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「こぼればなし」は案外難しい:一戸信哉の「のへメモ」 20211016

敬和学園大学の国際文化学科、情報メディアコースで、情報メディア関連の講義科目、実習を担当しています一戸信哉です。

エフエムしばた「敬和キャンパスレポ」を指導するようになって、2年が過ぎました。一緒に番組制作を始めた人たちのほとんどが卒業し、番組は次世代に引き継がれてきています。まもなく、番組当初から参加している人は、自分だけになることでしょう。もとより教員は、年齢的にはいつも「長老」なのですが、番組が長くなればなるほど、番組のことをよく知るという意味での「長老」になっていきますね。

現場で指導を続ける「長老」のメモ書きも、なにかの役に立つのであればと、「のへメモ」を始めてみます。だいたい以下のようなことを書いてみます。「メモ」なので、いつもは短く書く予定です。

- 企画案のネタバレメモ
- 新潟の話題のメモ
- 制作に関わる学生たちの活動に関するメモ
- ラジオや映像制作など「メディア」をめぐるメモ

今日は「こぼればなし」について。少し前から「敬和キャンパスレポからのお知らせ」の広報チームに、「編集後記」を書いてもらうようになりました。担当者の文章力アップと、番組のコンテンツも多面的に広げていこうという狙いです。

話してみたところ、「編集後記?なんですかそれ?」という反応だったので、とりあえず紹介する放送回の内容について書いてみて、あとはそれに関連する話題を自分から提供するのもチャレンジしてみほしいと、そんな話をしました。言われてみると、「編集後記」のようなところで、「こぼればなし」を書くのは案外難しいですね。全く関係ない話、読者や番組から遠い話を書くのもよくないかもしれないけど、番組の話をそのままなぞってみても、内容が本編と重複してしまうわけで、、、。というわけで、担当者が毎回番組やメルマガ本編との距離を探りつつ、いろいろトライをしてくれています。

ちょっと検索してみると、社内報担当者にむけて、どんなふうに「編集後記」を書くべきかという記事もありました。担当者は結構悩んでいるものなのかもしれないですね。


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