昨日、某職場のサーバクラッシュで急遽再インストールをしてきたわけですが、とにかく再稼働させることに注力してきたため、周辺の細かい色々は後から設定している次第なのです。
まずは、停電時のシャットダウンを自動化してくれているapcupsdの設定。
でインストール。次に、/etc/rc.confに
と設定。
UPSはシリアルポート。それに、データ変換ケーブル(自作)を介してUSB-Serial変換ケーブルでサーバにつないでいるため、まずはシリアルポート経由でUPSにアクセスできることを確認しなくちゃいけない。
OK!2400bpsで通信するというのがポイント。
それでは設定ファイルの編集。
UPSの残り電池が無くなりかけてシャットダウンプロセスが走った直後に偶然電源が復帰した場合、UPSはシャットダウンしていないけどサーバはシャットダウンしたままで元に戻らない、という事象が発生する可能性があるけれども、デフォルトの設定である #RETURNCHARGE 15 により、15%まで電池が充電されないと復旧しないようになっているのでこれで大丈夫かなという感じですね。
電源が復旧した後のUPS自体の復帰については、いくつかオプションがあるので調べてみました。FreeBSDのデフォルト設定では、
になっていますが…。
ふむふむ。じゃあUPS側のEPROMの設定はどうなってたんだべ?
シャットダウンディレイは60秒に設定してあった。というか自分がそうしたんだけどね。確か。
ということは、Slaveに繋がっているWindowsサーバなどはもっと電池の残りが多いうちにシャットダウンするようにして、このメインサーバは最後の最後に、残り5%の所でシャットダウンプロセスに入り、そしてapcupsdのオプションは
で大丈夫そうだね。
…と思って動かしてみたけど、すぐにプロセスが落ちてしまう…?
ありゃ。
どこがおかしいんだろう…と思って探った結果、 /usr/local/etc/apcupsd/apcupsd.confのUPSCABLEの設定を
とすればOKなことに気が付きましたよ。
これで上手く動くようになったので、ほっと一息。ふー。
以上。