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ハンターと危険のはなし

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狩猟者が知っておくべき「危険な世界」とは? 狩猟専門誌『けもの道』に掲載された、狩猟にまつわる危険やリスクに関する記事(マダニの感染症・ジビエや猟場にひそむ寄生虫やウイルス・猟銃…
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#けもの道2018春

ハンターのためのヤマビル対策講座

気付けば知らないうちに足から血が! マダニに並ぶハンターの天敵、ヤマビル。 春から秋にかけては、非猟期中の有害鳥獣駆除のほか、ハイキングやBBQなどの行楽イベントも目白押しだが、その時期はヤマビルの活動期にも当たっている。 正しい知識を持って、ヤマビルの吸血からハンターの大事なお肌を守ろう! 文一般財団法人環境文化創造研究所 ヤマビル研究会 谷重和 全国的なヤマビル吸血被害地域の拡大この十数年間で全国的にヤマビルの生息域が拡大している。 北は秋田から、南は宮崎・鹿

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鳥獣害対策という仕事 〜 その持続可能性と展望

獣害対策で期待される民間企業の参入鳥獣害問題の深刻化に伴い、この分野に新たに参入する民間企業や起業が増えている。 最近では求人数も増え、私が加入しているMLへは一昔前には考えられなかったくらいの頻度で求人投稿がある。 ただ、仕事内容の多くは「捕獲」にかかわるものが多い。これは当然のことではあるが、「需要」が増加したからだ。 国は、ニホンジカとイノシシの生息数を10年後(平成35年度)までに半減することを当面の捕獲目標とし、平成26年の鳥獣法改正により、都道府県等による