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全国の温泉を制覇?:温泉愛好家のGreg先生


 2020年2月14日の敬和キャンパスレポは、敬和学園大学英語文化コミュニケーション学科教授のGregory Goodmacher先生をお迎えして、インタビューを放送しました。MCは佐藤(3年)と有本(2年)(学年は当時)。


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大分県「竹瓦温泉」 :「温泉までハイキング」 

 2004年に登録有形文化財、2009年に近代化産業遺産に認定されていて、1879年(明治12年)に創設され「乾液泉」(けんえきせん)または「竹瓦の湯」とも呼ばれました。 当初は、海岸近くに湧き出していた温泉を楽しむために、地元の漁師が簡素な小屋を建てたものであったと伝えられ、竹瓦という名は、当初の建物が竹屋根葺きであったことに因むとされています。

Greg先生:「たくさんいい温泉あります。蛇のお湯、おすすめです。川の中の温泉です。温泉までハイキングをしました。竹瓦温泉は硫黄がたくさんあります。硫黄は体にいいです。別府海浜砂湯は珍しいです。」


鹿児島県「平内海中温泉」:「温泉が海にある」

九州の屋久島の平内海中温泉は、1日2回、干潮の前後約2時間のみ入浴可能な、海の中から湧き出ている珍しい温泉です。泉質は単純硫黄泉でリウマチ、神経痛、皮膚病、婦人に効果があるといわれています。昼間は海を、夜は波の音と満天の星空を眺めながらの入浴は最高ですが、脱衣所もなく、また、水着、下着着用での入浴も厳禁ですのでご注意ください。
 Greg先生は、タイ、韓国、UAEのアブダビ、大分県立芸術文化短期大学で教員をされたあと、2010年より敬和学園大学で、環境学習と英語教育について研究されています。また、日本文化全般、たとえば、祭り、習慣、料理、宗教、スポーツなどもありますが、とりわけ各地の温泉について取材し、英文の雑誌やウェブサイトに記事を寄稿されています。この日は、栃木、九州各県、そして新潟の温泉のお話をうかがいました。

Greg先生:「海の中にあります。塩が引く時だけ、入れます。海に入ってその後、海で泳いで、そして温泉に入るのが楽しいです。パワースポットで有名で、世界遺産があり、ハイキングコースがあり、とても自然豊かです。」

佐賀県「嬉野温泉」:お茶を注いだ温泉

お茶をナトリウム - 炭酸水素塩・塩化物泉があり、美肌に効果がある重曹泉で、入浴した後につるつる感があります。その泉質は中央温泉研究所と藤田聡によって「日本三大美肌の湯」に選ばれています(残り2つは斐乃上温泉、喜連川温泉)。温泉に嬉野の名産品のお茶を注いだ温泉もあるそうですが、こちらもGreg先生、試したみたそうです。

栃木県「那須温泉・鹿の湯」:「30秒だけ入りました」(48度は熱すぎた)   

那須温泉元湯・鹿の湯は、七世紀前半、約千三百年前の舒明(じょめい)天皇の御世に開湯されたといわれます。狩野三郎行広という者が山狩の際に、射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、鹿は傷ついた体を温泉で癒していました。この温泉は、1389年に作られた温泉で、現在も48度のお湯があります。    

Greg先生「30秒だけ入りました。」

新潟の温泉については、「瀬波温泉はおすすめです。新潟には色々な良い温泉があります。新発田の湯の平温泉にも、よく行っています。月岡温泉のお湯は体に良いと思います。」次は東京の八丈島に行き、生きている間に全ての温泉に入りたいそうです。

日本の温泉についてのGreg先生のブログ記事は、以下でご覧いただけます。

Greg Goodmacher - Discovery https://discovery.cathaypacific.com/contributor/greg-goodmacher/



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