り換える、忠誠心に欠いた人物のようにも見える。
そうした疑念について、彼自身はこのように答えている。
「私の忠誠は変わりません。領土を裏切ることは決してありません。」

彼は、王に相応しい人物に仕えたいと思っている。したがって、自分が仕える人物が、それに相応しくないことがわかると、より相応しい人物を求めるのである。
彼の言う、王に相応しい人物とは、民衆の権利を擁護する者のことである。

彼は民衆について、次のように語る。
「名前は知りませんが、我々のように生きている。彼らには生きる価値があります。子供たちを養う権利があります。」
(このセリフ、英語で“deserve”という言葉が使われていて、“彼らは当然のように生きる権利を受け取る“というニュアンスがある。)

ヴァリスのこの言葉の感じが、また、すごく水瓶座らしい❗️
水瓶座のキーワードは、「権利」「平等」である。

水瓶座のひとは、自分の中に「憲法」を持っていて、その前文は「家柄や境遇に関わらず、ひとは誰しも生きる権利を持っている。」という一文から始まるのではないかと私は思っている⚡️
それくらい、彼らにとって「権利」と「平等」は、揺るぎない理念であり信念なのだ❗️

そして、こうした理念に沿うと、自ずと「多様性」を認める方向へと向かわざるを得ない。
それゆえ、水瓶座のひとは、年の離れた友人がいたり、色んな職業のひとと交流したり、ジェンダーレス、ボーダーレスな人間関係を築くひとが多い。
また、水瓶座の人々には、ファッションセンスにおいても寛容なひとが多く、彼ら自身も個性的なファッションだったり、エキセントリックな雰囲気を醸し出していたりすることがよくある🌈

また、水瓶座のひとは、権威とか権力といったものに怯むような態度がなくて、そうしたヒエラルキー自体を、所詮「幻想」であると見なしているようだ。
だからこそ、彼らは平等にひとを見ることができるのかもしれない。

ヴァリス自身、貴族ではなく、奴隷から這い上がってきたひとである。
このことが彼の行動指針である「民衆のため」という部分に影響しているのは確かだ。
しかし、奴隷から上り詰めたひとだからこそ、二度と奴隷の立場には戻りたくはないだろうし、権威を恐れ、それに背くことのないよう立ち回るようにもなり得る。
その点、ヴァリスは出世してもなお、ブレない行動指針を持っているのだ✨
こうした強い意志も、水瓶座らしい。

それと、ヴァリスの言葉は、とても理想主義的でありながら、すごく地に足の着いた、まっとうなものに感じられる。これも水瓶座の特徴だ❗️

普通、「理想」はロマンティックに語られることが多いが、水瓶座のひとの多くが、あるべき現実、すなわち「常識」として「理想」が語るのである。
彼らと話していると、「理想」は決して「夢物語」ではなくて、現実の方がいかに非常識的で狂ったものであるかということを、よく思い知らされる⚡️

私は、水瓶座のひとを、未来のユートピアから現代の地球に派遣されてきたひとという風にとらえている💫
そして、水瓶座のひとが語るのは、未来のユートピアにおける「常識」であり、それは現代の私たちにとっての「理想」ということになるのだろう。

水瓶座のひとは、集団の利益を尊重し、民衆や社会にとっての利益を追求することに余念がない。そこで、彼らの落とし穴となるのが、「森」には優しいが「木」には厳しくなるということだ。
水瓶座のひとは、集団に対して深い思いやりを示すが、個人に対しては結構淡白だったりもする。。。

ヴァリスは、民衆や領土のために働く中で、“小鳥たち“(子供たち)を使って、情報を集めていく。
その“小鳥たち“の扱いを見ていると、ちょっと冷淡さも見受けられるのだ。。。

それを思うと、紅の魔女メリサンドルも水瓶座っぽい💃🏻✨
彼女は、ただただ神に仕えていて、神が示す“正しい王“を据えたいと思っている。
そうした彼女の私心のなさは見上げるものがあるけれど、だからといって、シリーン嬢を火あぶりにしたのは酷すぎる❗️(しかも、間違ってたし💢)

メリサンドルもヴァリス同様、奴隷出身者である。
シーズン7で、ヴァリスとメリサンドルが言葉を交わすシーンがとても感慨深い。。。
メリサンドルがヴァリスに向かって言う。
「私は、この異国の地(ウェスタロス)で死なねばならない。あなたと同じように。」


タイウィン・ラニスター→山羊座♑️

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「賢い王は己が何を知らないかを知っている。」

タイウィンがトメンに、良い王に必要なものとは何かを問うシーンがある。
彼は、高潔さでも、公正さでも、力でもなく、「知恵」こそが良い王に必要なのだと説いた💫
この時点で既に山羊座感満載なのだが、それに続けて彼はこのように言う。

「では、知恵とは何だ?(略)賢い王は己が何を知らないかを知っている。」

「知恵」(wise)という言葉が最もよく似合う星座と言えば、山羊座である♑️✨
とりわけ、統治することやプロジェクトを指揮することなど、リーダーの資質としての知恵を持つひとが多い。

山羊座の守護星は土星である🪐✨
土星は肉眼で見ることのできる一番遠くの惑星だ。古代の占星術では、太陽系の土星までの範囲しか扱われないのは、望遠鏡がまだ存在していなかったため、土星より向こうの星が確認できなかったからだ。

現代の占星術では、天王星、海王星、冥王星も取り入れられているが、それら遠くの星は肉眼で見ることができないことから、基本的に「目に見えないもの」、観念やスピリチュアルといった物事と結びつけて考えられることが多い💫

つまり、土星は目に見える限界のところに位置しているわけで、土星の軌道(公転の)は、目に見えるものと目に見えないものを分つ境界線として捉えることができるのだ。
すなわちそれは、土星が「目に見えない世界」と「目に見える世界」を繋いでいるという風にも捉えられる。
だからこそ、土星は、観念(目に見えないもの)を具現化(目に見えるものに)するエネルギーがあるという見方ができるわけだ✨

山羊座のひとは、とにかくクリエイティブである🌈
土星のエネルギーに加え、物質(具体性)を司る〈地〉のエレメントである山羊座の人々は、物事を構造化することを得意としているひとが多い❗️

彼らはまるで建築家のように、アイデアを実現可能なものにすべく設計していくのだ✨
そして設計の際、まず建築資材を吟味していくことから、彼らのクリエイティビティはスタートする❗️

タイウィンの言葉のように、「賢いひとはまず自分が何がわからないかをわかっている」ということ。
「何がわからないかがわかる」ということは、言い換えると、「何を知るべきかがわかる」ということである。

必要な材料がわかって、初めて何かが作れる。
構造化は、構成要素の把握から始まるということを、山羊座の人々はよく理解しているようだ。

また、物事の構成要素を把握することに長けている彼らは、因果関係を分析したい癖(ヘキ)を持つひとが非常に多い❗️
スピリチュアルな山羊座だったら、自分に起こる全てのことに意味を見出したいというひとも多いことだろう💫

クリエイティブな山羊座の人々は、社会的地位を得て活躍するひとや、自分の世界を確立し、社会に影響を与えるアーティストが多いのも納得だ❗️

しかし、山羊座のエネルギーが嫌な風に作用した場合、彼らはすごく実現力を持ち、世界をルールしていくことができるからこそ、権威主義的になってしまうことがあるのだ⚡️

山羊座は、自分の成し遂げたことをアイデンティティとするひとが多くて、仕事やライフワークなどの実績で、自分の価値を提示しようとするひとが多い。
それゆえ、ひとに対しても、そのひとがどんなことをやっているかに興味を持つひとが多くて、職業や肩書に、そのひとの価値を見出してしまいやすいのだ。。。

タイウィンは、まさに権威主義的人物ナンバー1である⚡️
彼が若き王トメンに代わって裁判を行うシーンでは、彼の権威や名誉に魅せられている様子がよくわかる。
鉄の玉座に座った彼の満足げな姿ときたら❗️
こうしたタイウィンの名誉欲や、慣習を重んじる姿勢、家名を汚すまいとする強い責任感などに、山羊座の性質が極端に煮詰まった形であらわれていると言える🌀🌀

また、もう一つ重要な山羊座の特徴❗️
タイウィンはすごくやり手の策士なのであるが、彼の戦略の凄さは常に全体を見ている点にあるのだ。
山羊座には、神の視点で世界を見ることができるひとが多い❗️
客観とはまた違う、上から見下ろす視点だ💫
タイウィンも、まさにその視点でもって、ここを攻めればどのような影響を及ぼすとか、それぞれの立場や力関係を把握し、世界を牛耳っていくのである✨

並外れた「知恵」という武器を備えた無敵とも思えるタイウィン。
しかし、最終的に彼の冷徹さが仇となった。
家族すら政治のコマと見なし、冷徹に生きてきた彼は、最終的に愛を向けてこなかった家族によって殺される。。。
しかも、あれほどまで名誉を重んじていたにも関わらず、排便中という最も無防備な状態で最期を迎えることになったのだ。。。
本当に、こういう展開をとっても、ゲーム・オブ・スローンズは、つくづくよくできてるな〜と思わせられる⭐️⭐️⭐️

ちなみに、そんな手強いタイウィンと唯一同等に渡り合った人物と言えば、オレナ・タイレルである❗️彼女のファンは、きっと多いハズ❗️

そんなオレナは、牡牛座♉️ではないかと睨んでいる💫
薔薇の家紋を持つ麗しのタイレル家💐✨
その煌びやかさからも、牡牛座の華やかなイメージを彷彿とさせるが、オレナ自身が実体験から培った知恵と、彼女の堂々たる気品あふれるオーラやウィットに富んだ駆け引きにも牡牛座っぽさを感じてしまうのだ💫

駆け引き上手と言えば、双子座みたいな〈風〉の星座を思いつくけれど、彼女の駆け引きの上手さは、長年の経験から積み重ねられた知恵と勘の結集なのだと思う✨
それに、ああいう図太い感じが醸し出せるのは、〈風〉よりも〈土〉のエレメント、そして〈土〉の中でも最も堂々とした牡牛座ではないかと思われる⚡️(←いや、褒め言葉よ。)

牡牛座♉️⚡️
以前、私はサンサ・スタークが牡牛座ではないかという説を唱えた。。。
何が言いたいかと言うと、、、
サンサは将来、きっとオレナ・タイレルみたいになるだろうということだ‼️
辛酸を舐めて身につけた知恵と度胸は、揺るぎないものであるハズだ⚡️

以上。

あ、そういえば、トップの写真のポドちゃん(ポドリック)について解析していなかった❗️
あの屈託のなさと慎重さ。。。🤔
また、GOTを見返すハメになりそうだ🌀🌀🌀

とりあえず、〈完〉


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