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テレアポ営業が未経験からフロントエンドエンジニアになった話 #01

初めまして。殻(から)です。
最近、twitterやyoutubeを見ていると
「未経験でエンジニアになりましょう!」とか「プログラミングは稼げる!」といった情報発信が増えてきているように思えます。

この令和の時代は、昔のバブルの時代と違って
「一度大企業に就職すれば安泰だ」 とか 「ボーナスをもらうのが当たり前」というわけでは一切なく、むしろ政府が副業を奨励する時代なので、副業をしないと満足な収入を得ることは難しくなってきていると考えます。

ただ副業といっても「何から始めればいいんだろう?」という疑問が生まれるはずです。

その1つの答えがプログラミングであると感じる人が多いのでしょう。そして、私もその一人でした(笑

もちろん、ただ「プログラミングできたらいいな~」と思うだけでは当然できるようにならない為、知識ゼロから勉強し始めました。実際に行動し始めたのは2019年4月からです。

Progateから始めた

「何から勉強すればいいんだろう……」
そう思ったなか、youtuberさんなど色んな方が初心者の勉強方法として紹介していたのが「progate」というアプリでした。

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クイズ感覚でプログラミングの文法の基礎などを学べるアプリです。無料版と有料版からあり、最初は無料版から始めました。イラストも可愛らしいし、正解するたびに楽しさを感じたのでスイスイ進めることができました。


言語別に色々なコースがあり、最初はPythonという言語から始めました。多分プログラミングに興味を持っている人なら名前ぐらいは聞いたことはあるかもしれませんが、PythonはAI(人口知能)に強い言語です。

「これからの時代はAIの時代だ!」
「A I開発に強いPythonを勉強するのは間違いないだろう!」
……みたいな感覚で選び ました。

興味本位でPythonを勉強するにはいいのですが、ただ未経験の人が転職するにあたってPythonを使う求人はほとんどゼロである現実を知ることになりました。
「実際にどんな言語を勉強すればいいのだろう?」
そう思い、youtuberさんの動画やサイト検索をかけました。そこで分かったことは、

WEB系を目指すならRubyかPHP

ということでした。
そのRuby,PHPという言語をどちらを学ぶかに関しては、twitterなどを見る限りではRubyを推す人が多く、「自分もRubyエンジニアになるぞ」と思い、それまで学んでたProgateのPythonの学習をやめてRubyのコースを触りはじめました。

まず初心者はProgate。

ここは間違いないと思いますが、Progateだけやっていても転職には結び付きません。
なぜならProgateはあくまで文法の基礎や用語などは覚えられても実際にアプリを開発したりその開発環境を学ぶことはできないからです。

そのため、直接人が教えてくれるプログラミングスクールに通うことはprogateをやっていた頃から必須と僕は考えていました。
実際にプログラミングスクールの情報を調べていたのも2019年4月の頃でした。

有名なプログラミングスクールと言えば、有名なyoutuberが社長をしている「TECH::EXPERT」、youtubeの広告でよく目にする「TECH ACADEMY」、プログラミング学習界隈のtwitterで良くも悪くも炎上しがちな社長が運営する「ウェブカツ」「侍~」「DMM~」
……沢山ありました。
ただ、調べてみて思ったのが「料金が異常に高い」ということです。

どこも受講料が大体50万円ほどでした。
そのため、受講料が安めでRubyがしっかり学べそうという基準で選ぶことに決めました。

そんな中、受講料が30万円前後のスクールを発見し、さっそくこのスクールの個別説明に申し込みました。最初自分はPHPを学習するつもりではなく、あくまで参考程度に聞くつもりでした。

ただ、Rubyに関しては「案件数が少なく、フリーランスで仕事を取ったりRubyに拘って就職するのは大変だ」ということで、逆にRubyと同じWEB系のプログラミング言語であるPHPは比較的案件数も多く、有名なCMSであるワードプレスでも使える言語であり、初心者でも比較的学びやすいということで勧められました。

スクールの営業の人がPHPを勧めるのは、ポジショントークも勿論含まれていると思いますが、今でもPHPの言語を選んでおいて正解だったと思っています。

僕としては即決(その場で契約)をするのは嫌だったので、しつこい営業を振り切って翌日以降に返事をすることにしました。
ただ、なるべく早く勉強したいと思っていたため、結局PHPを勧めたそのスクールに通うことに決めました。

HTML,CSSも学ぶべし

また、WEB系の言語を学ぶにあたってアドバイスされたことは、RubyやPHPだけを学ぶのは不十分であり、最低限のフロント側の知識も必要になってくるということです。

RubyやPHPのプログラミング言語は、問合せフォームで入力された内容を読み取りメールで返す、といったことやログインログアウト機能、Amazonのようなショッピングカート機能を実現することはできますが、あくまでできることは「動き」だけ。
サイトの見た目はHTMLやCSSといった静的な「マークアップ言語」の知識が必要になってきます。
そのためPHPを学ぶ前にHTML,CSSのコースも一緒に受けることを決めました。
と言うわけで僕は2019年の5月、ゴールデンウィーク明けからそのスクールに通うことに決めました。
サラリーマンをしていたため平日は通うことができず毎週土日に通いました。
ただ、通っていく中で後悔をする点がいくつか出てきたのです……

スクールに通って見えたマイナス点

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結論から箇条書きで述べます。

・動画授業はスクール内でしかできないが、その予約がすぐに埋まってしまい取りづらいこと
・分からないことがあれば質問はできるが、HTML,CSS以外は分からないスタッフが多くPHPやJavaScriptに関しては実質サポートされていない
・他のスクール生との交流を持つ機会がない
・授業で教えられる内容が古く、テキストも見づらい
・全体的にWEBデザイナー寄りでありエンジニアにとって必要な知識を学びづらい
・動画授業の内容が分かりづらく、結局生の授業を受けないと学習を進め辛い
・生の授業を行うスケジュールが固定され、その日まで待たなければならない

他にも色々ありますが、大体こんな感じです。
ただ、他のスクールと比較すると金額は低めでしたので後悔はしつつもそこで学べることは学んでいこうというスタンスで臨みました。

僕は5月から学習を始め、6月末にはスクールで学べる範囲でのHTML,CSSの学習は終えていましたが、次に学ぼうとしたPHPの授業が8月以降にしか無かったため、ここで自習に切り替えざるを得なくなりました。

もちろん、復習は必要なことですしHTML,CSSといったフロントの技術を学ぶことに楽しさは感じていました。
ただ、なるべく早く学習し転職をしたい人にとってはもどかしく感じるかと思います。
その為、スクールにお金を払う前にコースの内容を学べるタイミング・スケジュールについても確認しておくといいかもしれません。

HTML,CSSだけを学んだ後にサイト制作をしてみる

またHTML,CSSを学んだ時点でもポートフォリオサイト、オリジナルサイトの着手は可能です。
僕はひとまず大学の資料請求フォームの作成から入ることにしました。ただ完全にゼロから作り上げることは難しいです。

そのため、モデルとなるサイトを参考にしつつ作るのがおススメです。
僕の場合、最初は思ったように作ることができず苦戦しました。

ただ何度もトライし手を動かすことで段々と覚えるようになってきました。
授業では教えられなかったCSSのプロパティなども登場し、その都度覚えるようにしました。
覚えたらすぐ実践して結果に反映されるのは、WEBコーディングのいいところです。

そして会社を辞めた

そして2019年7月末。
僕は会社を辞めて無職になりました。

初心者がプログラミングを習得するには、中途半端な時間で覚えるのには相当難しいからです。

ちなみに、会社を辞めて無職期間が長いと転職が不利になるとよく言われますが、ぶっちゃけプログラミングの勉強をちゃんとしていれば、半年までなら大丈夫です。
自分は最初は3か月という目標を定めました。
結果的に僕は内定を取るまで約4か月かかってしまいましたが、実際に学習した内容をアウトプットできるようになることが大切です。

今回はここまで。

今回の記事ではPHPやデータベースについて学んだ内容以降について書いていきます。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


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