テイルズ オブ エターニア (PS版)
※本記事は、作品プレイ当時にXへ投稿した文章の転記です
(2022年6月3日)
今日から テイルズ オブ エターニア (PS版)
(2022年6月9日)
テイルズ オブ エターニア は DISC 1 完。
仲間にまつわる会話の中で「信じる」「信じられる」「信用」といった言葉が何度も登場するのは、旅を経て皆が固い絆を育むことの前フリか、はたまた信頼にヒビが入ることの前フリか。テイルズは説明書記載キャラでも袂を分かった前例があるから油断ならん…^o^
(2022年6月15日)
テイルズ オブ エターニア は DISC 2 完。
他のセレスティアンと違いメルディだけカタコトなのは何故か。ピアスが忠実に翻訳=実は母国語でもカタコト なのだろうか。家庭環境が特殊だから? 戦略的に付与された可愛さ属性なだけ? まあ何にせよメルディ可愛い^o^ その魅力が増せば増すほど先が気になる。
(2022年6月18日)
テイルズ オブ エターニア をクリア。話が終わりへ近付いていくに連れて、事態の収拾のために何らかの犠牲は避けられないという気配が濃厚になっていく中で、どうにかみんな報われてほしいと思いながらのプレイでした。私は全編通してメルディを中心に物語を見ていたのですが、幼い頃から(カタコトの件を考えるともしかしたら生まれたときから)親の思想に振り回され、世間に振り回され、そのうえネレイドという理不尽な力に人生を滅茶苦茶にされてもめげることなく、単身で界面を越えるという重責を負いながらも明るく振る舞うし、キール達と出会ったこの境遇を「夢でなくて よかったな」と言うし「今が好き」と言うし「幸せ」と言う健気な彼女が幸せになれないなんてやるせなさ過ぎると思うばかりの終盤でしたので、(結果的にやはり犠牲は出ることになったものの)とても晴れやかな気持ちになる結末でした。
もちろん、最終決戦後の様子について詳しくは描かれていなかったので、願った通りの結末になったのか本当のところは分からないのですが、何と! 本作ED後をテーマとした小説が存在するとのこと。これは読みたくならない訳がない。
あと、本編で解釈し切れなかったところがもう1つあって、それが「王都インフェリアでキールがリッド達と一時別行動を取っていた間のこと」で、後に「バリルに関する資料を燃やして王立天文台を去った」と明かされた部分が結構ショッキングでどう飲み込んだものか悩みどころだったのですが、何と! そこもピンポイントで小説化されているそうです。まんまとシナリオライターさんの手の平で転がされてるようだ^o^ 当然これも読みたい。時間あるかな。
細かい部分ですがどうしても特筆しておきたいことがもう1点。「フリンジ」について。フリンジはコマンドとして用意されてはいますが、プレイヤーに「フリンジする/しない」の選択肢がある訳ではなく、新しい晶霊と契約した後はフリンジしないメリットが無いし、晶霊入れ替え後はそもそもフリンジ強制だったりなので、「どの道やらなければならない、自動化されててもよさそうな作業が手動コマンドになっている」ように見え、「でも、これで新しい晶霊術を発生させる気持ち良さが醍醐味のコマンドということなのかな」と解釈していました。この解釈を見事にぶち壊してくれたのが最終局面です。あそこのセリフが「力を合わせて」云々ではなく「フリンジ」というワードであり、それまで私が何度も行ってきたことを最後にもう一度やるんだと理解し、プレイヤーに課される再三再四の「フリンジ」に大きな意味があったんだと気付いたときに、声を出して唸りました。ズレた深読みかもしれませんが、とても感銘を受けた場面でした :)
(2022年6月29日)
テイルズ オブ エターニア 外伝小説「蒼天の星」「暁の約束」を読みました。
「蒼天の星」は王都で一時離脱したキールのお話。離脱中の経緯が気持ち良く納得でき、更に彼の心情や人間関係の築き方を知れてとても良かった。また貴族嫌いが軽率に加速していき、どんどん彼を応援したくなりました^o^
「暁の約束」はED直後からのお話。本編クリア時の感想として「晴れやかな気持ちになる結末でした」と言ったのを削除して訂正したくなる重さ…キャラ達のその後を知れた嬉しさがあった一方、更なる試練が訪れたことへの心痛もまたありました。これで今度こそ、皆の頑張りが報われていきますように。
昔「ゲームの世界は一度でも危機が起こると二度と真の平和は訪れない」という文章を(半分以上冗談で)書きましたが、久々にこれが重くのしかかりました。ただこれを辛く感じるのは、それだけエターニアの世界を好きになっていたということであり、感慨深くもあります :)
http://fatalbrain.com/journal/journal-log101.html#5
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