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ゼミ卒業生のネットワーク:一戸信哉の「のへメモ」 20211114

先週金曜日の夜、メッセージが入った。新潟市内でゼミ卒業生が、私の知人とお酒の席でご一緒したという。その場で、彼女が一戸ゼミ出身だということがわかったのだそうで、なかよく写真をとったものが送られてきた。この1年半、全くなくなってしまっていた現象だ。

勤続年数が増えて、ゼミ卒業生もそれなりに社会に送り出され、その卒業生たちの経験も蓄積されたことで、今後このような現象も増えていくのだろう。某放送局では、アルバイトに行った学生が、そこで勤めている卒業生と言葉を交わすようになったという。この2人も面識がなかった。ゼミの現役と卒業生のつながりによって、現役学生が助けられる場面も、いずれ出てくると期待したいところだ。もちろん、放送を作った経験を持つ新旧の学生たちのつながりにも期待したい(敬和キャンパスレポ出身の学生の輩出は、まだまだこれからという段階だが)。

私個人というよりも、卒業生たちが相互に助け合ったり、後輩を引き上げたりといった雰囲気が、ゼミ卒業生の宴会などで作られていく。そういう理想にようやく近づいてきたのかもしれない。ただポストコロナ時代にそんな宴会が成立するのかという問題もある。

そしてようやくコミュニティが完成する頃には、教員が現役でなくなるときが来るのかな。そんな気もしてきた。

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