マガジンのカバー画像

けもの道 06[2019春]

16
狩猟専門誌『けもの道』の2019春号の有料記事をまとめてお得に読めるマガジンです。特集テーマは「単独猟師(ソロハンター)の流儀」。半世紀に渡り四国犬と猪単独猟を続けてきた老猟師ら…
『けもの道 06[2019春]』の有料記事を6本以上お読みになりたい場合は本マガジンをご購入いただ…
¥800
運営しているクリエイター

#ポインター

【ソロハンターの流儀】本川系四国犬の系譜を担う単独猪猟師・山崎利夫

半世紀にわたる単独猟師の流儀本川系四国犬を使う猪猟師と聞いて、山崎利夫さんの名前を思い浮かべる猟師は少なくない。 過去には有名な愛犬雑誌にも登場し、黒四つ目の本川犬たちを引き連れて山を歩く姿は、四国の山岳部で活躍したであろう古き猪犬猟師の面影を漂わせた。 今回の単独猟師の特集企画は、この山崎さんありきの企画だったと言っても過言ではない。半世紀に渡り、実猟四国犬で続けて来た猪単独猟。筆者を含め現代狩猟者たちが刮目するべき猪狩りがそこにあったのだ。 文・写真|佐茂規彦

¥150

【密着取材】ポインターで獲るキジ猟

文・写真|佐茂規彦 全猟チャンピオン戦の取材から約1ヶ月後、レザーブ賞のマイク(登録犬名シーフィールド・マイク)を輩出したシーフィールド犬舎(大阪府)主催のキジ猟に同行した。 そもそも英ポインターなど鳥猟犬の猟芸はトライアルのためのものではなく、実猟下においてハンドラーとともに狩りをするためのもの。チャンピオン戦で見た素晴らしい猟芸の数々は、現代日本の猟場でもしっかりと輝きを放っている。 とはいえ、筆者を含め今では鹿や猪狙いの大物猟から始め、鳥猟犬を使った実猟を見る機

¥150

【大会レポート】鳥猟犬界のビッグイベント 〜 第61回全日本チャンピオン戦

鳥猟犬トライアルのビッグイベント猟期が始まってまだ間もない平成30(西暦2018)年12月1・2日、富士山の裾野に位置する西富士猟区・本巣猟区には、大勢の鳥猟犬とその愛好家たちが集結した。一般社団法人全日本狩猟倶楽部(以下、全猟)主催、第61回全日本チャンピオン戦だ(第5回全日本若犬チャンピオン戦、第38回全日本幼犬猟野競技大会も同時開催)。 本戦は、主にポインターやセターなど、全国の予選を勝ち抜いて来た選りすぐりの鳥猟犬とハンドラーたちによって争われる。 チャンピオン

¥100