欲を味方につける術

欲によって深く満たされるにはどうすればいいのか考えました。
 
 欲が苦しみをうむと言われたりもするし、欲に振り回されて、人生を狂わしていくという人も少なくはないと思う。欲をたくさん持つことは強欲だと言われたり、やりたいようにやるという表現を聞くと悪いことのように感じる人も多いのではないだろうか。
欲によって行動した結果、短期的には気持ちよさを感じても、長期的に見るとマイナスに作用したりすることもあったり、複雑だとも感じる。

 しかし欲って本来は人を幸せに導くもので、生きよう、頑張ろうというエネルギーになるものだと思う。
この見方でいえば、たくさん欲がある人はエネルギーに溢れた人で、欲を満たしていけば、深い満足、幸せを感じることができるとなると思う。

ではなぜ同じ欲を満たそうとすることで幸せになったり、苦しんだりするのだろうか?

そこの分かれ目は本物の欲求と見せかけの欲求を見分けることができるかだと考える。

これを見分けるには理屈や思考も大切だと思うが、それでは追いつかないことが多いし、むしろ見えにくくしてしまうこともある。
それよりも自分の中の快/不快センサーをしっかりもつことが必要だと思う。

そのためには素直に自分と向き合い、知っていくことが一番だと感じている。こうでなければならないを脱ぎ捨てていき、本当の自分の声を聞いていく作業。

日々の生活の中で起こることやものとの向き合いも結局は自分との向き合いにつながっているから、目の前のそれに対して自分はどう感じているのだろうかと問う繰り返しが自分を知っていくことになると思っている。
現状や周りの人がどうなってほしい・どうしたいと自分に問うのもいい。

そうやって自分を知っていき、ああこれが自分なんだと安心感や信頼感を感じていくことが欲によって満たされる感受性(快/不快センサー)を持つのに大切だと思います。





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