刀ステ一挙無料配信 第1章考察
えー、この一週間でドボン!と沼に飛び込んだので、
ゲームシステムも何にも知らない初見勢なのに、
時間軸考察を試みました。
頼れるのは、長年特撮オタクとしてSF系の考察を少しはやってきたってことだけ。でもいつもは販促のための変身アイテムの多さと、子供向けだからって気合いでなんとかされるやつに負けっぱなしなんですけどね。
大枠は悲伝までの情報ですが、
慈伝と維伝の予告まで見ての内容になります。
維伝見たらこれ違うのわかるから!ってのあってもお許しください。
まず小ネタから。
時の政府って、そういうことか。2205年時点の政府、ということではなく、文字通り、無数に存在する歴史の糸を管理する「時」の政府。
歴史改変とは
本題の前に、歴史改変そのものについて。
三日月が鵺に語ったシーンで、この時間軸にはあまたの本丸があるのに、確たる歴史改変は起こっていない、と。
それは、歴史が全ての上に成り立っているからじゃないか、と。
たぶん、絶妙なバランスで積みあがってるジェンガみたいなもので、どこか一カ所改変すると、時空そのものが崩壊するんだろうな。(現に終盤で崩壊しかけてた)歴史の自己防御機能かなんなのか、歴史改変は不可能ではないか、と。
これこのあとどう扱われるんだろう。第三勢力の検非違使がまだ名前しか出てきてないから、このあとへの謎なのかもしれないけど…遡行軍の目的がよくわかんないんだよな…
前も書いたけど、政治思想的に一貫性が見られないんですよね。天下人をつくりたいのか作りたくないのか、戦乱に落としたいのか平和にしたいのか。ただそのときどきの事変において違う結果にしようとしているだけ。
黒甲冑は、ここで義輝が生き残ることで改変の因果により伊達政宗を天下人にできる、みたいなこと言ってたけど、遡行軍もそういう感じのことを狙ってるのかなあ。過去の何かを変えることで、それこそ2205年の何かを変えようとしているとか?
刀ステの世界観
さあて本題。
刀ステの世界観はどうなっているのか。
前回、ジョ伝のときの考察がこちら。
◎無数の本丸、無数の時間軸が存在しており、それぞれの本丸がそれぞれいろんな時間軸に刀剣男士を派遣している。
A本丸からもB本丸からも、α時間軸にもβ時間軸にも行くことができる、みたいな感じ。
それぞれの本丸もどこかの時間軸の2205年以降2210年くらい(ゲームプレイ年数によって誤差アリ)にあるはずだけど、必ずしも自分がいる時間軸だけを管理しているのではなく、様々な時間軸を、並行時間軸に存在するたくさんの審神者たちと共同で管理しているイメージ。
(一つの時間軸に審神者は一人なのか複数なのかは不明。時の政府がうんちゃらって話から、複数いてもおかしくはない)
◎ただし、ある本丸からある時間軸に行けるのは一度限り?A本丸が一度α時間軸に行ったらもう一度αに行くことはできない。
しかし今回、「俺たちの管轄する時間軸」や「歴史の糸は無数にある、そのうちの一本」という発言から、この推理は誤りであったことがわかる。
正しくは、
◎各本丸はそれぞれ1つの時間軸=1本の糸を管理している
ということがわかった。
しかし、時間軸と本丸が1対1対応なのか、1つの時間軸に複数の本丸があるのかは不明。
おそらく前者で考える方がスムーズだろうけれど、ジョ伝であった「他の本丸の刀剣男士か?」みたいなセリフの説明がつかなくなる。
もっともこの頃は、三日月に関していろいろと情報がもたらされる前であり、このセリフはその時間の仕組みを知らぬままに発せられた言葉、と取ることもできる。
さらにジョ伝では、本来は過去の自分たちと遭遇することはないと言っていたが、1つの本丸が1つの時間軸を管轄するならば、むしろばんばん遭遇してもおかしくないのでは?
これについてはちょっと謎のままになってしまった…。
でも確かに、虚伝の初演と再演が別の時間軸だとするならば、同じ本能寺に遠征しても違う時間軸に到着するってのはわかるんだ。
でもな、虚伝の初演再演に関しては別の解釈の方がしっくり来るんだよな…。
1.円環する三日月
というわけで、核心に迫っていきましょう。
私が思う刀ステ世界の解釈。
まんばちゃんたち、本丸のほとんどの刀剣男士たちには、時間軸がこう見えている。
いったん虚伝の初演再演は考えないこととします(同一のものとする)。
この黒い一本の矢印で示した線が、私たちが刀ステ内で見てきた物語。私たちと一緒に時を過ごしたステ本丸の、まんばちゃんたちの物語。
でもこの矢印を三日月視点で見ると、たぶんこうなる。
そして、三日月の円環って、一度や二度じゃないわけでしょう。
なので、こうなる。
この図はあくまでも簡略化したものであり、円環が4本しかないわけではなくて、ここには書ききれない数えきれないほどの円環があるのだと思います。
つまりどういうことかというと、
私たちが見ていたのは、三日月が無限に繰り返す円環のうちの一本(黒い線)であり、
それ以外にも三日月は何度も何度もあの円環をめぐっては同じ結末にたどりついている、ということです。
言いかえれば、三日月が新たな円環を始めるたびに、パラレルワールドのようなものが生まれてしまってるということですね。
そのたびに、まんばちゃんたちは三日月に別れを告げて、まんばちゃんたちだけの新たな物語(慈伝?)に進んでいくけれども、
三日月だけは、円環をめぐることにより、また新たなバージョン違いの世界に突入していく。
いや、もしかしたら、まだいろんな手を打つ前の初めの方の円環では、★地点はあの三日月刀解ではないかもしれない。お守りやらなんやら、三日月がいろいろ手を打ってきた結果がステ時間軸でしょうから、もしかしたら、悲伝で本丸が全滅する、時間軸が閉じられるなどの最悪の結果もあったでしょう。
そう考えると、この赤い線で示すように、本丸のみんなの未来はそこで閉ざされて、三日月のみが新たな円環に入っているパターンも考えられますね。
そう、だから、この色違いで示した何回もの円環の中には、たとえば、
軍議の茶請けがおはぎだったりおはぎじゃなかったり、
遠足に行ったり行かなかったり、
あるいはもしかしたら山伏が折れてしまっていたり、
刀解直前にまんばちゃんが三日月に勝ったり勝たなかったり…と、
無数のバージョン違いがあるのでしょう。
結局、どう捉えるかによると思うんです。
それぞれの作品を、義伝は義伝、ジョ伝はジョ伝、というふうに一つの物語と見るならば、私たちが見てきたのは一本の黒い線。
でも、同一作品でも公演ごとの差異を考えると、たとえば義伝のマチネとソワレでは、三日月にとっては別円環かもしれず…、
ということは、マチネとソワレで私たちが見ているまんばちゃんたちは、言うことも行動も同じで限りなく同一人物だけども、厳密にはパラレルワールド上の別の存在、ということになるのかもしれません。
あと慈伝の会場替わり刀剣男士も考え始めるときりがないのですが、
それぞれ似て非なる物語、別の時間軸を経てきた本丸、と取ることができます。
もしかしたらですが、最初に書いた「1時間軸に1本丸なら、同じ時代に遠征したとき、むしろ過去の自分たちにばんばん会わなきゃおかしい」って件も、
三日月が新たな円環を始めるたびに別の時間軸を作り出していることを鑑みると、
「本来は過去の自分たちにばんばん会う仕様」なのに、三日月のせいで、
「同じ時代に遠征しようとするとうまくいかず、三日月が生み出したパラレルワールドに到着してしまう」状態になっており、
あまりにもそのことが当たり前になりすぎたがゆえに、まんばちゃんたちは、その本来は異常な状態を、正常だと認識してしまっているのではないか?
とも考えられますね…こわ…。
2.二人のばみちゃん
さて、上では、仮にステ時間軸を1本の黒い線で説明しましたけど、もしかしたら私たちが見ていたのは、
義伝は赤い線、如伝は緑の線…っていう風に異なる円環のつまみ食いだった可能性も否定できません。
まあ、刀剣男士たちの成長を見守ってきた身としては、同じ1本の円環のうちだと思いたいですが。
しかしですね、キャスト変更を別個体だと考えた場合、そうでもなくなってしまうのです。
というわけで北川くんと三津谷さん、二人の骨喰藤四郎についての考察。
北川ばみちゃんと、三津谷ばみちゃんを別個体とした場合、二人のいる時間軸はそれぞれ異なることになる。
慈伝の会場替わりで出てきたのが北ばみちゃんなので、
仮に、慈伝の軸を刀ステのメイン時間軸として、黒い線に北ばみルート、
私たちが悲伝でしか目撃していない時間軸が三ばみルートとしましたが、
別にどっちかが正史でどっちかが誤りとかではなく、単に円環のバリエーションの一つだと思います。
つまり、やっぱり私たちは、三日月が発生させる無限円環の複数の時間軸を、つまみ食い形式で見ていたのではないでしょうか。
もちろん、それぞれにかなり似た物語が展開されているので、1本の時間軸上にあるとして見ても大きな齟齬は起きないようになっています。
例えば、私たちは北ばみちゃんで悲伝の物語を見てはいないけれど、北ばみちゃんも三ばみちゃんと似たようなことを経験して、慈伝にいるのだ、といった感じです。
仮に慈伝をメインとして、まんばちゃんたちから見た図を書くとこうなるはず。
もっとも、これは悲伝だけに言えることではなく、
私たちが複数円環のつまみ食い方式で見ていたなら、
この図にもっと( )がついてもおかしくない=私たちが直接見てはいない物語同士が慈伝につながっていたとしても、おかしくないんですよね。
つまり、私たちは1本の軸の物語を見ていたわけではなくそれぞれ別の時間軸の物語を見ており、
私たちが見たパターン同士が直接つながっているわけではない、ということになります。
私たちが見たところに仮にタイトルを置いてみるときっとこんな感じで(実際はもっとバラバラ)、様々な円環にある物語のうち、似通ったものが抜き出されていただけであり、決して1本の線ではない。
例えば、悲伝では53公演全てに鵺が出ていますが、それは無数の円環の中で鵺が出てきた53個がチョイスされて上演されたということであり、きっと鵺が出てきてない、別の円環もまた数多存在するのでしょう。
まあ、それこそ、公演ごとの違いを考えていったら、そもそもこの1本の黒い線としてつなげること自体が、無理な話なのかもしれませんね。
きっとこの1本の黒い線は、各公演を見た私たちの中にしかないんですよ。それぞれが見たものが、それぞれの刀ステ時間軸になっていくんですね(かっこいいこと言ったつもりだが考察ぶん投げである)。
あと、キャスト変更は単に演者の都合だよ!という考察ももちろんありなんですが、
だったら北川くんや染様のように、一度離れたキャストをまたキャスティングする意味はなんなんだ?って話なんですよ。
だって、虚伝の再演という特殊な事情を除き、キャストが都合つかなければ、その人が演じる刀剣は出てこない話にすればいいわけで…。
あともっと生々しい話すると、これだけのドル箱コンテンツに化けてしまった刀ステを断ることってあんまりない気がするんですよ…身もふたもない話で申し訳ないですが。
あとマジで末満の場合は「脚本の人そこまで考えてないと思うよ」はあんま通用しないです。マジでこの人はやるぞ。
それと、自分が2.5詳しくないので、キャスト変更がどういう位置づけなのかわかってないのもあるんですよね。長く続いてるテニミュとかだと第〇シーズンキャストってあるそうですが、キャス変ってそんなに頻繁に起こること?それとも逆に珍しいことなのか?
3.序伝すらも円環の中
ただ、ちょっとこれで行くとジョ伝だけややこしいことになるんですよね。
如伝に関しては、三日月顕現後であり、いろんなバージョン違いがあるであろう義伝のあとなので、いくつものバージョンがあってもおかしくない。
ただし序伝は違う。序は例外的に(むしろこっちが普通なんですが)、私たちが見たあの1バージョンしかないはずなんです。偶然か、回替わりネタとかも少なかったようですし。
あと史実にも誤りがなかった。義伝のような季節外れの雪とかはなかった。
でも山伏のことを考えると、序伝って、如伝の救助ありきの物語。
でもさすがの三日月といえど、無限円環の1周目には、山伏が折れることはわかってないはず…、あとはばみちゃんがうまくお守りを渡せない可能性だってある。
もしかしたら、山伏を失ったままで、同じような物語をなぞり、三日月とお別れしたルートがあるのかもしれませんね。
そう考えると、本来1パターンであるはずの序伝も、
お守りを渡すなどして三日月が干渉したことで、円環の外にありながら、複数のパターンを持つことになってしまったのかもしれません。
まあ、これでいくと、
三日月は「本来折れるはずの山伏を助けている」ことになり、
歴史修正主義者たちと変わらなくなってしまうんですけどね…。
4.虚伝の初演と再演
そう、そして、虚伝の初演再演もこれで説明できる。
セリフの違いや、江雪と鶴丸のキャストの違いも、
ただ三日月が繰り返してきた円環のうちの、異なるバージョン、ということではないでしょうか。
まあ再演の方が円環の回数としては深いのでしょうが。
江雪と鶴丸はきっと顕現するときになんか違うのが出たんだよ。顕現順も三日月の後でしょうからそうなってもおかしくはない。
ゲームシステムからすると2振り目、という考察もあるようですが、いかんせんゲームわからないので…もしポケモンみたいに同じ種族の刀剣男士が複数顕現するなら、本丸に江雪と鶴丸は2振りいて、その時々で三日月と関わりあった個体が違う、ということも言えそうですが。
でも設定上おかしくないか?とも思う。集合体扱いの刀剣を除き、1つの名前がついてるのは1つの刀剣なのだから、1つの刀剣から顕現できるのは1人では?と。えっ顕現ってなんだ…?1つの刀剣から刀剣男士を無限に生み出せるのか?…ちょっとドツボなのでこれやめます。次。
5.健鶴と染鶴、維伝
ところで鶴丸は、再演以降ずっと健人くんのままですね。
そして、私たちが見ていたのは、三日月が無数に生み出す時間の糸にある物語をつまみ食いしていたもの、と先ほど述べました。
しかし、時間の糸の中にも、近いものと遠いものがあるでしょう。似ているものとそうでないもの、と言ってもいい。差異が少なければ近い時間軸、大きければ遠い時間軸。そう考えることも無理ではないはずです。
つまり、無数に存在する時間の糸を、大きく括って健鶴の軸であるグループと、染鶴の軸であるグループに分けて考えることも、できるのではないでしょうか。
そして私たちは、虚伝の初演でのみ染鶴グループの軸を、
再演以降はずっと、健鶴グループの軸を見てきたのではないでしょうか?
つまり、染鶴の糸のみが遠く離れた全く似ていない別の時間軸で、
そのあと健鶴で見てきた物語たちは、差異はあれど近い時間軸だったのではないでしょうか。
いったんこの図からは、赤で示してきた閉鎖された時間軸は抜きました。
それが健鶴と染鶴、どちらに近いのか、どちらの鶴のときに起こったことなのかわからないので。
そう、つまり、健鶴グループの複数の糸の中で、例えば、茶請けが違うだとか、黒甲冑に取り込まれるのが別人だとか、ばみちゃんが別個体だとか、そういう違いがあるのを、私たちは見てきたのでは。
私たちが見てきたものがいずれも、無数の円環の可能性のうちの一つだとしても、
その中には、似ているものと似ていないものが、グラデーションのように存在するのではないか、ということです。
それこそ、本丸全滅のような円環もあったかもしれないですが、私たちはそれとはほど遠い、本丸が無事助かるグループのものだけを見てきた、ということ。
上演されたのがそれぞれ近しい円環の物語だからこそ、刀ステはあたかも1本の糸であるかのように錯覚すらできるのです。
さて、ところで現時点での最新作、維伝では、染様が久しぶりに鶴を演じられているようですね。
ややこしくなって参りました。最後の推理です。
維伝は、染谷鶴丸の世界。ということは、
この図においては、1つの線は1つの時間軸ではなく、似通ったいくつかの時間軸のグループ、ととらえてください。
様々なバリエーションの歴史がある中、健鶴がいるいくつかの軸では、骨喰などの違いはあれど、紆余曲折経てなんとか慈伝にたどりつくことができている。健鶴軸の中にもいろんなパターンがあるけど、最終的にはどれも、慈伝らしき物語につながっているのでしょう。
しかし一方で、維伝の舞台は、放棄された世界。そしてそこには染鶴がいる。
つまり、これから私たちが見る維伝は、染鶴グループの複数の時間軸のうち、放棄された世界の物語、ということになるのでは。
ということは、最初の方で検討した、閉鎖された時間軸がもしあるとするならば、
それは健鶴の軸よりも染鶴の軸に近いのではないでしょうか。
大きく時間軸をグループ分けできるとするならば、
健鶴軸→なんとか慈伝にたどりつく、おおむねハッピーエンドな軸たち
染鶴軸→放棄された世界に至るなど、わりとバッドエンドな軸たち
ということに、なりませんかね。
いやしかし、私たちが見たあの虚伝初演が、まさかそんなバッドエンドに向かってしまっていたなんて…。
その、放棄に至る何かが、三日月ドロップアウト前なのか後なのか、はたまたまさにその三日月絡みなのかは、わかりませんけど。
まあこれに関しては維伝を購入して見てみたいと思いますよ。あと歌仙に落ちたので最新作の…チケットをくれ…。
6.三日月救済案
さて。終わりに、
【どうやったら無限円環を繰り返す三日月を救えるのか】提案したいと思います。
案1 幽閉する
要は、三日月が刀解→同一人物が顕現、と繰り返してしまうことが円環のトリガーなわけですよね。
だったら、円環を作らなければいいのではないか、と考えたわけです。
三日月を刀解しなければ、おそらくこういう形で歴史の糸は進み続けるのではないでしょうか。
三日月がいる限り、円環が発生しようとする力は消えないでしょうが、
引き金さえ引かなければいい、という考え方です。
でもここで思い出す、三日月の特異体質。
義伝や悲伝では、季節外れの雪/桜が観測されましたが、あれは三日月出陣時のことであり。
義伝では小十郎長生きしすぎとか、細川と伊達が仲良くなってるのが早すぎるとか、歴史の歪み?も観測されてましたが、全部三日月のせい、ってことでいいんですよね。
なんなら、そもそも三日月が絡まなければ、黒甲冑の円環すら発生しなかった可能性もあるし。
三日月が出陣していないジョ伝では、史実の歪みや天候の狂いはなかった。黒田官兵衛が天下を狙ったことも、その気持ちがあったのでは?くらいの史料は残っており、歴史の歪みとは言えないでしょう。
やっぱり、三日月は、いてはいけない存在…。
というわけで、
案2 折る。
いやもうこれしかないんでしょうよ。
刀解がトリガー、でも存在しつづけるのもダメ。
だったらもう、刀解以外の方法で、消し去るしかない。
もっとも、前述のとおり、刀解以外の全滅(=三日月も一緒に折れる)や、
時間軸が閉じられて終わるパターンの円環もあるかもしれず、
それでもまた新たな円環の始まりに顕現してしまっているとすると、この案も失敗に終わるのですが。
我々が見たのはあくまで、刀解はトリガーであるという事実だけで、刀解以外にもトリガーは存在するかもしれない。
折ったところでまた顕現に戻ってしまう可能性もあり、絶対に成功する案ではないし、
幾度となく円環を繰り返して強くなった三日月を誰が折れるのか、という問題もある。
でももう、これしかないと思うんです。
つまり刀ステはこれからも、まんばちゃんが強くなり続け、いつか三日月を折るその日までの物語…。
いや今これ書いて、またTRUMPみたいなことやってんな末満ってなりましたよ。いつか必ずあいつと再会しなければいけない…。
はあ。まさか考察やって、Googleドキュメントで描画するスキルが身につくとは思いませんでしたよ。
なお、これまでの通常の感想はマガジンにまとめてありますので、もしお時間ありましたら、初見勢の感想としてご笑覧ください。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。