4/18-24日経新聞レビュー

この1週間で気になった日経新聞の記事を3つほど取り上げてみたいと思います。
 
「ロシア核使用、募る懸念」(4/20朝刊 政治・外交)
日本ではそこまでの緊迫感を感じられませんが、欧米ではかなりマリウポリにおけるロシアの核使用が懸念されると紹介されています。1945年の広島・長崎以来、使われることがなかった核が使われることがあれば、本当に人類が踏み込んではいけにあ一歩を踏み込むことになりかねません。もちろん、マリウポリに現在いる人達の悲劇は言うまでもありません。
 
「「人材価値」開示、欧米が先行 日本でも夏メド指針」(4/20朝刊 金融経済)
人材価値が経営テーマとして意識されることは、本当によい方向だと思います。従来から人件費や人材開発費がコストとしてしか見られないことに大きな違和感を感じていました。「人への投資」と言いますが、人にかけるコストは将来に向けて価値を生むものであり、一過性のコストではないと思います。その価値を可視化しようとする方向はいいと思います。
 
「緩和修正、試される日銀」(4/22 金融経済)
現在の円安は海外の金利上昇に対して、日本の低金利が継続していることにあります。これが続くと日本の物価上昇等、負の側面が大きい為、金利上昇に向けた緩和修正が議論されていると紹介されている記事です。但し、金利上昇に向かうと日銀が保有している国債の価値が下がり、日銀の債務超過が懸念されるだけに、日銀は難しいかじ取りが求められると思います。

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