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映画「キラーカブトガニ」

2021年製作、アメリカ合衆国のパニックホラー映画の紹介をします。

B級(むしろそれ以下)ホラー映画には、タイトルに「キラー◯◯」が付くものがあります。もっと詳しい方がいらっしゃると思うので、簡単に説明します。1978年の「アタック・オブ・ザ・キラートマト」に始まり、ケーキやドーナツ、タイヤにジーンズと、人類はこれまでさまざまなものの脅威に晒されてきました。
そして、今回ついに登場したのがカブトガニです。近所のTSUTAYAで見つけてレンタルしました。パッケージを見るだけで、変な笑いが止まりません。

奴らは極悪凶暴。廃炉となった原子力発電所の爆破処理に巻き込まれて、巨大化したカブトガニたち。海辺の街を襲う姿はグレムリンのようです。クジラもサメも奴らには勝てません。しかし、人類の叡智を結集して忍者ソードと光線銃で奴らを倒しました。あらすじの説明としては、これで間違っていないはずなのですが、内容がてんこ盛り過ぎて訳がわからなくなってきました。気にしないでおきましょう。
カブトガニの映画なんて怖いはずないと思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、R15+指定はダテじゃない!いかにも作りものって見た目ですが、グロいシーンはかなりグロい。カブトガニとは直接関係ないシーンなのですが、猫が出てくる怖いシーンがあるので、猫好きさんは特に視聴注意してください。
メインはパニックホラー映画ですが、この映画の主人公は車イスに乗った足の不自由な青年で、彼の恋愛と彼をあたたかく見守る周囲の人たちを描いたヒューマンドラマでもあります。特に主人公の兄が足の不自由な弟をいたわる姿に感動を覚えました。
一石三鳥、一度見ただけでは消化しきれないほどの盛りだくさんな内容の映画です。新たな発見と感動があるにちがいありません。もし興味がありましたら、ぜひご覧になってください。

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