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アンチエイジングは腹筋&背筋から

 押忍!健康道場です!

 節約自重トレ第三回目は腹筋&背筋です。

 中高年のポッコリお腹の原因は「腹筋のゆるみ」です。腹筋がゆるむと肋骨のガードもゆるんで内臓の働きが低下し、基礎代謝も下がって脂肪がつきやすくなります。

 しかも腹筋と背筋は連動していて、腹筋の衰えによって背筋もバランスを崩してしまい、腰痛を引き起こします。慢性腰痛の方は毛細血管の血行が悪くなって、腰が冷えている可能性があります。

 腹筋と背筋トレで毛細血管を若返らせて、ポッコリお腹や腰痛改善につなげてください。どちらも簡単な運動ですので継続していきましょう。

 腹筋トレは、ただ身体を丸めるだけです。腹部を鍛えるというよりは、引き締めることを目的としたトレーニングです。

 憧れのシックスパックを作る腹直筋に直接効くので、割れた腹筋を作りたい方にもオススメですよ。それでは初めていきます。

 まず床に仰向けになり、足裏が地面にピタッとつくように、ひざを90度まで曲げていってください。これがスタートの姿勢です。

息を吐きながらおへそを見て、お腹に意識をやってください

お腹を中心に上体を丸める

 息をゆっくり吐きながら、お腹を中心に上体をぎゅうっと丸めていきます。腹筋が苦手な方は、両手を頭の後ろで組んでサポートしてください。

 体を丸める時は、おへそを見るようにすると首を痛める心配もないですし、自然と腹直筋に意識がいきます。

限界まで丸めてキープ

 限界まで体を丸めたら、息を全部吐き出して5秒キープします。

 下ろす時は息を吸いながら、身体を丸める時の2倍の時間をかけてゆっくり元に戻します。

 背中を床から少し浮かせた状態の所まで戻して、また同じ動きを繰り返します。

 続けてやる際は、反動を使わないように気をつけてください。

 毎回呼吸と腹筋をしっかり意識することが、効果を出すカギになります。
 
 ラバーマットやじゅうたんの上でやると、背中が痛くならずにすみますよ。

 続いて背筋です。最初にうつ伏せで寝転がってください。

 両手を耳の後ろに回してしっかり固定します。お腹は床につけたまま、遠くを見るイメージで、息を吐きながらゆっくり上体を持ち上げていきます。

遠くを見るイメージで

 この際、腰周りの筋肉に力を入れることを意識してください。
 
 最後はゆっくりと時間をかけて息を吸いながら体を下ろし、元の体勢に戻ります。

 慣れてきたら上体を上げたときに2~3秒静止します。

 腰への負担が心配な方は、おへその下に薄い布団などを敷いてフォローしてください。

 この背筋ができない方は、ヨガであるコブラのポーズがオススメです。

両手をついてできるので簡単です

 背筋から腰までの筋肉を意識して、息を吸いながら上体を起こし、伸びていることを感じられたらそこでキープしましょう。

 背筋と胸筋、腹筋のストレッチも兼ねているので、こちらも試してみて、ご自身に合う方を続けてください。

バストアップ効果も

 背筋を鍛えると姿勢が改善されてスタイルがよくなるだけでなく、むくみ冷え、肩こり改善に効きますし、女性にとってはうれしいバストアップ効果もあります。

 しっかり継続して、心身共に健康になりましょう。

プロフィール
 ◆ごっつ◆ 格闘技と芸人さんと芸能ゴシップをこよなく愛する50歳フリーライター。体幹信者で、自宅のイスはバランスボール(私はこれで腰痛が治りました)。和洋問わず甘いものをやめられない意思薄弱。3児の父。動物占いはたぬきです。スギ花粉飛来のCMを観ると、オートマチックにくしゃみが出ます。


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