あなたと私は違う
思春期以降の子どもの反抗というのは、
短くいうと
「あなた(親)と私は違う。それをわかってくれ!」
・・の変形ではないかと思う。
「違うことくらいわかっているわよ」
と親は思っている。
でも心配な状況を見たら
黙っていられない、
何らかの助けになれるはず、
と口出しする時点で、
子どもは心の中で
「わかってない、アウト!」
とつぶやいているのだろう。
悪いタイミングのときに
余計な声かけをすること。
親子に限らず、人間関係のこじれはだいたいそこから。
思わしくない反応に苛立って
さらに深追いすると・・・
バッサリと返り討ち。
反抗という形で切り返せる子はまだいい。
親が渡って来れない濠を掘って
いつの間にか遠く安全なところにいるから。
怖いのは黙って心を凍らせていく子。
幸せを願っていたはずの親が
幸せになりにくい子に育てていたという悲劇。
「あなたとわたしは違います問題」
どの子も多かれ少なかれ、心に持っているんだろうなと思いました。
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