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FMピッカラといえば民謡の「三階節」(とは、知りませんでした):一戸信哉の「のへメモ」20220108

昨日1/7の敬和キャンパスレポ、いかがでしたか。以前に「のへメモ」に書いた「おとなりメディアレポ」の企画、無事スタートさせることができました。ご協力いただいた新潟産業大学放送部の皆さん、どうもありがとうございました。

この日の曲を選ぶのに、産業大学の地元柏崎市や、FMピッカラのことを調べていくうちに、いろいろ知らないことが出てきました。FMピッカラの語源を、そもそも考えたことがなかったのですが、柏崎発祥の民謡「三階節」の雷の音「ピッカラ」が起源なのだそうです。しかも曲名の読み方は「さんがいぶし」が正しいようなのですが、放送では「さんかいぶし」と読んでしまっています。

柏崎に本社のあるブルボンのお菓子「ピッカラ」も、同じ語源だということが、FAQに書いてあります。

放送では民謡風のものや、美空ひばりさんの歌ったバージョンはかけませんでした。この曲が全国的に有名になったのは、戦前の民謡歌手小唄勝太郎のレコードのようです。Spotifyでみつけました。

こうやってきいてみると、美空ひばりさんの歌もこれに比べるとだいぶ現代的ではあります。


放送に出てきますが、新潟産業大学放送部の橋本さんも、ピッカラの語源となったこの曲の一節「米山さんから雲が出た….ピッカラ… 」を知らなかったので、たぶん柏崎の若者にはあまり知られていないのではないかと思います(橋本さんは新潟市の出身なので、少し割り引いて考える必要があるかもしれませんが)。

とはいえ、「米山」は柏崎の皆さんが地元の山と位置づけているでしょうし、「三階節」についても、柏崎が発祥であるとして、「発祥の地」に石碑が建てられていることもわかりました。今度柏崎に行ったら、訪ねていってみたいと思います。

放送では、ザ・ピーナッツのバージョン、それから原信夫とシャープスアンドフラッツが尺八の山本邦山さんと共演したジャズバージョンをお届けしました。これらも新しいアレンジと言っても、半世紀ほど前の曲ですね。



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