シリーズ未経験でもイース8は面白いよ
ということで、イース8の紹介をします。
「何で9じゃなくて8?」ってところですが、イース9は過去作要素がちょこちょこ出てくるんですよね。サブイベやら…
流石に「イース9遊ぶ前に全シリーズ遊んでくれよな!」というのはヤバすぎるので、最低限でもイース8だけでも遊んどくと9も十分楽しめると思います。前作ということもありますが、何よりイース8自体はシリーズ完全未経験者でも楽しめるぐらいにマジで面白いので、とりあえずイース8をやってみるといいかなと。(勿論イース9からでも大丈夫です)
そもそもイースシリーズって?
僕も4作品ぐらいしかやってないのであんまり深くは語れないのですが…
日本ファルコムが作り続けてきたアクションRPGシリーズです。かなり歴史が長く、なんと1作目は1987年発売です。
この1987年に出たゲームって言うと「ロックマン」「リンクの冒険」「ドラゴンクエスト2」とか。こう出たゲームを並べると滅茶苦茶歴史あるシリーズっていうのが分かりますね。軽く30年以上も続いてるゲームです。
(ほぼ)全作の主人公は「アドル・クリスティン」が務めます。基本的には『冒険大好きな青年』ぐらいで捉えて大丈夫です。
色んな冒険を経て滅茶苦茶強いキャラクター…なんですが、冒険の度に色んな理由で弱体化を喰らってしまい、冒険開始時はだいたい0からのスタートになってることが多いです。歴代の冒険で手に入れた武器は売り払っちゃったり、様々な理由で無くしてます。自業自得だけど不憫。
ちなみに殆どの作品が『ストーリーが1作だけで完結してる』(1と2だけは繋がっている)のでどこから遊んでも大丈夫なのもイースの特徴。イース8も前の作品から地方とかの名称は出てくるものの、ストーリーに関しては全くもって繋がってないのでここから遊んで平気です。
良質で爽快なBGM
イース…というよりも、ファルコムのBGMは滅茶苦茶良いのは結構有名。BGMフリー宣言を出したり、jdkバンドというライブ活動を続けたりと、ファルコム自体がBGMに力を注ぎこんでいます。
イース8も勿論BGMが凄く良いです!
最初のフィールドBGMのSUNSHINE COASTLINEから開放感、疾走感溢れる曲で最高です。落ち着いたBGMも激しい戦闘曲も含め、全体的にレベルが高いサウンドトラックに仕上がってます。自分はALL-OUT ATTACKが好き。
非常にスムーズな操作性とロード時間
3種類の属性を持つキャラクターを切り替えて遊ぶバトルです。プレイする前は「テンポ悪そうだしめんどくさそうだな~」と思いましたが、即交代なのでほんとにサクサクだし、色んなキャラを使うきっかけにもなるので良いシステムでした。弱点をブレイクしたらどの属性のキャラでも大ダメージ入るようになってるのも優しい。
戦闘自体もとりあえずボタン押して、回避やガードをジャストタイミングでやって、適当にスキル攻撃パナして…と、特にコンボとか考えないでゴリゴリと攻めれるのも楽しいです。ほぼずっと密着して攻め続けることも可能。
スキル攻撃もボタン同時押しでド派手な攻撃が出るので、まぁ深いこと考えないでゲージ溜まったらドンドン使っていきましょう。スキルによっては敵単体に高いダメージを出すスキル、もしくは広い範囲に攻撃…とか色々あったりはするんですが、とにかくボタン押すだけでも楽しい戦闘です。
そして、何よりも快適なのはロード時間!本当に短いです。自分はPC版で遊んだのですが、あまりの早さにロード画面中に現れるTipsをちゃんと読めたことがないです。1秒以上かかるロードは珍しいなーって思うぐらい。レビューとかを見る限りではPS4版・Switch版ともに滅茶苦茶ロードが早いみたいなのでどちらでも大丈夫かと。
ロード時間が短いというのはとても大事なポイントだと思います。ロード時間が長くてあまりのストレスにやめてしまった…という評価を受けるゲームも少なくない中、イース8は正にその真反対。サクサク、そして爽快感があるアクションを楽しみたいならピッタリです。
謎に包まれるセイレン島での大冒険
イースシリーズはアドルの大冒険がテーマなのですが、イース8は本当に大冒険を感じさせるゲームです。
アドルが漂流してしまった”永遠に呪われた島”セイレン島から脱出するのが大きな目的…なのですが、島のマップを描くことも目的の一つ。探索すればするほどマップが埋まっていき、新たなミニダンジョンや絶景ポイントが見つかっていくのが楽しいんですよね。
この探索をより快適にしてるのが先ほどのロード時間でもあります。クイックトラベルも爆速ですし、セーブポイントに触れるだけで全回復するのでどんどんクイックトラベルしていきましょう。地味に宿屋とかに戻る必要がないのも評価点の一つ。
デケーボスに壮大な島、そして秘密。正に大冒険を描いたゲームだと思います。最初こそはありがちなストーリーが展開されますが、中盤からどんどん話も島もスケールが上がってきて盛り上がってきます。
ストーリーもまぁよくできているんですが、特に探索・戦闘がスムーズで『冒険』が楽しい作品です。ダッシュが早いし、ロードも短いから色んな場所に行くことが楽しくなっていく。新しい場所に行けば新しい漂流者を救助でき、そして拠点が賑やかになっていく。
救助者は拠点となる"漂流村"に居つき、武器屋や農場を開店してくれるので探索をすればするほど賑やかに、そしてリターンが来るんですね。
ロードが短いことも素晴らしいけど、武器や防具の素材回収が簡単だったり、ムービーの倍速機能などとにかくストレスフリーな大冒険。ゲームとしての快適さを大事にしつつも、熱いBGMや巨大なボス、豊富なやり込み要素に明らかになっていく島の秘密と、冒険のワクワク感を大切にした作品です。
私はこの作品で「イースって面白いんだな~」と感じ、過去作や9を遊ぶぐらいにはのめり込んだのでマジでオススメのゲームです。次はセルセタの樹海でもやるかな…
2021/09/09発売のイース9は更に移動方面で磨きがかかった作品なので『イース8面白いし9もやったるか…』『8とか過去作とかともかく、まずは最新作から手に取ったるわ』って感じでイース9も遊んでくれるといいですね。
余談
このゲームは釣りができます。
『釣りが出来るゲームは良いゲーム』(諸説あり)
ということでこのゲームも良いゲームです。あとリコッタちゃんかわいいね
生きることと記事を投稿するモチベになります