思いやりやいつくしみも、学び、努力し続けることが大事では
子いわく「回やその心、三月仁にたがわず。その余はすなわち日月に至るのみ」
(論語、公治長第五)
(先生がいわれた「顔回は、三月も仁の徳から離れることはない。そのほかの者では、一日か一月仁の徳に触れるだけで永続きしない(仁は身についていることが大切なのだ)」)
孔子は、数ある弟子の中でも顔回という弟子を最もかわいがっていました。論語を読むと、少々顔回も恥ずかしがるのでは、と思うほど顔回のことをほめあげています。現代でも使われる「一を聞いて十を知る」は、孔子が顔回のことを評し