VALKYRIE ELYSIUM

※本記事は、作品プレイ当時にXへ投稿した文章の転記です

(2023年10月26日)
今日から VALKYRIE ELYSIUM

(2023年11月7日)
VALKYRIE ELYSIUM をクリア。
初めに真ENDへ辿り着いたあと、その他の分岐にも進んで全ENDを見届けました。

今作で初めに考えたことは「どれだけ真摯に任務と向き合うべきか」でした。本作で初めてヴァルキリーシリーズに触れた者ならいざ知らず、VP1もVP2もVP咎も知り尽くしている我々は、たとえ登場キャラが一新されたと言っても「本シリーズにおけるオーディンとは」を身に染みて感じて来たからです。狙ってそうしているのか、それとも私の先入観のせいなのか、初めから裏を感じさせていたからな、オーディン様…^o^ しかし幸いにして、少なくとも序盤の振る舞いがルート分岐に影響はしないようだったので、ひとまず、余計なことに頭を使わされることなく使命を果たすことに集中できたのでした。

終わってみると、今作のルート分岐条件はかなりシンプルかつ明確だったこともあり、自然と真END(翠魂花コンプリート&アルマンとの約束)に到達したのですが、いやでも最終章で2択を迫られたところは即答できなかったな…「使命に忠実である必要はまったく無い」という考えが念頭にあったので、2つ目の選択肢も十分に選び得る決断だったのですが、悩んだ末に1つ目の方を選んだ決め手となったのは「ここで現実逃避しても結局あの者からは逃げられないのではないか」との予感からでした。これについては、逃避ENDで解除される実績の名前からしても、やはり2つ目の道を選んだらそういう結末に辿り着いたということなのかな。
そして真ENDルートと言えば、実はこれまでラスボスだったことの無かったオーディンが最後の敵だったのは、これまでのシリーズを含めての感慨がありましたね。いやー、剣を振るう手に力が入った入った^o^

本作に感じた魅力を「過去シリーズを踏襲した点」「過去シリーズとは違った点」から1つずつ。まず前者は、エインフェリア(=人間)と触れ合う中で生じるヴァルキリー自身の変化です。もちろんこれは見逃せない。Chapter 6 のタイカを迎えるシーンで初めて見せた笑顔とか、とても素晴らしかった。あとその辺りの時期から、エインフェリア達に対して次第に親身になっていくヴァルキリーが、時に彼らに振り回されたりする一幕も可愛かった^o^ これまでのヴァルキリー達と比べて、エインフェリア達に寄り添っている感じが強めに出ており、そこに人間味があって微笑ましかったですね。
そして後者は、VP1、VP2とは違い、エインフェリアの「死の瞬間」を見るのが「そのエインフェリアを迎え入れるタイミング」ではないところです。各人が死を遂げるまでのストーリーは各々のサブクエストを攻略することにより開放されていくので、つまりキャラに愛着が湧いてきたところで悲運の物語を知っていく流れとなり、これがより悲痛さを感じさせる仕掛けになっていました。特にタイカのエピソードのしんどさよ…この感情の推移は、今作特有の魅力でしたね(そしてこれはどちらが良いという話ではなく、それぞれに違った良さがある)。

バトルは完全アクション化ということで順応できるか不安でしたが、概ね順調だったのではないかと思います。唯一、サブクエスト「クリストフェルとの手合わせ」を除いては…あの方ラスボスより苦戦したんですけど。あのクエストだけ評価Cに終わってしまいましたが、再挑戦する気力は無い^o^

#ゲーム感想 #ヴァルキリー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?