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やっぱりやってたか! 〜急に伸びた中学生のヒミツ〜PART1

英語教室に通ってくる生徒さんたち。大きく分けると次の2タイプ。
①英語がスキ。だからやりたい。
②英語が苦手。もはや大嫌い。何とかしないとマズイ………タスケテクダサイ。

今回は②のタイプの生徒さん(中学生)のお話。

塾では英語を勉強していたのだけど、どうにもこうにも難しくて苦手意識でガッチガチ。学校でも困っていたとの事で、私の教室にやって来ました。
とにかく基礎から徹底的に学び直しをしていきました。この生徒さんは、必ずきちんと講師の目を見て話を聞く子で、「分かった!」と「分かんない……」がハッキリと顔に出ます。
分かった時は何度も何度も頷いて、明るい顔でメモを取る。「?」という時は、表情がもう………お腹痛いの?と聞きたくなるような顔をします(笑)。

私は、夏と冬の2回、全ての保護者様と面談をします。その面談で、中学生の保護者様に頑張り方を伝えました。
①単語は夜覚えること。
②単語帳やテキストは、夜寝るときも閉じないで、開いたままベッドの近くに置いておくこと。
③朝起きたら、すぐに開いたままのテキストや単語帳に目をやって、覚えているかを確認すること。

これぞモーニングアタック。
起きた時に、「おはようございますっ」の状態でテキストを見る。朝すぐに勉強しろと言っているのではありません。覚えているかどうかを確認するだけです。寝る時にテキストを閉じて片付けてしまうと、朝わざわざ取り出して開かないといけない。そのうちに気持ちが下がる。だから開いたまま寝るように言っています。

とは言ってもですよ。中学生全員にこの頑張り方を伝えて、何人の子がやっているのか。特にこの寒い時期、確認するだけとは言ってもその分の時間をとるならギリギリまで寝たいのが人間ってもんで……。

でも、この子はやっていました。
寒くて眠いのに、それでも自分に喝を入れて、モーニングアタックどころか、早起きして朝勉までしていました。

テキストをコピーして何度も繰り返す、モーニングアタックを欠かさない、それを続けているうちに……
文法の質問には笑顔で答える、英作文はほぼ自力で書ける、そして英検も一発クリアです。
一年前とはまるで別人。キラキラと輝いています。

自分のことを褒められる人ってどのくらいいるだろう。ついつい後回しになって、めんどうになって、気づいたらやらないことが当たり前になって………自分で言ってて自分の耳がイタイ……

自分を律すること。これが難しい。
それを続けているこの子はもう大丈夫。難易度の高いレッスンにも、きっと喰らいついてくる。

①英語がスキ。だからやりたい。
②英語が苦手。もはや大嫌い。何とかしないとマズイ………タスケテクダサイ。

②だったこの子は、間もなく①になる。


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