見出し画像

【修理記録】電気ポット修理【プラスマイナスゼロ・XKY-V210】

プラスマイナスゼロというブランドから発売されていた、XKY-V210という電気ポットがあります。このデザインが大好きで購入して使っていたのですが、電気製品としての品質はやはりイマイチ、いやイマ2つなのです。その中でも致命的な点は、過熱防止用サーモスタットの品質が悪く、負荷電流(8A)が何度も流れるうちにハトメ部分が接触不良となり、サーモスタットが自分自身の発熱でOFFになってしまうとか、接触不良で電流が流れなくなって使えなくなってしまう(壊れてしまう)という問題があります。
そこで、自分で信頼のおけるメーカーの高品質なサーモスタットを購入して交換して使っているのですが、このたび予備品としてジャンク品を入手してきたので、その修理作業を貼っておきます。
自分で修理しますよ。

なお販売当時の発売元のHP
https://web.archive.org/web/20120128141538/http://www.plusminuszero.jp/products/detail/181


こんな雰囲気の製品です



では修理作業。


底面を開いたところ


底面蓋のコネクタを外したところ
この過熱防止用サーモスタットがガンなのです。
125℃でオープンする仕様。


代わりに用意した八光電機のサーモスタット。一流製品です。一個1673円。


外したものと比較。
古い方は、端子のハトメが黒化しています。これは接触抵抗増加で不具合が起きている証拠


新しいサーモスタットは金具の留め位置が合わないので、上下逆にして填め直します。
こんな感じに。
ねじ止め


配線を接続。後はねじを締めて完了。

実は最初に買った製品を、こんな感じで修理しながら10年使っています。最初はAmazonで安物のサーモスタットを購入して交換していましたが、やはり品質が悪くすぐに接触不良の過熱で壊れていました。
この辺はやはり、一流メーカーの一流部品を使うことで信頼性が向上しますから、値段が多少高くても採用する方が幸せになれます。

現在同じポットを3台持っていますが。サーモスタットがあと2個あるため、ジャンクでもう2台入手しておこうかと思っている昨今です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?